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2012年12月 3日 (月曜日)

もし、ひきこもり村というものを作るとしたら、それは和歌山県になるだろう〈その4〉

 就労支援というと、働く練習をして、一人前の労働者にして企業に送り込む、新兵養成所方式がほとんどでしょ。お金を払って、働くための準備をする場所。お金はなくなるし、練習をいくらしても職歴にもならない。

 速く、正確に、テキパキとできない人をできるようにさせるのではなく、誰にでも働けるような場所をつくればいい、それが支援だということを、ララ・ロカレは教えてくれる。ひきこもりにせよ、障害者にせよ、できることを「する」のです。できないことを「させる」のは奴隷教育でしょ。

 現在、その人ができることは何か、そのできる力を使って働いて、お金を稼ぐ、それを実践しているのがララ・ロカレなのです。障害者就労継続A型事業所というのは、最低賃金が払われ、雇用保険にも入れます。こういうお店が全国に星の数ほどあれば、和民のようなブラック企業で働く必要もない。過労死もなくなる。karoshiは、sushiやotakuと同様、世界に通じる日本語です。

 話を共育学舎に戻そっかな。共育学舎で私が何をやっていたのか、ほとんどね、三枝(さえぐさ)さんと話をしていました。泊まらせてもらって、おいしい食事をもらって、話をするという、でくのぼうスタイルです。共生舎でもそうだった。泊まらせてもらったお礼に、何かを手伝うみたいなことはせずに、座って、食べて、話をするという、我ながらこれでいいのかと思いつつも、トークに専念しました。

 和歌山に行って感じたことは、考えが近い人が増えているということ。脱資本主義親和群ともいうべき、人がいて、実践し、継続して活動している。三枝さんの考えていることと、私の考えていることはすごく似ていた。ただ三枝さんは、すでに実践しているというところがすごいのです。無料で泊めて、食べさせてくれるところを作っちゃったのですから。考える、思いつくまでは誰でも行くけど、その先の、行動に移し、継続していくことって、偉大でしょ。

 最近、発売された本でも、鶴見済さんの「脱資本主義宣言」、坂口恭平「独立国家のつくりかた」にも異議なしの、近い考えが書いてある。
phaさんの「ニートの歩き方」という本を読んだ時も、自分と同じだと思った。増えている。さらに実践している人がいる。三枝さんは、もう世の中がだめになりすぎて、変わらざるを得ないところまできているんじゃないかと言っていた。確かにだめだ、原発事故はその決定打だ。

 ひきこもりとニートは何が違うのか? という話にもなった。答え、、、同じ。ニートとは就労支援という公共事業の為に、玄田有史という学者がつくった言葉です。ひきこもりでは国から予算をとれないから、ニートという概念が必要だった。本来の意味をねじ曲げてまで、日本独自のニート基準を作り、若者自立塾という公共事業で、支援団体がお金儲けをした、それだけのことです。規模の小さい原発村のようなもの、若者自立塾にかかわったすべての人間は、お金を返金し、刑務所に入るべき。思いつくまま書きなぐった上に、長くなったので、ここまで。続く。

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コメント

ええい!和歌山県のララ・ロカレはバケモノか!(いい意味で)

昔ハローワークの職業訓練に無理やり参加したこと
がありますが、ただ自分のロースペックな脳みそを再認識するだけでした。
東京都の職業訓練って、数学とか出来る人じゃないと
どうにもならないです。

私は小さいころから何やっても人一倍時間がかかる子供でした。結果、色々な仕事に就いてみたものの、テキパキこなせず怒られるばかりで、どうしようも無かったです。
「早くして、早くして、早くして」
と連呼されたときは、あぁ、もうダメだと思ったものです。
なぜ、周りの人たちはあんなに早くて正確な仕事が出来るのか。
シャア専用ザクに囲まれている気分でした。

今となっては
「もう、やらないからな!誰が二度と組織で仕事なんてやってやるものか!」
と、いう心境です。

投稿: ひきこもりA | 2012年12月 3日 (月曜日) 02時12分

勝山さんも実感されたかも、ですが共育学舎の大将さんもあの晩と翌朝の名人とのトークをとても楽しまれていた様に思います。24時間に満たない滞在時間中、子どもさんとの接し方も含めて「勝山実らしさ」を存分に出してもらった事が何よりよかった。他の皆さんも聞き入ってる様子で、個人的にも贅沢な時間を過ごせたと思っています。

投稿: bonyoz | 2012年12月 4日 (火曜日) 05時25分

名人の玄田有史改め“ゆうじ虫”(うじ虫同然という意味で)に対する考察は的確ですね。
このうじ虫は、イギリスで使われていた"NEET"の本来の概念・意味などをねじ曲げておきながら、「言葉が独り歩きしている。マスコミが騒いだせいだ」と責任転嫁したかと思えば、後に出演したNHKの番組で、「私は“希望学”という研究をしていて、そのためにニートという言葉が必要だった」なんて調子のいい事ばかり言ってましたよ。

これまでニートを「甘え」だの「堕落」だのと批判して、差別や憎悪を煽っておきながら、今度は「弱者の味方」的な立場に立とうとしているのが許せませんね。

こんな奴は刑務所どころか、全国のひきこもりやニート状態の人たちの手で串刺しにされればいい。
ニートのネタで儲けたカネも没収してやりたいですよ。

投稿: 実務経験なし子 | 2012年12月 6日 (木曜日) 12時25分

ララ・ロカレがガンダムであるなら、あれをまねして
ジムにあたるようなモビルスーツ、作業所を作ればいい。

三枝さんとひたすらトークでしたね。
ひきこもりやニート問題の答えを実践していると感じました。

玄田はウジ虫ですな。子供が少なくなって、
食えなくなった元塾経営者の為の公共事業のために
玄田ニートが開発されたのです。

投稿: 勝山実 | 2012年12月 7日 (金曜日) 01時05分

Twitterをしていないので、再度こちらへコメントさせて頂きます。

"NEET"の次は"SNEP"(スネップ)ですか。
玄田は発達障害なんでしょうね。
「孤独な若者は問題化しなければ」という事に異常なほどこだわっている。
私は日頃からひきこもり・ニートバッシングをぶちまけている右派よりも、玄田のような「弱い若者の立場に立った」つもりの似非リベラルが1番許せないですよ。
どうせまた、「マスコミは言葉の表面だけしか捉えてない」とか責任転嫁するんでしょうね。
人の悪口でメシが食える、楽な仕事ですよ。

投稿: CURRY de SCOPE | 2013年2月23日 (土曜日) 14時16分

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