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2014年9月30日 (火曜日)

ひきこもりと油汗と床屋

 床屋と歯医者、この二つの苦行にはいつも悩まされています。どちらもやっている間は、身動きができないでしょ、途中で抜け出せないっていうのが、ひきこもりノイローゼの私としては、プレッシャーなのです。それが辛いので、切腹スタイルの自分床屋さんをしているのです。自分で自分をバリカンで坊主にする。しかしこれも、つらい。普通に床屋に行けるような大人になりたい、後頭部を未確認でバリカン刈りをすることに、精神的に疲れていたのです。そんな私の目の前に誕生したのが、スーパー銭湯にある1000円床屋さんでした。

 スーパー銭湯の中に床屋がある。これだと、カットしたあとに、風呂に入る、ということを前提にカットしますすから、髪を切り終わったあと、髪の毛を掃除機で長々と吸い取る、あの時間がない。切り終わったあとは、ちゃっちゃっと、軽く髪をふりおとして終わりというのが大変よろしい。以前に韓国の銭湯には床屋があると聞いて、なんて便利なんだと思っていたが、その理想の銭湯with床屋の組み合わせが、近所のスーパー銭湯にできたのです。

 私と銭湯床屋の幸せな時間、それも長く続きませんでした。床屋さんといえば、まず髪の毛が服の中に入らないように、首にくるっと、ティッシュハチマキみたいなのを巻いたあとに、床屋エプロンみたいなのを巻いて、てるてる坊主になる。その時に床屋さんが「きつくないですか?」と一言聞いて、ハイと答えたところで、カットの始まる。

 きつかった。きゅっとヒモがね、首がしまる感じがしたのです。でも「キツイです」って言えなくて、「ハイ」と答えてしまいました。まあ、ただちに窒息死するレベルではない、10分〜15分、私が我慢すればすむ問題ですから、まあいいじゃないかと思っていたものの、体から汗が、サウナかなっていうくらいの、つぶつぶの汗が浮かび上がってきたのです。

 私のリクエスト髪型は坊主です。坊主と油汗と床屋、どうなるか。切られた細かい髪の毛のくずが、精神的ノイローゼから来る油汗とあわさるとね、頭にゴマふりかけでも、かけたかのように、切った髪くずが頭にへばりつきます。やばいと私も思うし、髪を切っている床屋さんも何が起こったのかと、びっくりします。室内の空調は完璧で、暑くも寒くもないのに、目の前に座っているお客は汗まみれで、しかも切った髪がことごとく頭にへばりつくといったあんばいです。

 非常事態になすすべなし。モンゴル出身の力士に喉輪をしめられているような、被害妄想に苦しめられながら、早く終われ、早く逃げだしたいと、それだけを祈るのです。侏儒の祈り。しかし首から上が急に汗まみれになった自分に対する、恥ずかしさで、油汗はどんどん出てきてきます。汗が汗をよぶ、心のハウリング現象です。脱水症状になっちゃうんじゃないかと心配になるくらい、ずぶ濡れ。こんな人間では、到底社会復帰など望むべくもないと、汗まみれのてるてる坊主は、絶望するのです。42歳、、ひきこもり、パニック障害。床屋さんも私も、黙ったままバリカンで刈りあげていきます。

 カットが終わる。床屋さんがごまふりかけ頭を、ふわふわしたほうきみたいなので、髪の毛くずを落とそうとしますが、油汗で、シールみたいに貼り付いた髪の毛は、ぴたりとくっついたまま、ぜんぜん落ちません。床屋さんも、手抜きができない性格なのか、ふわふわほうきで頭に付いた髪を落とそうと何回もぱたぱたさせるのですが、何の効果もなく、そのふわふわほうきが、うっすらと湿っていくのです。床屋さんの商売道具がダメになってしまう、そう思うと、自分の中にまだこんなに水分があったのかと驚くほどの、最後の涙ならぬ、汗が出てきてしまい、いよいよ死にたくなるのです。

 逃げるように店を出て、銭湯で頭を洗いました。2ヵ月位前の出来事です。あれ以来、また切腹スタイルの自分床屋に戻したのです。

ヘアカット

 

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2014年9月24日 (水曜日)

ひきこもり時間銀行券、その後

 週に二回はブログを書くと、心の中で誓っておきながら、全然出来てなくて、俺はなんてダメ人間なんだと、部屋で悶々としておりましが、そんな暇があるなら、一文字、一行でもいいから書けばいい、とはたと気づき、書き散らします。自分作家、自分編集者を経て、自分読者に届く、自分ブログですから、もっと気楽にばんばん書いていきます。書き散らしていきます。

 ひきこもり時間銀行券というのを、半分シャレ、半分本気で、6/22(日)におこなわれた、NPO法人になろうとしてなれない、ひきこもり連盟・湘南ユースファクトリーの1周年記念イベントで(助成金の審査に落ちるということ以外。1年間なにもしていなかったのですが)、当事者が望む直接支援する、俺たちが、というコンセプトで「要相談だけど、出来そうなことなら何でもするよチケット」をそれぞれのメンバーが発行しました。あれから3ヵ月が経ちますがかつちゃんは何をしたのか。

 ちなみに湘南ユースファクトリーの理事自ら出向いて、やってほしいことをやるというスタイルは、一般人連合がやっている「代表デリバリーサービス」の丸パクリです。ちなみに代表の宮原さんとは北海道の漂流教室のイベントで初めて会いました。代表デリバリーに加え、外国でおこなわれている時間銀行のアイディアもぱくって、まあ勝山銀行発行の「1時間券」を発行したのです。3枚ほど配りました。どうなったか。

 一枚は、不登校新聞の石井編集長が使用しました。不登校新聞×月乃光司×いけふくろうの会のイベントの中の、トークコーナーでインタビューを受けるという依頼です。これならお安い御用です。ちょうど1時間、私と月乃さんと田子さんの三人で話すというイベントをこなしました。これも分かりやすい「1時間券」の使い方でしょう。私のトークのキレがどうだったかは、ちょっと自信がないのですが、まあ1時間がんばりました。最初は一時間分の原稿を不登校新聞に書いて欲しいという依頼だったのですが、文章を書いて、それをしばらく寝かして、推敲するという作業があるから、1時間では下書きしかできないと断って、トークインベントで1時間チケットを活用してもらいました。

 あと二枚発行済みなのですが、なかなか頼みづらいということで、実現していません。1時間という時間と、相手を思いやる心優しい人がチケットを持つと、気をつかって気軽に頼みにくいようです。改良点ですね。

 1時間くらいで、ひきこもりご本人が望むことをやったらいいじゃないか。それ以外は支援ではない。そんな気持ちで、やったのが、「ひきこもり床屋さん」です。もともと床屋と歯医者はひきこもりにとって鬼門なのです。歯医者は無理だからと、床屋さんをやってみました。とはいえ私ができる髪型はバリカンで坊主だけなので、切ってくれる人に頼み、私は後見人として、トークをするだけです。オフ会と、床屋が一緒になったような雰囲気でやりました。髪を切れる人でなおかつ、ひきこもりは床屋が苦手だというのが理解できる人、そういう人材が、探せば見つかるという訳でもないのが、開催が難しいところですが、なんとか今回はやってみました。

 それと同時に、ノートパソコンの中のファンにつまったホコリを掃除して欲しいというリクエストもあったので、勝山パソコン博士、おそるおそるノートパソコンを分解して、中のホコリをエアーで飛ばし掃除、ヒヤヒヤしながら元に戻しました。分解するのは簡単だけれど、それを元に戻すのは大変なことです。綱渡りの分解作業でしたが、無事終了。でもノートパソコンの中にホコリがたまっている、はずが、それほどたまっていなかった。ノートが熱いのはファンにホコリがつまっているからと推測しての、分解清掃でしたが、やや不発でした。しかしノートパソコンの熱はホコリが原因ではないということが分かっただけでもよしとします。

 このような、かっちゃん(&フレンズ)が、のこのこ出かけていき、ひきこもり当事者がやってほしいことをやる、そういうことをやっていくぞと思っちょります。みんな、自分銀行券を配ってみたらどうでしょうか。

 書き散らしたが、このまま下書き状態でアップする。暇な時にでも推敲します。あと今週の土曜日、布団の中のアーティストVol.1 にトークゲストとして主催の哲生さんと話をします。こちらもよろしければいらしてください。しゃるうぃー。

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2014年9月17日 (水曜日)

ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー in 広島廿日市 2014/10/11(土)

ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー in 広島廿日市 2014/10/11(土)

■不登校・ひきこもり・いじめ理解講座
「本人と親が楽になるための ~安心ひきこもりライフ~」

会 場 あいプラザ 講座室
時 間 2014年10月11日(土)15:00~17:00
参 上 勝山実(名人)、伊藤書佳
参加費 
定 員 50名(予約が必要です)
主 催 廿日市市社会福祉協議会
連絡先 ↑ここ

 120分一本勝負ともいうべき、ひさしぶりのひきこもり名人ワンマンショーです。廿日市と書いて、はつかいち、と読みます。広島で巡礼ツアーも18県目突入です。47都道府県巡礼するまでやめませんから、まだいっていないところは、どうか呼んで欲しい。今回、同じネタで3年間やってきたのを、ちょっと変えようかな、いやそれとも、円熟の古典落語方式にしようか、と迷っちょります。がんばります。あとでまた詳しい内容を書き足しますね。

 さらにさらに直前告知。広島に行く前に、2014年9月27日(土)に関内のさくらworksで開催される、「布団の中のアーティストvol.1」というイベントに、哲生さんとのトークセッションの、ゲストとしてイベントに参加します。出番は17時半くらいから30分ほど。参加費500円(懇親会は別途1000円)。たぶん公式サイト?→http://futon-artist.com/ しゃるうぃー。

ひきこもりブッダ巡礼ツアー
http://ponchi-blog.cocolog-nifty.com/blog/ft.html

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2014年9月10日 (水曜日)

依存は「いそん」と読む

 依存は「いそん」と読む。知らなかった。42年間、いぞんと読んでいました。テレビのアナウンサーも、依存“いそん”と言っているそうだ。ただ私はテレビは有吉反省会しかみないので、実際に聞いたことはない、でもおそらく本当だろう。

 なぜそう思うのかというと、図書館でいろいろな辞書を調べた結果、すべての辞書の、依存の読みが「いそん」だったからです。大辞林、広辞苑などの国語辞典全部、読みは“いそん”。説明欄に、別の読み方として[「いぞん」とも]と、記載されているものがあるだけです。

 いそん、なんだ。アルコールいそんしょう。共依存はきょういそん。茨城県が「いばらきけん」だった以来の衝撃ですのう。

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2014年9月 5日 (金曜日)

秋梅雨

 どん曇り、もしくは雨。そんなのが一週間ほど続き、秋というよりは、肌寒い梅雨になってしまった。暑くて、日が長いのが大好きな勝山おじさんとしては、この天候にはがっくりで、心がしぼんでおります。

 甥っ子次男坊から、誕生日プレゼントとして「DX妖怪ウォッチ」を頼まれました。誕生日とか関係なしに、買ってくれと頼まれいた物ですが、あらためて、誕生日プレゼントはこれでとリクエスト、よし買ってやるぞと言ってから、もう15日が過ぎてしまいました。バンダイの公式ショッピングサイトで抽選販売をしているのを知り、意気揚々と応募したのですが、2回連続でハズレ。

 甥っ子次男坊から、抽選が当たったかと、問い合わせの電話がありました。「はずれました」と答えるのは辛かった。次男坊も哀しそうだった。しかも抽選で当たっても無料でもらえるわけではなく、ただ通販で買える権利を得るだけですよ。ネット通販だから、定価販売だし、送料&代引手数料がかかる、割高なんだ。

 店には売っていないが、DX妖怪ウォッチ自体は、アマゾンのマーケットプレイスやヤフオクで、プレミア価格で大量に売りに出まわっている。出品数が多く、徐々にその価格も下がってきているので、第二のたまごっちになるのは間違いないのだが、まだまだ価格暴落までにはいかない。

 腕時計以外の妖怪ウォッチ関連グッズは、お店であまっているので、この時計も、もうすぐ手に入るようになると確信している。前にもブログで、妖怪ウォッチが手に入らないと書いた。そのまったく同じ愚痴をまた書くてしまいました。しかし何度も愚痴らずにいられないほど、甥っ子からの、勝山おじさんの評価を下げた悔しい一品です。ちなみに甥っ子から3DSを借りて妖怪ウォッチ2本家をプレイ中。タッチペンをやたら使います。ポケモンを妖怪にかえた、アクションRPGですな。

Yokai_watch



 

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