2017年7月15日 (土曜日)

脱ゴミ屋敷 (二)

 本とゴミの見分け方を発見しました。本棚にある本を手にとってみて、その本にこんもりとホコリがたまっていたなのなら、それは本に擬態したゴミです。

 一度読んだことあるし、名作だし、愛着もある、何よりも自分おもしろいと確信して手に入れたものばかり、でもでも、本の上、天と呼ばれる部分に、ホコリがたまっているということは、あなたも私も読んでいない、放置していたわけですよね、これからも放置され続ける可能性も高いよね。ゴミでないと言い切れるだろうか。

 何歳になっても文学青年、おもしろかった本は、いつかまた読みたい、2度、3度、読み返したい。ただ人生に、“いつか”がちっともこないのです。だから、捨てるのですが、そんな捨てた直後に限って、あの本が必要だということにもなりかねん。

 そんな万が一が、来てしまったら、その時は図書館に行って借りてくればいいんでやんす。運悪く図書館にない場合も、今はネットで簡単に手に入れられる(マーケットプレイスやヤフオクで)。

 それくらいは主も分かっている、それでもなお捨てられない人間の、心の問題。本を売ってしまったら……、毎日テレビを見ているような人たちのように、自分がつまらない、薄っぺらな人間になってしまうのではと、ひきこもりクリエーターは怯えるのです。

 根強い、ひきこもりゴミ信仰があるのです。ゴミの量に比例して、人間の中身も充実していく、「心の豊かなゴミ屋敷の主人」幻想が、無意識のうちにある。本あってこそのひきこもりという自負がある。知識と教養とゴミとは、セットなんです。一理あるでしょ、それでもやっぱりゴミ屋敷はゴミ屋敷。

 ゴミ屋敷の主が、クリエイターであるとは限らないどころか、可能性としては低い。そう言わざるをえない。ゴミ屋敷の主だから、新しいものを生み出す、なんてことはあまりない。なにひとつ生み出さないゴミ屋敷の主人が圧倒的多数なのです。

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タンスの上にはダンボールぎゅうぎゅう。
何が入っとるか、分からん。(@@)

<だらだら続く>

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2017年7月12日 (水曜日)

脱ゴミ屋敷 (一)

 ボトルシップ。

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 不思議だ、どうやって入ったんだ、船を作った後にガラス瓶をこしらえたのか? なんて子どもの頃は思ったものですが、別にこれは、種も仕掛けもなくて、暇を持てあました大人が、趣味として、ピンセットを使って、瓶の中で船の部品を組み立てるというオモチャ、プラモデル工作なのです。

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 ピンセットで部品をつまみ、組み立てていく、よく手がぷるぷる震えないなと感心しますのう。私にはできない、最初から最後までぷるぷるするしちゃうに決まっている。

 ひきこもりの住むゴミ屋敷もまた、ボトルシップなのです。六畳間に、ブックオフで買ってきた、108円のあれやこれやを、ひとつひとつ詰め込んで組み立てた、ゴミ船、ごみボトルシップなのです。

 30年ぶり? くらいに、部屋の畳替えをしました。その時に、畳の上にあるゴミをどかさなくてはいけませか。特に本棚が問題だ。本がぎゅうぎゅうにつまっていては、重すぎて、本棚を移動させることができない。本棚の中にあるものだけは、畳替えの日に合わせて移動させました。

 とんでもないことになったぞ。

 本棚にあるものをダンボールに詰めて、それを押し入れにいれたり、部屋の畳ではない床に積み上げていく、のですが、それはもう、積み上がる、積み上がる、例のアレになる、夕方のテレビでよくみる、ゴミ屋敷、そのものになるのでごさいます。

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 愕然とした。いつのまにか自分があの主のレベルに達していたとは。早く、早くゴミ屋敷の主をやめないと、取り返しがつかなくなる。捨てよう、と決心すると同時に、入り口がせまい、捨てるのは簡単ではない、ボトルシップだ、と気づいたのです。

<だらだら続く>

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2017年6月26日 (月曜日)

スーパーだるい・サウナ・至福

サ道の洗礼を受け、サウナ&水風呂に目醒めました。サウナさえ、あれば生きていける。

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 朝起きた気分は最悪だ。だるい、何もしたくない、目がしょぼょぼしてする、肩がこりまくっている、ならば、

 サウナに行きたまえ。サウナにはすべてがある。サウナだけが、スーパーだるいを打破できる。持てる力の全てを出し切って、一歩外へ出でよ。スーパー銭湯にたどり着け。

 サウナの基本、3セット。
1、サウナで蒸される。8~12分
2、水風呂に入る。1分くらい。水風呂必須!
3、休憩。(なるべく露天で外気にふれる)

 これで、痴呆老人と同じ、アルツハイマー級の恍惚が得られます。悩みがなくなる。

 スーパー銭湯には「寝ころび湯」というのがある。お湯がちょろちょろ流れていて、寝そべられるところなんだけど、なんでこんなものがあるのかというと、それは、サウナのための休憩所として、ユートピアとして存在しているのです。

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 サウナで蒸され、水風呂に入った後に、露天にある寝ころび湯で寝そべりたまえ。必至、スーパー爽やかになる。甲子園で優勝するのと同じレベルの幸福感を味わえる。メタボおやじが恍惚の表情で寝ているのには訳があったのです。

 サウナで、人生の勝利が確定する。サウナで、勝ち組。ととのえば勝ち。

 やがて合法覚醒剤モードがやってくる。目に見えるすべての景色の輪郭が、くっきりとする。空に浮かぶ雲をみて、美しさに、心から感動する。この星は最高だ、と気づく。

 仕上げは、軽くサウナに入り(6分くらい)、シャワーを浴びて出てくる。脱衣所の冷房を水風呂代わりに、上手にクールダウン。さらに休憩所の冷房でクールダウン。館内の冷房を、水風呂代わりに利用して、最後まで気を抜かず仕上げる。

 サウナ上がりには、食堂でラーメンを食べて、胃袋を温める。そのあとは熱いお茶と冷たいお茶を交互に飲み続け、水分補給でハイになる。

 「死にたい、死にたい」と心の中でつぶやいていたのに、気付けば、「至福、至福」とつぶやいている。し・ふ・く。週に2回はサウナに行きたい。サウナ愛好会もつくりたい。

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2017年3月10日 (金曜日)

良心がなければ、良心の呵責もない

 月刊ひきこもり名人といっていいくらい、更新頻度が落ちゃっている。理由のひとつは、体調が悪いからさ。ささいなことなんです、ひざが痛いとか、虫刺されが治らないとか、そのレベルの積み重ねにすぎない。だから心配には及ばん。

 良心がなければ、良心の呵責(かしゃく)もない。悪いことをしても、心は痛まない。罪悪感もない。世の中には良心がない人がいるんだ、ということを学んだ。良心のない人間なんていないという思い込みが、間違っていた。

 良心のない人間の良心に何を訴えても、それは無駄なことであった。方法論として間違っていた。反省しています。

 嘘や不誠実を指摘しても、何も感じないのです。良心のない人間は、問題点を直しません。問題点を指摘されれば、恥をかかされたと憤慨し、隠蔽することに精をだす。どうやって、ごまかすか。そのために努力する。ごまかせないならば、無視する。もしくは無理やり、正当化する。

 問題点を指摘され、過ちを直す、そんな人間は自分だけだと、良心がある人は知るべきだ。問題点を直さずに、そのままにしておくことこそ恥ずかしいと思うのは、あなたに良心があるからだ。それを相手に要求しても無理である。

 とりあえず書きなぐりメモ。良心がない問題については、またいつか書きましょう。むんむん。

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2016年12月30日 (金曜日)

かつちゃんの2016年をふりかえる

 誰よりも早く、誰よりも長い正月休みを満喫している、ひきこもりおじさんですよ。旧正月の1/28まで正月休みは続きます。かつちゃんの一年を振り返る、その前に教育機会確保法案成立について。

 残念ながら教育機会確保法案は、12/7に成立してしまいました。私はこの法案に反対というか、阻止のため、あれこれ一年半ほど右往左往としてまいりましたが、無念の成立です。

 いったい、これは、なんだ、ウルトラマンが怪獣に負けるようなものじゃないか、悪玉トリオがヤッターマンに勝利していいのか、など、古い昭和の価値観を持っているがゆえに、なかなか認めたくないものでしたが、しかたなし。勝ちか負けかと言えば、負けである。今はそう思って、しからば、では、さて、これからどうするかと、ぼんやりと思案しています。

 勉強になった、政治というのが身にしみた、強いほうが強い。うぶであった。政治家も官僚も取り込みのプロである。国から金をもらったらアウトである。委託事業、助成金は麻薬。餌付けされた鯉みたいに、国が撒いた委託事業にわっと集まり、口をパクパクさせるだけになる。推進派とは自民党と文科省のこと、彼らは市民の声は聞かないし、情報も開示しない。

 死のプロセスというのがある。キューブラー・ロス博士の五段階のプロセス。否認→怒り→取り引き(例えば神に祈りを捧げるからなんとかしてくれと頼むとか)→抑うつ→受容。私も教育機会確保法案に関して、このプロセスを歩んでいる。

 こんな悪い法律が成立するはずはない→自民党と文科省は許さん→なんとかならないものか→なんともならない→こんな悪い法律がなんで成立するなんておかしい。といった具合で、受容の直前で元の否認に戻るというのを繰り返しています。そのうちこのインケツな法律を、受容するときが来るはず。

 2016年を振り返る。ダイアリーを見ながらかつちゃんの一年を振り返りました。1月に希少なワンマンショー「パルレ学習会
祝!ひきこもりマイホーム完成記念!『名人に学ぶ 安心ひきこもり生活講座』」
をやりました。パルレでやるのは2回目。それ以外はやはり、教育機会確保法案阻止のための活動ばかりやっとりますた。院内集会もやった。4月に和歌山遠征。草刈り、田植えなど満喫。5月にも和歌山に行く。

 今年は何か忙しいなあと思っていたが、その要因は、週刊金曜日の連載「バラ色のひきこもり」全13回(もうすぐまとまってミニミニ電子書籍になります)のせいです。毎週締切りが攻めてくるので、図書館でじっとしている日々を3ヶ月ほど過ごしました。45歳にもなると、ちょっと書くことがなくなってきて、結構苦労しました。

 10月、和歌山。穴を掘っただけのバイオトイレ?を作る。最低のクオリティであるが完成だ。草刈りの時にノミに刺されまくって大変なことになった。現在も皮膚科に通っている、虫刺されのあとが治らないのです。その後また、教育機会確保法案が臨時国会で始まる、最後の仁義なき戦い、そして敗北。正月休み&忘年会。

 そんな一年でした。来年からは法案のことがなくなるから、少しはゆとりができるはず。自分のこと以外のことも振り返っておきましょう。

 献本紹介。おそくなってすみません。夕タン先生のよっちの本②。表紙のよっちの瞳の向こうには、電車の窓から見えるマウント富士があります。1巻に続いての、第2巻。これで、よっち全集が完成。家宝にします。わたくしのフェイバリット・マンガです。こうありたい、こういうユーモアがいい、と常に思っている、マンガですが文章を書く時にお手本にしております。法案がらみでギスギスしていてはいかん、と反省しながら読んでおりました。

book

 

「ひきこもり」経験の社会学 関水徹平さん。ネグリの帝国級の分厚いひきこもり研究本。ぜったいほめると誓った本ですから、絶賛するために読み込んでいるところです。感想はブログか、もしくは、ほかのどこかに書きます。

book

 2016年の最高のゲーム。ヴェスタリアサーガ。無料ダウンロードでパソコンでできる同人ゲームです。元フィアーエムブレムの自称・生みの親である加賀氏が作ったゲーム。歯ごたえありすぎのキてるゲーム。最近のファイアーエムブレムif、覚醒に憤慨している人は是非やって欲しい。R40指定のレトロ、シュミレーションRPGです。トラキア776、ベルウィックサーガの後継ゲーム。内容は、本隊よりも、無尽蔵に湧き出てくる増援部隊が怖ろしい。敵は倒すものとは限らない、無視して通り過ぎるしかない場面も多数ある。ゲームクリアするより、倒すのが難しい敵が中盤のマップにひょっこり立っていたりする。ゲームをするとは歴史の証人となり、語り継ぐこと、そう思う人は迷わずやりたまえ。お薦めマンモス。

 それでは、よいお年を。

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2016年12月 4日 (日曜日)

祝45回目のマッスルデー

 本日、マッスルデー。甥っ子から、誕生日プレゼントとして、来年のダイアリーを買ってもらいました。さんきゅー。

プレゼント

 一緒に百貨店に買物に行ったのですが、そこで「おじの歩き方が、ナマケモノみたいで怖い」と注意を受けました。自分がどういう歩き方をしているのか、自分では見ることが出来ないので、なんともできないのですが、45歳の目標として、人間みたいに歩けるようになることを目指してがんばりますぞ。

歩き方

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2016年9月 1日 (木曜日)

アル中ハッピーアワー

 ファミリーレストランが、売り上げを伸ばすために導入しているのが、平日夕方ビールが半額になるハッピーアワーです。ランチタイムとディナータイムの谷間の時間にお客を呼びこもうという作戦です。。

 だから四時前になると、どこからともなくアル中の爺さんたちが、わらわらとファミレスにやってきて、もう待ちきれないって感じでさ。座るなり「ビール!」ですよ。

 なぜ爺さんはあんなに店員に話しかけるのか。メニューの写真と、実際に来た料理のわずかな違いに驚き、楽しそうに、落語家口調で、いちいち指摘して、盛り上がっている。お薦めの料理の説明をうなづきながらよく聞いて、どうしようかな~、なんて店員に相談している。結局注文する。ビール飲みながらずっとしゃべり続け、あまったポテトプライを隣に座っていた私にくれる。

 そんな爺さんが何人もいる。アル中ハッピーアワー。それなりに注文しているから、お店の経営者にとってもハッピーかもしれん。だが、ドリンクバーと日替わりランチで延々とねばりながら、ねちねち原稿を書いている私にとっては暗黒時間。爺さん、耳が遠いから声がでかい、アル中は言うことがいちいち芝居じみて気になってしょうがない。もう無理と、最近はずっと図書館に行って、悶々と原稿を書いている。図書館は静かで、無料だ、世界一だ。

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2016年7月 3日 (日曜日)

何にもしていなのに忙しい気がするのはなぜだろう イベントなどの告知3つ

 禁酒がブームだ、と言った舌の根も乾かぬうちに、梨味のチューハイがブームになってしまいました。夏限定の梨味(洋梨ではない和梨ですぞ)、ふとコンビニ手にとって、まあ今日くらい、まあ今日くらいと、二回も飲んでしまった。

Chuhai

 意志が弱いんじゃない、ないんだ、と挫折感でいっぱいです。日々、高い目標を掲げては、挫折する。向上心はあるけど、実践しない。まっとうな人間になりたい。

もろもろの告知3つです。

①布団の中のアーティスト2016 7/8
〜ひき大将 湘南で演ってみた〜
・会場 藤沢新堀ギターライブ館地下1階LiveHauseN
・日にち2016 7/8(金)
・開場 17時    開演  18時 
終演 19時30分
・入場料 無料
・イベント後の懇親会参加費 500円
・プログラム概要
生き辛さを感じてる人達の
パフォーマンス、絵などの出展、詩を募集して哲生が曲を付け歌う、等
http://blog.livedoor.jp/futon0405/

↑哲生さんがやっているイベント。企画がこけていなければ、募集したひきこもり川柳の発表をするはず。私が講評をする係になっています。あいつ本を出してるから、川柳のことも分かるだろうという、誰かの思い違いから、抜擢されたのです。でもよく考えてくだい、このブログに一度でも川柳を書いたことがありますか、五七五で一句詠んだことがありますか。

 イメージは、ひきもこり川柳っぽい男ですが、実は川柳とか俳句が苦手なのです。おーいお茶に書かれているサラリーマン川柳も、文人(無職)の自分とは関係ないことと思って読んでいません。でもがんばるよ。俺はやるよ。川柳はよく知らないけど、ひきこもりは知り抜いておりますから。

②STOP! 教育機会確保法案
2016 夏の陣

7.16(土) 18:00~20:30
@千駄ヶ谷区民会館

〈話題提供者〉
石井小夜子(弁護士)
石川憲彦(児童精神科医)
金井利之(東京大学教授・行政学)

資料代 500円(不登校・ひきこもり当事者は無料)
http://150909.jimdo.com/

↑参議院選挙終了後の第一弾、ぶっとばせ教育機会確保法案、夏の陣です。選挙結果がわからなければ語りたくても語れない、あの法案に関する作戦会議です。不登校対策を推進するあの党やあの議員はどうなったのか? その結果、今後どうなるのか。臨時国会で成立を目指すアイツらに、どう対処するか、考えるイベントです。現在予約は1名ということですが……大丈夫なのか

 気づいていないかたもいるかもしれませんが、今までSEALsのようにやっていきたいと努力してきました。でも無理だということで、デザイン一新、「ありのままデザイン」を採用です。皆さん、この手書きチラシ(びら)をダウンロード&コピーして宣伝してください。

0716

③週刊金曜日でコラム連載開始しました。タイトルは、バラ色のひきこもり。7/1号から13回の予定です。いつもの、ひきこもりよもやま話ですが、法案にばかり関わっていたので、人間味ある文章を書くのに苦労しております。ひきこもりヒューマニズムよ、俺に戻ってこい。

Kinyobi

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2016年6月27日 (月曜日)

ツイート&ブログ ひきこもり名人近況報告

 ツイッターとブログをひとつにまとめたい。分散していたものをまとめれば更新が増える。そこで、しばらくブログの文字数を140文字以内にします。気楽 に、つぶやくように、毎日ブロクを更新できる。そういうひきこもり実験を今日から始めます。最近の私のブームは限定禁酒。自分の家で酒はのまん。

Sake

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2016年5月30日 (月曜日)

よう日本人

 よう日本人、俺だよ。一ヶ月ぶりのブログ更新です。ひきこもりのブログの更新が途絶えると、(生存報告の意味合いもありますから)、もしかしたらアイツ、と心配させてしまうことがあります、ごめんなさい、これからはこまめに更新するよう心がけます。私は元気です。

 一ヶ月間なにをしていたのか。和歌山に行く→怠ける→和歌山に行く→怠ける、を繰り返していました。車で片道12時間かけて和歌山に行って返ってくると、疲れもあって、生来の怠け根性が湧き出てきます。ブログも書かくなるわけです。

 でもそれも昨日まで。今日から本気をだします。かれこれ五年くらい本気を出してなかったけど、今日から本気だします。以下、和歌山よもやま覚え書きメモ。

【第一話 4/24から5/8まで共育学舎に行ってきた
 半年ぶりに訪れた和歌山で私は何をしていたのか。小屋は完成している。次にやることはバイオトイレをつくること、その次は井戸を掘ること。と、分かってはいるのですが、果たしてそれがひきこもり名人のやることなのだろうか、まるでDIY好きのホームセンターおじさんじゃないか。本来やるべきことは次の本を書くことなのではないのか…。

 働いてる場合じゃない。托鉢のお椀ひとつで生きていくんだ。あの尊いお方も、そうしていたじゃないか。自分が食べる分は自分で作る、そんな立派な生き方は在家の皆さんにおまかせして、ひきこもり出家者である私は在家の道を絶ち、悟りを開くべく、小屋にこもって修行をしよう。

 よし、いっちょ俺の100%を見せてやる。いつか本気を出すぞ、明日からがんばるぞと、日本一焦燥感にかられたひきこもり男子が、スラムの小屋にパソコンを持ち込み、ダンボールの箱を机代わりに、いざひきこもり経典の執筆を始めたのです。

 しかしどういうわけか、私という人間の恐ろしさで、小屋が涼しくて快適なこともあり、更に共育学舎にいる子どもたちが、小屋で寝泊まりしよう、と持ち込んだ布団が小屋においてあったのです。小屋と布団。ずっとパソコンの画面を見ていても、いいアイディアが浮かぶわけでもないですから、ちょっとだけと、ごろんと布団のうえに横になる。はっと気が付くと二時間くらいたっていた。怠けたら、ゲバ棒でぶっ叩いてくれるような、番人がほしい。

 
【第二話 熊野新しい学校】
 共育学舎ではじまった、新たなプロジョクト、「熊野新しい学校」。旧木造校舎を利用して、ひらかれているフリースクールです。なぜだろう、私の行く先々に、フリースクールが待ち構えている。でも私も興味がありますから、じっくり観察しておりました。

 共育学舎でやっているフリースクールは、どんな感じだとよく聞かれますので答えておきますと、ようするに、朝8時半から夕方4時まで「休み時間」をやっています。世界共通、世代共通のあの休み時間です。

 生徒は5人。三人兄妹(兄、妹、三女)と、三枝家の坊っちゃんと、中学生、で5人。中学生は週に一回パンを習いに来るだけなので、レギュラー生徒は4人となります。火曜日から土曜日まで週5日。、しかし学校が休みの日も、三人兄妹は遊びに来るので、週7日のフリースクールにしか見えません。

【第三話 熊野新しい学校Ⅱ】

 私は、子どもたちから「勝丼さん」と呼ばれております。ほかにもいろんな呼ばれ方があるのですが、だいたい勝丼です。私が子どもたちと何をしているかというと、あんまり何もしていない。人気がない。ボランティアで来ていた中学生女子なんて、子どもたちからひっぱりダコで、たいそう人気がありました。

 そんな勝丼さんの人気のなさに、ちょっと危機感を覚えていたのですが、ようやく土曜日の午後三時頃になって、三人兄妹の真ん中の女の子が、「スラムに行きたい!」と言い始めたのです。私の小屋が建っている、あのスラムです。俗な表現は使いたくないのですが、

「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

 ですよ。これ以外のなにものはありません。彼女が「スラム行きたい人」を校舎内で集めて、みんなでスラムに行く。小屋へ行き、川遊びをするのです。出番ですよ、勝丼さんの出番ですよう。【続く】

和歌山

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