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2012年2月28日 (火曜日)

ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー in 横浜 2011/03/25 (日)

■第18回青少年支援セミナー
 不登校・ひきこもりの当事者の思いを考える

会 場 かながわ県民センター 301会議室
時 間 13時からだけど、私が登場するのは14:30〜17:00
参 上 勝山実(名人)、伊藤書佳、林恭子、丸山康彦
参加費 800円(ただし、ひきこもり御本人様は200円、受付で自白してください。)
定 員 50名
主 催 ヒューマン・スタジオ
連絡先 ↑ここ

 最初、桜木町と言っていましたが、それは間違いで、横浜駅から徒歩だいたい5分、かながわ県民センターでおこないます。私の独演会ではなく、こじんまりとした、ひきこもりシンポジウムです。でも、その割には比較的おおきな会議室を借りてしまったので、今から心配しています。怖いよう、一人でいく勇気のない、そんな人のためのツアーを組んで、みんなで会場まで行く、というのも考え中です。

 主催ヒューマン・スタジオとは丸山康彦さんのことです。コーネリアスや、現在のハウンドドッグと同じ仕組みで、所属メンバーは丸山さん一人。丸山さん一人で、ひきこもりフェスティバルを18回も開いているのです。今回は24日、25日と二日間開催されます。24日は私はたぶん客席にいます。

 当日は13:30から丸山さんの講演会が始まります。それが一時間。これはいつもの半分の長さ、ご自慢の講演をそこまで切り詰めてまでおこなわれるのが、私が参加する、「パネルトーク 当事者も声を上げよう〜私たちの視点で語る不登校・ひきこもり〜」なのです。

 不登校・ひきこもり当事者をずらりと並べて、朝まで生テレビか、しゃべり場のように、あーでもない、こーでもないとトークする予定です。これは私のアイディアなのです。「朝生みたいにやったほうがいいんじゃないでかね、丸山さんが田原総一朗役になって」と気軽にいったその一言が、採用されてしまいました。自分の意見が通ったことに対する「恍惚と不安」我にあり。

 会場が広いので、予約なし、当日参加でも大丈夫です。当日の体と心の調子が良かったら、リハビリがてら来てみてはいかがでしょうか。800円の参加料も、ひきこもり御本人様だと、割引で200円というのも当事者の寒すぎる財政事情を知り抜いているからこそです。企画中の一人でいく勇気のない人のためのツアーに参加したいなあって人は、私宛にメールをください。どこかで待ち合わせて、みんなでかながわ県民センターに行きましょう。

ヒューマンスタジオ

これからの、ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー

03/17 早稲田@あかね だめ連
03/24 埼玉県x所沢
03/25 横浜@かながわ県民センター
04/21 池袋 楽の会@ECOとしまホール8F
07/29 北海道 登校拒否・不登校を考える全国大会in北海道
09/22 愛知県

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2012年2月24日 (金曜日)

神経質自由人

 旧交を温めた。ぼっち体質のひきこもりにとって、これに勝るご馳走はありません。10年ぶりにじゆうさん(jiyuuさん)と再会したのです。鶴見済ファン業界では、知らない人はいない、神経質自由人というホームページを作っていた、皆さんご存知のじゆうさんです。

 その前に、ちょっと別の話をさせてほしい。私は高校の時の友人と、年賀状だけという交流を続けています。直接あってもいいのですが、ずっと私は無職、友はずっと会社員という有様で、会いづらい。ちゃんと働けるようになったら再会しようと決めていて、もう20年。ほろ苦い心のまま、直接交流がありません。

 その友人が、フェイスブックというのを始めたらしく、私を招待してくれました。フェイスブックは実名制のmixiのようなもの。どきどきしながら、私も登録しました。ネット上で恐る恐る、友の現在の様子を知るのです。友は経営コンサルタントとして活躍し、結婚もしていて、現在はグワムでゴルフのレッスンを受けながら、スイング改造にとりくんでいるという、全然私とは接点のない男になっていて、腰を抜かしました。テレビゲーム以外のゴルフが実在するとは……。旧交を温めるどころが、これ以上は寒くならないというところまで、冷え切ってしまい、フェイスブックに封印をした、まあこの話はここでいったん打ち切って。

 じゆうさんと10年ぶりに再会しました。パソコンはいいものだ、インターネットはいいものだ、その原点が神経質自由人というホームページにあるのです。また少し話がずれるのですが、私が初めてホームページを作ったのは今から10年以上前に、鼻息荒く全国3000万人のネットユーザーの前にデビューしたのです。でもどういうわけか、日々の訪問者は13人くらいしかいません。現実を受け止めることが出来ず、呆然としているときに、私のサイトココロ、コロ、コロを絶賛し、相互リンクを申し込んで来てくれたのが、じゆうさんでした。だから、神経質自由人とココロ、コロ、コロは姉妹都市のような関係なのです。

 10年ぶりに会う。メールによるとじゆうさんも髪の毛が薄くなってきたという、心の悩みが毛根にきたのですのう。俺たちは分かり合える、待ち合わ場所の関内駅に行きました。10年ぶりの再会、じゆうさんは大してハゲていなくて、私だけが一方的にハゲちらかっていたのでした。しかし、私だけを一方的に落胆させるような、お方ではありません。涙なしには聞けない、就労支援の話をしてくださいました。

 10年間お互いに何をしていたのか。おおまかに共通しているのは、空白の10年間だったということ。何かしていたはず、でも何にもなれなかった、そんな10年だったのです。じゆうさんはヘルパーとして10年間働き、一人暮らしもしていたという。立派、脱ひきこもり、脱ニート、でもどういうわけか、二人そろって着地した場所は、社会復帰ではなく、障害者手帳アンド障害者年金です。おやおやどういうことでしょう。生きづらい世の中を、生きてきた男の10年の答えがどこにあるのか。それはぜひ、じゆうさんのブログを読んで欲しい。ブログを読んで泣いた。→http://ameblo.jp/tue090/entry-11174184103.html

 長くなりすぎました。続きは、また後で書きましょう。今度の日曜日には、神経質自由人復活オフ会をやります。是非、旧交温めたいというかたは参加してね。

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2012年2月20日 (月曜日)

千葉巡礼、行って来ました

 いつも巡礼ツアーでは、今思いついたことを、今話すという、よもやま話スタイルで、やってまいりました。俺ラジオで鍛えた、俺DJのフリートークでなんでも乗りきってきたのです。

 ガルマ・ザビはなぜ死んだ? と聞けば、「坊やだからさ」とみんなが答えてくれる、そう信じてトークをしてきたのです。本を出版してから半年、いろいろなところでひきこもり説法をしてきました、そして気づいたのです、誰もがガンダムを知っているわけではないと。ガンダムだけではありません、信長の野望、阪急ブレーブス、尾崎豊など、自分だけの一般常識が結構ある。

 こちらが、サービスで話していることも、意味のわからない、おふざけと取られてしまうのでは……こちらの目一杯の心尽くしが、裏目に出ているとしたら悲しいです。一度くらいちゃんと講演会スタイルでやってみたらどうか、編集者伊藤さんから、アドバイスを受けました。そうだ、台本ありの講演会形式でやってみようと、2012年からプレゼンテーションソフトを導入しました。脱原発の講演会、広瀬隆から怖ろしさを抜いたような、感じを目指すのです。

 私はubuntuというOSを使っているので、パワーポイントという有名なソフトが使えません。しかたなく、互換性のあるopen officeという無料のソフトを使いました。フリーソフトでありながら、機能的にも満足のいくものです。ただ、windowsマシンで動かした時に、若干雰囲気が変わってしまう。そのへんがマイナーOSを使っている人間の泣き所ですね。

 私は大変な飽き性ですから、あらかじめ話すことを決めて、紙にまとめたり、簡単なリハーサルをすると、もうそれだけで飽きてしまう、2回同じ事をするのが苦手なのです。質疑応答の思いつきトークのほうが受けがいい時があるのは、この性格によるものです。

 とはいえ、これから親の会で何度も講演会をする予定もあります。ちゃんとやろう、ちゃんとした大人になって甥っ子たちにも認めてもらいたい。大急ぎで作り上げた、プレゼンテーションこと、パソコン紙芝居。いつもなら脱線したら、戻ってこれない、自分がなんでこんな話をしているのかすら思い出せないくらい、どこかに話が飛んでしまうのですが、プレゼンソフトがあるとそれが道標となって、トークが進む方向をはっきりします。時間配分に失敗したものの、ひと通り話すべきことを話せたと思います。文明の力は偉大ですのう。

 ひきこもりの話を順序よく話すのがいいのか、思いつくままに話したほうが受けがいいのが、どっちがより名人っぽいのかなあと考えていますが、今回受けが良かったので、プロジェクターを使える会場では、プレゼンソフトを使ったトークで行こうといます。

オープンオフィス

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2012年2月17日 (金曜日)

改めて告知、ひきこもりブッダ巡礼ツアー

 2012年、明日の2/18から巡礼ツアー再開です→http://goo.gl/DLsJz 

 初の試みとして、プレゼンソフトを導入しますぞ。3/3は早稲田のあかねで、だめ連とのイベント。3/25は横浜桜木町→横浜かながわ県民センター)で青少年支援セミナーに参上します。詳細がわかったら、またブログに書きますね。

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2012年2月15日 (水曜日)

夜回りおじさん

 水谷先生こと、夜回り先生が、癌になったのを理由に学校の教師を辞めてから、もう8年くらい経つ。ずっと「先生」だと思っていたれども、よく考えると、もう先生じゃない、水谷さん、もしくは夜回りおじさんですよ。

 水谷さんは、ほんとうは学校で勉強を教えるのはそんなに好きじゃなくて、夜の街を徘徊し、不良少年らと交流することがご馳走だったんじゃないだろうか。勉強を教えるのが嫌で、ストレスで癌になって、でも学校やめたらストレスがなくなって、大好きな夜の徘徊三昧の日々。それで、癌の進行も遅くなったのではないか。ラストメッセージだと思っていた本も、次々新刊が出ているぞ。

 やっぱ、自分が好きなことだけをするのがいいんだよ。よし、いいぞ、がんばれ、俺たちの水谷おじさん!夜回りさん


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2012年2月11日 (土曜日)

阿修羅ボイスで阿修羅語

 「あ゛あ゛」。このひらがなは、正確には発音できませんが、雰囲気は伝わるでしょう。ちょっと声がしゃがれ、イライラした気持ち、憎しみに変わる寸前に怒りをこめて、「あ゛あ゛」と発声する。これを、阿修羅ボイスと呼びます。

 ママンに「ご飯よー」と言われた時にいう、あの、「あ゛あ゛」です。ひきこもり中年男子なら、言葉だけでなく、これにくわえて、家の中で家族にしか見せない阿修羅フェイスがくわわりますね。「あ゛あ゛」という阿修羅語の意味は、分かってるよ、うるせーなあ、別に腹なんかすいてねえんだよ、の意味が含まれています。そんないろいろな感情を「あ゛あ゛」で、すべて表現しきるのですから、ひきこもりの世界も奥深いです。

 ママンが「あれあれ、あれだから。自分であれしておいて」と語りかけ、ひきこもり息子が「あ゛ー」と答えるのです。これで通じ合う。ちなみに上↑のを翻訳すると、「今日は帰りが遅くなるから、夕飯は自分で食べておいて」となります。ひきこもりの親が老人介護必要になったらどうするかという話もありますが、もうすでに始まっているのです。実家で暮らしていると、このようなソフトに介護がはじまるのです。

 親子のコミュニケーションの鍵は阿修羅ボイスのなかにある。そのことを、これからの巡礼ツアーで説いていくつもりです。その時は生声で実演できるので、もっと詳しく正確に伝えられるはずですぞ。阿修羅


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2012年2月 7日 (火曜日)

下北沢から参宮橋

 下北沢の駅から、まっすぐ坂を下ったところに気流舎はある。ホームページにはそう書いてあった。先日、参宮橋の飲み会に参加する前に、気流舎がどこにあるか場所だけでも確認しておこうと、下北沢南口から商店街を下って行き、道が平坦になるまで歩いた……どこにも気流舎はない、あるのはDORAMAというリサイクルショップなばかりなのです。どこに行っても、中古の赤い看板DORAMAばかりあらわれる。ブックオフはない、かわりにDORAMAが下北沢を牛耳っている。

ドラマ

 気がつけばDORAMAに入店していました。品揃えがよく、きちんと整理されている。古本なぞは特集コーナーまで作っているのです。新刊書店と違い、古本屋で特集コーナーをつくるとは、よっぽど店員がやる気に満ちている証拠であろう。でもね、私のような掘り出し物を探している人間にとって、こんなヤル気のあるアルバイトほど邪魔な者はない。適当に買い取って、適当な値段をつけて売る、そういうヤル気のない時間の切り売りバイトくんが、掘り出し物を生み出すのです。

 DORAMAはダメだな、なんて思いながら、確か気流舎はこのへんにあるはずだと信じて、坂を上ったり、下りたり、右の路地を覗いたり、左の路地を少し歩くとすぐ住宅地だったりした。東京は駅のすぐ近くに、住宅地がある、都会だなと思う。駅の近くには商業施設だけ、駅から遙か遠くに人の住む貧乏団地という、そういう地方で生まれ育ったから、こういう街にはしびれる。

 土曜日だったので人が多くて、ごみごみしていた。気軽に入れて、安くて、おなじみのチェーン店のような喫茶店がなかったので、下北沢駅周辺を徘徊する。歩けばすぐDORAMA。店によって、扱っている商品が古本だったり、CDだったり、ゲームだったり、ただのゲームセンターだったりするのだが、とにかくDORAMA、DORAMAだ。見つけるたびにそこに吸い込まれしまい、ちぇっ値段が高いや、と誰にいうでもなくケチをつけて外に出る。気流舎を探しているのだが、見つからない。

 途中で諦め、駅の方へ坂を登り切ったところに本多劇場という芝居小屋がある、ほかにも下北沢には芝居小屋がいくつもあって、演劇の街というふうで、大変文化的におもう。その横の地下に大麻堂というお店があった。大麻です。悪い教育評論家がぷかりぷかりとボブマーレーする、あの大麻グッズを扱っている店です。有名店なので、勇気を出して入店。ワルの店で、緊張してぷるぷるしながも、悪グッズを堪能、おみやげにパイプをひとつ買う。

 この日は下北沢から近い、参宮橋の居酒屋で飲み会があったのです。JDECというフリースクールのイベントに参加している北海道人と飲む予定だったのです。待ち合わせは夜なのに、昼間から下北沢を徘徊しているのは、甥っ子から逃げるためです。

 朝の八時半のことです。↓およげたいやきくんのメロディーでお願いします。  
 「まーいーにーちー〜♪ まーいにーち〜♪ 寝ているおっさんのーー♪」
 目覚ましがなる遥か前に、小学二年生の歌で起こされたのです。すかさず五歳になる次男坊が、
 「お前のことだよーーーーー!」
 と言って私の布団を剥ぎ、わっはっはと笑うのです。精神的に叩き起こすとはこういうこと。続けて、Wiiでマリオスポーツリミックスを三時間プレイ。その後、ものすごく長いすべり台に遊びに行くということで解放、老爺と出かけて行きました。お昼のことです。ようやくのんびり数時間、ぽかんと口をあけて、心を休めていました。

 すると甥っ子兄弟が帰ってきたのです。すべり台が修理中でスベレないということで、即効で帰ってきたのです。おじさんは怖ろしくなって、
 「友達と待ち合わせをしているので、今すぐでかけます」
 そう言って家を飛び出しました。だから、時間を持て余して、下北沢の街を徘徊して、そしていつもの中古屋めぐりをしたのです。どこにいっても同じ行動ばかりする、そんなひきこもりぶりに我ながら関心。中古って、引力がすごい。

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2012年2月 3日 (金曜日)

あかねに行ってきた

 だめ連と大変かかわりの深いお店、あかねに行ってきました。地下鉄早稲田駅下車。早稲田大学方面改札、3b出口から外に。地図を頼りに3分ほど、歩けばあかねに着きます。

 ここまでは誰でも出来るのですが、この怪しい店に入るには勇気がいるでしょう。ネット上に店の情報はほとんどない。木曜日はだめ連のぺぺ長谷川さんが、店番をやっているという口コミだけを頼りに、行ってみたいけど怖くていけない人を募ってあかねツアーを企画、6人のひきこもりを集めての入店です。

 私があかねに来たのは3回目で、前に来たのは10年前です。その時、前著ひきこもりカレンダーをお店に置いたのですが、残念ながらもう無くなっていました。そのかわり新刊安心ひきこもりライフを、爪痕を残すという意味も兼ねて寄贈してきましたので、あかねに行った人は手にとって読んでみてくださいね。

 あかねは、なんとかバーよりもあやしげで、こじんまりとした飲み屋さんです。チャージ料が200円かかります。ようは入場料。大きい瓶ビールが500円、柿の種150円、とそんな感じです、安め。1000円あれば一時間はのんびり出来るでしょう。

 あかねは現在、経営的に大ピンチなのです。毎年、13年間ずっとピンチなのですが、今回のは「去年の暮れにお金が1円もなくなった」といったビッグなピンチです、閉店してしまうまでに一度は行っておきたい。

 13年も続いている、このことがすごいです。だめ連は消えたのか、そんなことはない。月見草のように、ひっそりと存続しているのです。社会企業家とかオルタナティヴスペースだとか言い出す前に、まずあかねに来て、「土着」の場というものの、すごみを味わって欲しい。だめ連とは何か、だめ連は今どうなっているか、それも分かる。社会学の必修科目ですよ。

 木曜日がぺぺさんがやっているので、初めての人にはお薦めです。あと昼間は水タバコ屋をやっているそうです、タバコ吸う人が多いので煙い、治安の関係上貴重品は身から離さないこと。脂っこい喰い込むトークをする常連と距離感をとりつつ交流する技術と免疫力を手に入れろ。とにかく自分のいろいろな能力を試されます。

 とりあえず、ご報告まで。行きづらい人のためのあかねツアー第2弾を企画しています。ひきこもりイベントもやりたいですね。

あかね

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