2017年2月23日 (木曜日)

【教育機会確保法】基本指針の検討会議開催について

 教育機会確保法案の基本指針を決めるにあたって、検討会議を開き、参考までに識者の話を聞くという。

 でも聞くべきは、子どもの声なんじゃないのか。義務教育の場合、教育を受ける権利を持っているのは子どもだから、主権者である子どもを呼んで、意見をきかないとだめなんじゃないか。

 法律を作るときもそうだったが、成立した後も残念ながら、子どもを排除している。あと保護者と関心のある市民も排除している。キープ・オン・排除ですよ。



 法案成立後、腑に落ちない点がある。なぜ国と民間の団体との連携なのか? 国と子どもの連携の間違いじゃないかのか。国と民間団体が連携したら、談合でしょ。癒着じゃない。

 子どもに権利がなさすぎる。識者か民間の団体を通じてでないと、子どもの声は伝わらない。識者と民間団体が「関所」になっていて、子どもの声を締め出している。意に沿うものだけしか、関所を通過できない。

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2016年12月 6日 (火曜日)

本日、参議院文部科学委員会に傍聴に行ってきました。その感想。民進党と教育機会確保法案

 今さっき、家に帰ってきました。メモ代わりに、ブログに今日の感想を書いておきます。またまた国会審議の傍聴に国会に行ってきました。今度は参議院です。不登校対策こと、教育機会確保法案の審議&採決です。ネットでもその様子が見れますよ。以下のサイトで検索してみてください。

http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/
開会日:2016年12月6日
収録時間:約1時間19分
会議名:文教科学委員会

 私の目的は、こんなひどい法案を応援しているやつらが、どんな面をしているのか、この目で見てみたいという、目的でもなんでもないが、まあ今となっては、それくらいしかやることがねえですよ。

 委員会の審議、ネットの映像を見て、あれ? っと思う人がいると思うので、歴史の証人として、素人ですが、少し説明したいと思う。

 民進党に質疑についてです。民進党は、この教育機会確保法案に「賛成」なのです。なのに神本美恵子議員(民進党)及び、民進党推薦の外部参考人桜井智恵子さんは、あきらかにこの法案に反対なのです。

 なぜか。それは民進党の中に、個人としては反対の人はいるから。でも党内では賛成派が多数なので、民進党は賛成なのです。さらに党議拘束がかかっており、民進党議員は採決で反対することができない、すれば除名され、離党しなければならなくなります。

 この法案に附帯決議をつけたのは、民進党です。附帯決議とは何か。私もよく分かっていないのですが、辞書を調べてみると、法律上の効果はない、法案に対する「希望意見の表明」というものです。政府はこれを尊重しなければいけないそうですが、従う必要はない。尊重さえすればいいとも言える。

 附帯決議はある意味、法案を少しでも良くしようとするための、改善要求であったり、このように配慮してほしいというお願い、そんなものが書いてあるものなのですが、いかがなものでしょうか。

 超党派の議員立法で、なぜこんなものが付くのか。附帯決議なんかじゃなくて、法案そのものを良くすればいいじゃないか。法案そのものを改善すればいいじゃないか。配慮して欲しいという希望ではなく、配慮された法案をつくるのが超党派の議員立法じゃないか。

 自民党と文科省が、公明党と維新を引き連れて、悪い法案をつくるのは、これは当然である。TPPしかり、カジノ法案しかり。沖縄をいじめ、議員はワイロ。悪の軍団が、悪い法案を通そうする、それはもうわかりきっている。しかし、超党派で何をやっとるんですか。

 民進党がわからない。右手で自民党と一緒にひどい法案を書き、左手では改善配慮を求める附帯決議を書く、このような精神分裂作業をしている。これではたぶん、この法案に賛成しいる人にも、反対している人にも、悪い印象しか与えないだろう。神本議員も法案の問題点を指摘してくれたし、参考人を呼んだりといろいろがんばってくれた。院内集会、勉強会といろいろしてくれた。でもやはり最後の採決では賛成に手をあげるのです。党議拘束、党の方針と分かっていても、やはり人情としては割りきれないものがある。

 民進党のなかに個人として支持する議員はいる、が、もう民進党という政党自体を応援する必要はないんじゃないかと感じた。民進党の中身を、自民党寄りではなく、野党寄りに変える必要があるが、それは党員でない自分にはできないことだからさ。

 今回の、不登校対策法案で、問題点を指摘して反対してくれたのは、党としては、共産党、社民党、自由党(途中から)。個人としては、民進党の一部の議員です。

 と、締めの文章を書こうとしたが、実はまだ教育機会確保法案は、成立していない。あとは本会議で、きわめて形式的に、多数決をとって決める。賛成の諸君は起立を! なんて議長が言って、成立となります。それがいつかは分からない。明日かもしれない。なんとかならんですかのう。

修正、追伸を削除。神本議員は文教科学委員でした。

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2016年11月26日 (土曜日)

不登校運動の敗北 2

 教育機会確保法案が、24日の参議院で成立するだろうと書いたけど、29日の参議院に延びた。でも延びたからといって、廃案の可能性が高まったというわけではない(残念だ! 無念だ)。

 私からのおすそ分け。たぶんほとんどの人が見なかったであろう、ネット生放送番組、abemaプライムというのが録画できたので、ここに貼り付けておく。俺たちの池田賢市先生が出ているよ。孤軍奮闘する、ひとり赤穂浪士、池田先生の死に様をとくとご覧あれ。

 ただネチッと一言いわせてもらえるのならば、尾木ママこと、尾木直樹さん、嘘をつくのはやめてくれませんか。この法案に、経済支援するなんて書いてない。お金は出ないよ。学校に行っていないというだけで、不登校児と定義され、学校から排除される法案。差別された子どもをつくりだし、受け入れ施設に通わせるだけ。しかも受け入れ施設の、目的は学校復帰なんだぞ。

 これを見ていると、法案の内容を知って話をしているのは池田先生だけというの、なんとも悲しい。


 
 人間観察的な視点からの感想。こうなったらいいな、という人間の欲望は、正しくものごとを見る目を失わせるんだなというのを、さくらんぼ学園の人を見ていて思った。私もお金がなくて困りきっていた時は、道に落ちている、ガムか飴かわからない、それをつつむ銀紙が500円玉に見えた、喜んでしゃがんで拾おうとして、銀紙を手に取り、我に返り、自分の心の貧しさに絶望したものです。

 賛成派(?)イベントについての感想。「不登校は問題行動ではない」なんて、当たり前だ。学校にいくも、いかないも自由なのです。教育を受ける権利を行使する、しないという自由があるだけ。そこに賛成派も反対派もない。

 彼らは何に賛成しているのか。彼ら賛成派と呼ばれる人たちは、自民&文科省の、つまり国の教育方針、不登校対策に賛成しているのです。教育確保法案を成立させて何をしようとしているのか、

  今の学校の現状の是認、
   不登校児(!)の定義、
    定義された特殊な子どもを受け入れ先へ分離、
     営利目的の業者の参入を認める、
      適切な学習かどうかは国が決める、自由な教育はない、
       教育を受ける権利を、教育を受ける条件に変える。

 それはいかん、と私は思うのですが、また同じようなことを書いてしまいましたね。失礼しました。

 法案は成立しそうだ、だけど私は諦めてないぞ。まだ3日くらいある、FAXくらいおくれる、楽しくやろう、絶望するな、どーんといこう、では失敬。
\( ‘ jjj ’ )/

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2016年11月20日 (日曜日)

不登校運動の敗北 1

 イベントの告知も兼ねて、書きなぐりメモ。いつも以上に、まとまりもなく、日本語も変だけど許してくれい。

 18日、衆議院の文部科学委員会の傍聴に行ってきました。衆議院の文部科学委員会で不登校法案こと教育機会確保法案が審議されるというので見に行った。勉強になった。そのなかから、いくつか気になった点があったので紹介したい。

↓以下のサイトで当日の様子が見れます。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&media_type=&deli_id=46211&time=

 民進党の寺田学議員の質疑に注目、50:51あたりからの発言です。これが東京シューレの奥地圭子さんが子どもたちを議員会館に連れて行ってやっているロビー活動と、瓜二つなのです。要するに文科大臣に「学校を休んでいいと言ってください」とお願いするというパフォーマンス。

 動画を見るのが億劫な人のために、おぼろげな文字起こし(省略してある)。大体こんなやり取り。

寺田学議員 
「死を覚悟するくらいなら学校なんて行かなくていいんですよと、大臣がこういう気持ちを持っていただけるだけで、どれくらいの子どもたちが救われるかわからないと思うんでよね。
 大臣にお伺いしたいのですが、学校に行くのは辛いから死ぬ、と思うくらいだったら、学校なんていかなくていいよと、私は考えているのですが、どう思われますか?」

松野文科大臣
「なによりも命が尊重されるということは、当然のことであると考えております」

 以上で終了。文科大臣の華麗なるスルーです。それにしても、自分の生き死にを文科大臣に預けるという、その奴隷根性はどこから生まれるのか。

 奴隷がその主人に「旦那様、どうか休みを与えてください」と頼んでいるのと同じじゃないか。寺田、お前は自分の頭を踏みつけている人に、どうか足をどけてくださいと頼むのか。

 こんなこと言っているとガンジーでもキレるぞ。「インドが独立してもいいよって、言ってください」と大英帝国にお願いするようなものだろ。こんな事言っていると、キング牧師やマルコムXにゲバ棒でボコボコにされるぞ。「黒人にも人権があるよ、って言ってください」と白人にお願いするようなものだろ。

 助けてください、休んでいいよと言ってくださいと頼む、その文科大臣こそ、自分たちを苦しめている、張本人じゃないか。それに、助けてくれだの、休ませてくれだのと、いったいどういう教育を受けてきたんだ。おとなしく従っていれば、相手も悪いようにはしないはず、と思っているとしたら大間違いだぞ。

 と憤慨したところで、法案は粛々と可決されていく。傍聴席には人がいっぱいでした。奥地圭子さんと、その子分たちも来ていた。率先して強いものに媚びることで、自分だけは助かろうとする、そういう人間のことをアンクル・トムっていうんだ。傍聴席はアンクル・トムがたくさんいた。こいつらが不登校運動が獲得してきた権利を、委託事業というかたちの助成金と引き換えに、売り払ったのです。

 長くなったので、とりあえずこれまで。教育機会確保法案がなにがどうダメなのかは散々書いてきた。でも、24日の参議院で成立しそう。その前日の23日に、おそらく成立前の最後になるであろう、イベントをやります。最後に言い残しのないようにいうべきことを言って、たくさんの反対があったという証を残したい。まだ成立したわけではないので、諦めてはいないが、客観的に見れば、やはり成立しそうな流れです。

11・23
STOP! 教育機会確保法案
緊急大反対集会🐼

日時:11月23日(水曜日・祝日)13時30分~16時30分
場所:日本教育会館(最寄り駅:地下鉄神保町、竹橋、九段下)
http://www.jec.or.jp/koutuu/
参加費:500円(不登校・ひきこもり当事者無料)

国会の中の多数の人たちが11月中に成立させようとしている
「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律(案)」。
子どもを学校に行っている子と学校に行っていない子に分類し、
個人の状況や能力に応じて違う場所での教育機会を確保する。
それが不登校の子どもを救済して支援するためだというけれど、
人を分けることで差別が生まれるというのは、すでに歴史が証明してきた。
能力のあるなしで人の価値を測って、
教育を受けていないことが差別の対象とされる社会状況がすでにある。
この法律は、いま以上に社会を息苦しくする。

誰もが安心して居られる学校にすることを40年近く放棄したまま、
子どもの声は1%も聞かれないまま、特定の子どもへの差別を根拠づける法律ができていく。
これはだれが望んだことなのか?
このまま成立させるの? よくないよ。
疑問に思う人、慎重に議論してほしい人、成立反対の人、廃案を望む人etc.
ぜひ、ご参集ください!!!

〈話す人〉
池田賢市/中央大学教授、内田良子/子ども相談室モモの部屋 、金井利之/東京大学教授 

高木千恵子/障害児を普通学校へ全国連絡会、 中島浩籌/日本社会臨床学会 、山田真/小児科医 ほか交渉中

学校に行かなかったことのある人(不登校経験者)
伊藤書佳、和田葉月、橋本真希子、比嘉裕子  ほか交渉中

学校に行かなかったことのある人の親(不登校経験者の親)
交渉中

メッセージで参加してくれる人
加藤彰彦 沖縄大学
嶺井正也 専修大学・公教育計画学会
石井小夜子 弁護士

司会
勝山実/ひきこもり名人
伊藤書佳/いけふくろうの会
http://150909.jimdo.com

大臣

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2016年10月 8日 (土曜日)

政治資金パーティーとフリースクール #不登校

 前にも書いたが、政治資金の白紙領収書が話題になっているようなので改めて。政治資金パーティーとは、政党や政治団体などが政治活動資金の調達手段を目的として開催されるパーティーのこと。こんな薄汚いモノに、非営利団体である、貧乏フリースクールが関係するわけない、と思っていたが、間違いだった。ずぶずぶの関係だった。喜々として政治資金パーティーに参加していることが発覚したのは、2015年の11月のことです。

「多様な学び保障法を実現する会」のメンバー

 度肝を抜く一枚の写真をブログに発見。馳浩議員(当時・文科大臣)と仲間たち。「多様な学び保障法を実現する会」のメンバーとの説明がありますから人違いではありません。子どもに寄り添わず、権力に擦り寄っていたのです。東京インターハイスクールというフリースクールのブログに載っています。

 馳浩議員のブログ、はせ日記の11/9の記事に当日のことが書かれています。18時00分、キャピタル東急ホテル一階鳳凰の間、「馳浩国会議員在職20周年記念政経セミナー&出版記念パーティ」と。確かにおこなわれている。やはりその時の写真なのです。

 ひょっとしたら政治資金パーティーではなく、目的はただ、金屏風を愛する者の集い、だったかも知れない、その可能性もあるかなーなんて思ってはいなかったですが、断定は保留していました。しかし確定した。平成28年10月17日(月) 午後6時30分よりザ・キャピトルホテル東急 1F「鳳凰」で政治金パーティーの開催のお知らせが、馳浩議員の公式サイトにどーんと告知されいています。毎年やっているシリーズ物だったのです。

 参加費、20000円。政治家が金を集めて、白紙の領収書を切り、裏金をつくるのです。その一役を担うのが、フリースクールの、教育機会確保法案に賛成している連中のなのです。

 とりあえず忘れないように、急いで書いた。誤字脱字あると思いますが、とりあえずメモとして書きちらしておく。

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2016年9月19日 (月曜日)

役立つ情報 関東にある0円フリースクール

 9月1日に子どもの自殺が多いということで、8月の後半から、いくつかのフリースクールがキャンペーンをやっている。その内容のほとんどが、無料相談とか無料体験というもの。

 でも、相談と体験が無料でも、実際通うとなるとお金がかかるのです。経済的に余裕のない家庭の子どもは何一つ解決しないのでは……と思っていたが、あそこがあった。川崎にある、日和見主義のテキ屋のおじさんが代表の、あのフリースクールなら、完全に無料じゃないか。今だけではなく、ずっと無料でやっている。しかも無料なのに、有料のところよりも設備がいい。川崎市の行政と組んでいるので、あれだけ設備が豪華なのです。

 神奈川、東京、千葉、埼玉に住んでいる人なら最初の選択肢に入れるべき、フリースクールが、「フリースペースえん」です。

 ちょっとややこしいのが、「川崎市子ども夢パーク」という公園とアスレチックランドを合わさったようなところの敷地内にあるフリースペースです。運営しているのは「NPO法人フリースペースたまりば」、ここもちょっとややこしい。フリースペースたまりばが、「フリースペースえん」を運営しているのです。

 私も一回見学にいったけど、間違いなく設備はナンバーワン、それなのに無料、関東最強のフリースペース(フリースクール)です。不登校業界では常識でも、一般には知られてないかもしれないので、ここに書いておく。新聞やテレビでも、フリースペースえんが紹介されないのは、多分入学希望者が多くて順番待ちだからだろう。取材を断っているんじゃないかな。テレビや新聞では、人気がなくて、がらがらで、いつも募集ばっかりしているフリースクールが紹介されるから、注意しないと、何事もインターネットで調べることが大事です。

 具体的に例をあげて比べてみよう。仮に、3年間フリースクールに通ったとする、入学金、月会費が、

 フリースペースえんの場合 →0円
 東京シューレの場合  →181万6120円

 と、これくらい差がでる。下村博文元文科大臣が視察したのがフリースクールえん、安倍総理が視察したかのが東京シューレ。政治的な立場にそれほど違いはない(※ただし、議員会館内を子どもを連れ回してロビー活動をしているのは東京シューレだけ)。委託事業という形で助成金を受けて運営している点は同じ。それなのに、値段と設備にこれだけ差がある。

 夢パークは子どもならいつでも入れる、一度見に行ってみればいい。見学・説明会も定期的にやっていて、次は10月15日(土)。どうよ、役に立つ情報じゃないの。

えん

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2016年6月 1日 (水曜日)

腐った肉を売る方法 5/31 超党派フリースクール等議連連盟・夜間中学等義務教育拡充議員連盟合同総会 動画ほぼノーカット版

 なぜフリースクールと夜間中学の合同議連なのか。なぜ、ふたつでひとつの法案でないといけないのか。私なりに考えた結果、これはよく例えで使われる、「腐った肉を売る方法」のやり口なんじゃないかと思えてきた。

 腐った肉の売る方法。腐った肉を買うやつなんていないはずだが、実は買わせる方法がある。それは新鮮な肉とまぜて、ハンバーグにして売るのです。そうすれば客は、腐った肉にお金を払う。

 不登校対策という腐った肉だけでは法案は通らないので、夜間中学という新鮮な肉をまぜて、不登校対策と夜間中学とのハンバーグ法案をでっちあげ、成立させようという作戦とみた。どうよ。

 ひさしぶりの例の法案に関するご報告。かつて多様な教育機会確保法案とよばれ、現在は不登校対策法案とか、フリースクール法案(条文にフリースクールの文字はないが)とか呼ばれている「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律案」についてです。

 約一ヶ月前に、悲報として、法案は成立してしまうと書きましたが、その後いろいろあって、結局今国会での成立はなくなりました。なぜ、どうしての部分を書くと長くなるので、「不登校・ひきこもりを考える当事者と親の会 ネットワーク」のブログへのリンクを貼っておきます。それを読めば、この一ヶ月の動きがわかる。

【5/18】まさかの展開。
5月18日の衆議院文部科学委員会での「不登校対策法案」の審議が行われないことになりました

【5/19~】推進派(奥地圭子グループ)による巻き返しが始まる。
不登校対策法案の本国会での短期間審議と採決の可能性があり、予断を許しません

【5/24】でもやっぱり審議されないことに決まる。
「不登校対策法案」は今国会の衆議院文部科学委員会で審議されないことになりました



 そしておまたせ最新報告。5/31におこなわれた合同総会。その動画をアップしましたので、興味ある(けど排除されている)方は是非ご覧ください。関係団体以外、知ることも、見ることもできない、議員会館の、せまい会議室でおこなわれる隠蔽総会です。一般市民は入れませんが、報道関係者にはオープンになっています、フリーランスでも入り口で名刺を渡せば入れます。みんなもフリージャーナリストになって取材しよう。

 総会と名はついていますが、内容は今国会で法案が成立しなかったことを業界利益団体にお詫びする会であり、次の臨時国会では必ず成立させますという推進派の出陣式でありました。時間にして18分。「法案がなくてもできることはする」と馳大臣は息巻いおりましたが、なら超党派なんてぬるいことしてないで、とっとと予算つけてやることをやれよ。多数与党なんだから、なんだってできるはずだろ、って元・体罰教師に言ってやりたい。


↑画面がぐらぐら揺れて見にくいです。すみません。m(_ _)m

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2016年4月28日 (木曜日)

【悲報】不登校版アパルトヘイト 自民党、公明党、民進党が賛成  4/28超党派フリースクール等議連連盟・夜間中学等義務教育拡充議員連盟合同総会 音声ファィルほぼノーカット版

 連休明けに国会に提出されるという。附帯決議を民進党がつけるらしい? が、超党派の議員立法なら、よく議論し、きちんとまとめて、法案そのものを修正 してから、提出するべきだ。附帯決議をつけること自体、まとも議論をせずに急ごしらえで法案をつくっている証拠。まともな法案ではない。もはや何を言って も愚痴にしかならないが、あえて愚痴を書く。

 この法案が成立してしまえば、フリースクールなんて、インディアン居留地のようなものにな る。差別され、排除された者の行き先でしかない。多様な居留地が用意され、ひとつは適応指導教室(教育支援センター)、もうひとつは不登校の特例学校です。 そこのどこにも行けない不居留地児は、家庭で通信教材を勉強させられることになるだろう。

 学校以外の場(居留地)で、「学校教育」をやらせる。学校に来ない人にも、国にとって「適切な学習」をさせられることになる。

 *

 フリースクール自殺法案の立役者。私が選ぶA級戦犯を発表しましょう、奥地圭子(東京シューレ)、喜多明人(早稲田大学)、亀田徹(文科省)、の三人。全員有罪。あの世で神様に謝ってきて欲しい。不登校運動の歴史に、戸塚宏、稲村博士レベルの汚点を残した。

戦犯

  奥地圭子さんは、民進党のヒアリングでずうずうしくも「私も当事者だ」とおっしゃっておりましたが…、だからなんだというのですか。だからといってフリースクールに関係していない当事者が排除されていることに、変わりはない。それが奥地さんが特別扱いされ ていいという理由にならない。

 *

 東京シューレに通っている子どもも当事者である、だからといってフリースクールに通っていない不登校の子どもを法案づくりから排除してよいという理由にはならない。

 東京シューレに子どもを通わせている保護者も当事者である、でもだからといってフリースクールに子どもを通わせていない保護者を法案づくりから排除していいという理由にはならない。

 *

  奥地さんは、東京シューレの子どもや保護者をつれて、「当事者でございます」と、議員まわりをしていました。フリースクールに通っいる子どもは不登校全体の 3.5%、その特別な当事者を、不登校全体の代表のように見せかけているところにインチキがある。かってにお前たちで決めるな、96.5パーセントの当事者の声を盗むな。奥地さんにはこれからは、正直に名乗っていただきたい、「私たちはフリースクールと関係の深い、3.5パーセントの当事者です」と。

 以下、いつも通りの音声ファイルです。

↑合同総会の音声ファィル

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2016年3月21日 (月曜日)

3/23院内集会やるよう\( ‘ jjj ’ )/&今更ですが3/11超党派フリースクール等議連連盟・夜間中学等義務教育拡充議員連盟合同総会 音声ファィルほぼノーカット版 多様な(き)教育

 院内集会やるよー。金井先生が来るよー。クリックするとイベント告知ページに飛びます。

無事終了。ありがとうございました。
2016年 3月23日(水) 16時45分~18時半
会 場 参議院議員会館 B107会議室             
(最寄り駅 永田町、国会議事堂前、溜池山王)
参加費 無料
定 員 78名

  いよいよ最終局面。11日の合同総会の意見を踏まえた最終条文が3/14にできたはずですが、公表しないそうです。堂々たる密室法案なのですよ。

 超党派というのが怖ろしい。あとあと、こんなはずじやなかったとなったときに、「超党派でつくった」「みんな賛成だった」と言い訳して、自公は責任から逃れられる。

 権利なんだから、行使するも行使しないも自由。その自由がなくなる。推進派の人(文科省など)はこの法案によって、教育を受ける権利を、実質的に「教育を受ける義務」に変えたいのです。不登校の子どもに、学習活動を強制したいのです。そのための法案。私はあらためて白紙撤回を要求します。


以下↓おなじみの資料です。音が悪いというか、小さいうえに、雑音が入りすぎている。それでも聞きたいという、マニアの方へ、。どうぞ。 

↑2016/03/11合同総会の音声ファィル(音が小さくて聞きづらくてごめんなさい)

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2016年3月 5日 (土曜日)

ついに不登校が法律で定義された! 2016年3月4日 超党派フリースクール等議連連盟・夜間中学等義務教育拡充議員連盟合同総会 音声ファィルほぼノーカット版+当日配られた全資料 多様な(き)教育

 超党派の議員と一部の関係者の協議だけでつくられている、多様なき教育機会確保法こと、「義務教育の段階における普通教育に相当する教育機会の確保等に関する法律案」。3月4日の合同総会で新条文(未定稿)が発表されました。いよいよ最終段階です。発表されたといっても、すべての資料を手にできるのは、特別扱いのあいつらばかり、以下は私から、排除されている市民のみなさんへのごちそうですよ。

当日配られた全資料①(プログラム、図、条文) PDFダウンロード

当日配られた全資料②(修正点) PDFダウンロード




↑合同総会の音声ファィル(雑音がひどく聞きづらくてごめんなさい。特に前半)

 さて、法案の中身ですが、不登校が定義されている! というところが目につきます。そのほかにも、まだまだ問題点がありそうですが、まだよく読みこんでいないので、内容についてはのちのち語りましょう。

 でもせっかくだから、よもやま話というか、法案の反対運動のお手伝いをしてきて、今まで感じたことをつらつらと書こう。

 この多様なき教育機会確保法案というのは、知りたくても知ることことのできない、隠蔽されっぱなしの法案でした。法案は議員と一部の関係団体(主に東京シューレ)以外、見ることができない。密室で作成され、途中経過は一切開示されない。ニュースで新しい法案(骨子案)が発表されたと報じられても、一般市民はそれを見ることはできません。

 法案づくりからの排除。では誰が排除されたのか。当事者である子ども。不登校の子どもをもつ保護者。この法案に関心を持つ市民、そのすべてが法案づくりから排除されている。

 法案づくりは昨年の2月から始まったと言われるが(?)、最初の一年は完璧に排除されていたでしょ、知る権利ゼロ、発言権ゼロ。今年の2月になって、この法案が上程される寸前になって、法案に反対している一つの団体の代表ひとりが、議連のヒアリングに呼ばれました。ヒアリングの時間はたったの5分。意見を聞くためのヒアリングではない、法案をつくる手続きの一環としての、反対している人の意見も聞きましたよというアリバイ作りのためのヒアリングです(現状ではヒアリングそのものが形骸化している)。ゆえに反対派の真意が法案に反映される、なんてことはない。

(余談だが、立法議連のヒアリングにおける、推進派のフリースクール関係者の態度を知ってド肝をぬかれた。問題点を検討し、批判をくわえる、なんてことはしない。ただ賛成して、成立に期待しているだけ。交渉能力ゼロの赤ちゃんなのです)

 私は、法案の白紙撤回を求めます。

 フリースクールに通っている子どもは4200人。不登校全体(約12万人)の約3.5パーセントでしかありません。残りの96.5パーセントを無視してつくられた、法案に大義はない。多数を無視して、少数を優遇する、そんな手続きで、法律をつくるなんてことがゆるされるのか。少数のフリースクール関係者が不登校全体を代表し、不登校の気持ちを代弁しているところにインチキがある。

 一度白紙に戻し、法律を検討する段階からやりなおすべき。法案の意義や目的について、法案をどういう内容にするのか、市民全員で考える。フリースクールの法律ではない、学校に通っているすべての子どもにかかわる法律をつくるのであるのだから、情報公開も必ずやらなきゃいけない。どうよ。

 さらに「権利」について。権利に条件がついたらそれは、それはもう権利じゃない。特定の条件をみたしたら与えられる、そんなのは資格、認定、制限、お情けのたぐいのもの。学ぶ義務ではない、学ぶ権利でしょ。権利を行使するかしないかは自由。学ぶ権利を行使しないからといって、なにも咎められることはない。勉強しないのも自由、学校に行かないのも自由、休むのも自由、権利を行使しないだけ。新たに法案に書き込まなければ、認められないというものではない。

 だから子どもを休ませろ、という主張には、気持ち的には共感するが(学校の現状を知るだけに)、しかし学ぶ権利、教育を受ける権利ということから考えると、もうすでにある「権利」なので、主張すること自体がおかしなことだと思う。法案に「休養の必要性」という文字が入って喜んでいる、奥地圭子さんはまったくの論外。

文科省

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