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2015年9月19日 (土曜日)

2015年9月15日におこなわれた「超党派フリースクール等議員連盟・夜間中学義務教育拡充議員連盟合同総会」音声ファィルほぼノーカット版 「多様な教育!?法案」提出断念の様子

 かつて多様な教育確保法案と呼ばれていた 「義務教育の段階に相当する普通教育の多様な機会の確保に関する法律案」ですが、まさかの自民党反対により、今国会での提出を断念することとなりました。しかし馳浩座長(自民党)は諦めたわけではなく、条文手直しも含めて、自民党を説得し、臨時国会での成立を目指す。理想は全会一致だが、それにこだわらず賛成会派だけでも提出し、国会審議で質疑をしたうえで成立させるという。

 自民党を説得するために、妥協と迎合を重ねてちっとも多様ではない法案にしたにもかかわらず、自民党から出た懸念は「学校に行かないことを助長する、そういう法案になってしまうのではないか」「フリースクールにも玉石混交があるのではないか、どのように認定すぺきか」「学校制度をそもそも否定している保護者がいる」「就学義務を外すことはダメだ」「学校制度は根幹であるので、その学校制度のなかで不登校児対策を充実推進していくべき」といったもの。

 ならば自民党以外の党が賛成しているのかというと、そうではない。他の党も、懸念あり、引き続き議論をいう意見、ようはこの条文のままではダメって言っている。維新の会は分裂騒ぎもあり、党内での話し合いもしていない。すべての党が賛成しかねる法案を、政権維持のために必要な法案を通す場である、臨時国会で成立させると、馳浩はいう。普通に考えればできない。しかし尋常ではない何かかおこる可能性はある。安保法案だって通るんだ、自民党が通そうと思えば何でも通る。

 30分ほどの総会の様子と、その後のマスコミ取材の音声ファイルを、この法案に関心のあるけれども、情報はもらえない野良犬たちへプレゼント。ごちそうだよ。

2015.9.15 合同総会の様子


合同総会後のマスコミ取材

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2015年9月14日 (月曜日)

署名運動・分断・多様な教育!?

 多様な教育!?法案にからんで、よく出てくる言葉が「分断」です。分断しては相手(文科省)の思うつぼだと。フリースクールだけでなく、不登校の親もみんな、ひとつにまとまりなさいと、なぜか反対派にだけ言うのです。「あっち」に言ってくれよ。

 奥地圭子さんの本に参考になることが書いてあったので紹介します。1993年に、民間施設(フリースクール等)に通う子どもたちに通学定期券制度が適用されることになったときのことです。

 その時、どのような不登校運動がおこなわれたのか。本によれば、子どもたちが資料をつくり、文部省と交渉。大人たちは全国的な署名活動をして、3万2千もの著名を集め、国会議員を動かし、この学割制度を獲得した、エッヘン、と輝かしい歴史として語られています。

 かつては、こういう手順で制度をつくっていた。全国の皆さんの応援を受け、法律をつくりたい人が一体となる、これなら分断なんておこらない。

 なぜ多様な教育に関しては、著名運動をやらないのか(たぶん著名が集まらないと思ったのだろう)。全国からの応援なしで、自分たちだけでコソコソつくる、分断する以前に、そもそも連帯していないじゃないか。

本

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2015年9月 4日 (金曜日)

2015年9月2日におこなわれた「超党派フリースクール等議員連盟・夜間中学義務教育拡充議員連盟合同総会」音声ファィルほぼノーカット版 多様な教育!?

 「義務教育の段階に相当する普通教育の多様な機会の確保に関する法律案」と、いつのまにか法案のタイトルの中から「多様な教育」という言葉がなくなっている。名称も長い、総会の名前も長い。

 一部の団体関係者以外、立ち入ることの出来ない、多様な教育法案の合同総会。しかしこの総会は、マスコミには開放されているのです(意外だったでしょ)。自民党馳浩の事務所に連絡すれば、フリーランスのかたでも取材は可能。次の総会は15日、たぶん次で決まる、フリーの記者さんは是非、馳浩事務所にご連絡を。

 総会には、新聞だけでなく、テレビ局まで、多数のマスコミが取材に来ています。でも会議はすれども、問題点は解消されず、法案は国会に提出されないので、ニュースになりません。いったい総会で、どんなことを話しているんだ、その雰囲気だけでもみなさんに味わっていただきたいと、2015年9月2日におこなわれた「超党派フリースクール等議員連盟・夜間中学義務教育拡充議員連盟合同総会」の音声ファィルほぼノーカット版をプレゼント。音質がやや悪く、雑音も入っていますが、この法案について考えることが生きがいになっている、ごりごりの野良犬研究者にはたまらない資料となっております。情報は独占するのではなく、公開するべきだ。

 発表されている未定稿の条文は立法チームがつくったものではなくて、いまだに馳浩座長の試案のままなのです。懸念や問題点が修正されないのは、馳浩(というか自民党もしくは文科省)が突っぱねているからなのだ。全然まとまってない。これで法案を提出するのか? 気になったところを一部文字起こししておく。

23:24~ 発表された未定稿の条文に関して、「あくまでも(馳浩)座長試案として今日はおしめしをするということで、私たちは納得していますので(略)、立法チームの総意、あるいは確認されたものではないというこはまず踏まえていただきたい~」

30:17~ 鳩ポッポの弟、鳩山邦夫の発言。どうせろくなこと言わないだろうと思ったら、いいことを言っていた。「私はここまできたので感無量なんですけど。個別学習計画だとか、あるいは教育委員会だとか、あるいは文科省が答弁するとかというのを見ますと、結局また第二の学校につなごうとしているんじゃないかと、そういう意味で、のびのびとした面がうしなわれないように、ぜひお願いしたい~」

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