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2011年10月31日 (月曜日)

静岡13人

 静岡県に講演会に行って来ました。コミュニティスペースふらっと立ち上げ半年記念のイベントに招かれたのです。午前の10時から12時までが私の講演会、そして第二部として、13時から16時半まで、不登校シンポジウム開催と、盛りだくさんのダブルイベント、延べ六時間半ですぞ。

 朝から夕方まで、丸一日。そんな長丁場には無理がある……、イベントが始まるまで、そのことに気づけないとは。私はぷらっとこだまに乗って前日に静岡入りし、スーパー銭湯にも行って、やる気は充分。でも私が会場で見たものは、開始時間を過ぎてなお、ゆうに60人が入れる会議室に、13人の観客がまばらに散らばっている光景でした。

 「夢の総量は空気であった」 by 坂口安吾。広々とした会場、あまるイス。安心ひきこもりライフ講演会in静岡の、静かな幕開けです。
〈続く〉

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2011年10月28日 (金曜日)

和光大学から静岡へ

 昨日は和光大学に行き、明日は静岡でおこなわれる、勝山実さん講演会『安心ひきこもりライフ』のために夕方にはこちらを出発します。早起きできないので、前日入りしてフリースペース・リベラルに泊めてもらうのです。愛用の寝袋が役に立ちますのう。

 ひきこもりでも何でもない、でずっぱりですよ。和光大学の感想を簡単に少し書く。若者文化論という授業で、せいなちんと、切通先生と、私の三人でひきこもりについて話すというスタイル。私だけマイクを使って話しました。ひきこもりは人と話すことが少ないため、声帯が退化しているからです。あと、マイク使うとイベントっぽいでしょ、無名のひきこもりでも、何となくゲスト感がでる。

 私は普段の巡礼ツアーでは、ひきこもりや不登校、ニートとか、まあそういうのに関心のある人を相手に話しています。でも大学というのは、普通というか、大きく人生を脱線することなく来た人が集うところでしょ、だからまあ知らないのです。ひきこもりとか、不登校とかに、興味を持っていない。そういう学生にひきこもりについて語る。聞く方も、授業でやるから聞くわけで、自称名人に関心があるわけではない。こういう場で話すことの難しさ、これを毎日やっている、大学の先生ってすごいねえ。

 十八番のひきこもりあるあるネタも、大学内では「ないない」ですから、面白い話ができるひきこもりという特徴がなくなります。静かな教室で、どうにか学生が退屈しないように、ひきこもりおじさんの精一杯のトークです。でも和光大学の学生の中には、短期間だけどひきこもっていたり、不登校だった経験もあるという人もまじっていたので、完全なアウェイというわけので、救われました。

 働かざるもの食うべからずと憤慨する人も、ある意味ひきこもりコインの裏。ひきこもりに関心のある人であり、「我々」側の人間ですからやりやすい。意見は反対だけど、話は簡単に通じるのです。

 ひきこもりに関して、当事者でない、気にも止めない人、これがほんとうの一般の考えを持った人。こういう方々に少しでも知ってもらおうと話をする。ひきこもり業界の中にいては、体験できないことで、非常に勉強になるし、最高に鍛えられるね。私が学生に教えるのではなく、学生にひきこもり名人が教わるのです。呼んでくれた、和光大学にさんきゅう。この経験をいかして、慈悲のひきこもりトークが出来るかどうか、さあどうでしょう。静岡講演会に期待してください。→ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー in 静岡 2011/10/30 (日)

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2011年10月26日 (水曜日)

ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー in 千葉 2011/11/26 (土)

ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー in 千葉 2011/11/26 (土)

■連続相談・交流会「不登校・ひきこもり・障がいを捉えなおす」
 「安心ひきこもりライフ」著者 ひきこもり名人を囲んで

会 場 千葉市中央コミュニティーセンター(モノレール「市役所前」駅前)
    5階 2講習室
時 間 13:30〜16:30
参 上 勝山実(名人)、伊藤書佳さん(編集者)
参加費 無料 (申し込み不要)
定 員 30〜40名
主 催 ワーカーズコレクティブ 風車
     千葉 休もう会
連絡先 
Mail

 どうよ。無料で申し込みも不要って、ひきこもりを知り尽くしているイベントだね。横浜からは近くて遠い千葉県ですが、張り切って参上しますぞ。


より大きな地図で ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー を表示



これからの、ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー
11/26 千葉 ワーカーズコレクティブ 風車/千葉・休もう会
12/10 千葉 よっといで!@五香市民センター
2012/02/18 千葉 なのはな会@千葉市民会館

2012/冬 北海道
2012/夏 広島
2012/夏 北海道

終了した巡礼ツアー

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2011年10月24日 (月曜日)

大阪巡礼3

 フォロの話をしましょう。公開づら研の話です。前半と後半にわかれていて、前半はわたくし、ひきこもり名人ワンマントークで、後半はづら研メンバー10人くらいと朝まで生テレビみたいにに話し合うという形式です。一時間半づつで、約三時間と長丁場だったのですよ。

 前半はひたすら雰囲気作りでした。わざと話の展開を遅くしたのではなく、話す側と、聞く側というふうに分かれてしまっている空気を変えるべくトークをしていたのです。自慢できない親戚、甥っ子いうところの「バカジジイ」、目の前にいるギャラ泥棒をありのままに認識して欲しい。そうすれば、もっとそわそわ、のびのび、うろうろ、ぺちゃくちゃ、そんなふうに会場の雰囲気がゆるくなってくる。でないと、生きづらいでしょ。

 それが効いたのかどうかはわからないが、第二部からはぐっともりあがりました。づら研のメンバー全員、このオッサンに遠慮することは何もないという確信を持って話をしていたことと思います。づら研はフォロに来ているメンバーの他に、貴戸理恵さん、山下さん、伊藤さんがと、役者揃い。最前列にいた山下ジュニアを含む子供二人も参戦しています。

 早速フォロのメンバーから名人に質問、「親が死んだらどうすればいいか?」。気づけば、そこにひきこもりブッダの姿はなく、阿修羅フェイスのおじさんが鎮座していました。知るかそんなの、そもそも親が死ぬのって20年くらいあとでしょ、そんな未来のことを考えても仕方がない、というような慈悲のない言葉をかけてしまいました。大変後悔している。

 全体的に慈悲の心が足りなかった、というのが反省点です。普段はもっとやさしいのに。緊張していたのと、イベントが思うように盛り上がらないので、焦ったのかもしれない。いつもよりトゲトゲしい感じだったかも。あーっ、て夜中に一人で頭を抱えて、あのイベントを思い出しては、あーってなります。とりあえずここまで。

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2011年10月23日 (日曜日)

番外編 ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー in 和光大学

ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー in 和光大学 2011/10/27 (木)

■和光大学の授業

※以下ツイッターからの転載
ひきこもり歴20年「安心ひきこもりライフ」(太田出版)著者勝山実さんが和光大学に登場。不安の時代に「そとごもり」がちな若者たちと対話。 10/27(木) 13時~和光大学H303教室 ※授業「若者文化論」の一環ですが、履修していない学生、卒業生、一般の方も、節度ある参加ならば歓迎

 マイブームの大学に、実験動物の猿として登場です。本からではなく、生きた教材のひきこもりを味わって欲しい。若者とすれ違う名人を堪能してください。和光大学は、一般の方も参加可能なので、ひきこもり勇者の方がいらっしゃったら、是非いらしてくださいね。 

これからの、ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー
10/27 番外編 和光大学
10/30 静岡 Liveral(リベラル)
11/26 千葉 ワーカーズコレクティブ 風車/千葉・休もう会

終了した、ひきこもりブッダツアー

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2011年10月20日 (木曜日)

大阪巡礼2

 10/16にフォロでおこなわれた、公開づら研の様子を、代表者である山下耕平さんがブログに書いています。見事なドキュメントタッチで、ひきこもり名人の自由な振る舞いを描写していますので、まず読んで→http://foro.blog.shinobi.jp/Entry/201/

 どうよ、面白いでしょ。完成されていて、付け足すことなどないのですが、せっかくですから大阪フォロでおこなわれた、公開づら研の感想をつらつらと書いていこうと思います。

 フリースクール・フォロは大いなる勇気と決断をくだして、十周年記念「公開づら研」のゲストに、無名の人間である、ひきこもり名人こと勝山実を呼んでくれたのです。交通費と謝礼を払ってまで、私を大阪に招いたのですぞ。助成金で金儲けをしいるわけではないフォロとしては、ひとつの賭けといえましょう。本来なら、その意気に答え、熱いトークをするのが当たり前ですが、私の取った行動は正反対。「ギャラ泥棒」というのがどういうことか知りたければ、こいつを見れば事足りる。そんな自由な振る舞いなのです。

 私も山下さんのブログを読んで、自分のひきこもりっぷりの良さを改めて思い知りました。自由。生きづらさの向こう側に行ってしまったかのような、徘徊行動をイベント中にしていたとは……。まだまだ自分を客観的に見ることが出来ていないんだねえ。

 で、公開づら研当日。予想以上にたくさん人が集まりました。行儀よくつめて座らないと部屋に入りきれないくらいです。ぎゅうぎゅう、でね。それを見て、自分ならこんなのは耐えられないなあ、たぶん聞いている人も耐えられないだろう、と思いました。

 しかしフォロに集まった80人、じっと耐えて私の話を聞いているのです。大阪夏の陣における真田の軍勢のように統率がとれていて、乱れがない。高知の不登校イベントの時も、聞いているダディ&ママンの行儀の良さには驚きましたが、フォロはそれ以上なのです。長くなったからとりあえずここまで。

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2011年10月18日 (火曜日)

大阪巡礼

 大阪にあるココルームというところは素晴らしい、名人が大阪上洛のおりには是非立ち寄ってほしい、とのお薦めの言葉を何人もの人からもらっていました。それならばと人民新聞の取材を受ける場所を、普通の喫茶店ではなくココルームしてもらい、いざ動物公園駅をめざしました。地下鉄を降りて、徒歩二分のところにあるにはありましたが、イベントのために休店。きっちり閉じたシャッターがほろ苦かったです。なかなか思い通りにはいかないですのう。

cocoroom

 

 

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2011年10月14日 (金曜日)

勝山商事Tシャツ完売完配!!!

 以前、このブログでも紹介した、勝山商事オリジナルTシャツ がついに完売、というか完配しました。自分のホームページの5周年を、自ら祝い自筆のイラストをデザインした一品です。4〜5名ほどの方がお買い求めになりました。あらためてお詫び申し上げます。

 Fonteで『安心ひきこもりライフ』を連載中に、新聞の読者に向けて無料プレゼントを企画。Fonte編集長と、もしたくさん応募が来たらどうしようか、なんて相談もしていましたが、在庫数をはるかに下回る応募しかなく全員Tシャツ当選というほろ苦い読者プレゼントとなりました。

 あまりの人気のなさに、封印していたのですが、たまに勝山商事Tシャツが欲しいというマニアの人もいるのです。ほんとうの優しさを持った人がいるのです。そういう方々にお配りして、Tシャツ発売から6年目、ようやくTシャツSOLD OUTです。ひきこもり起業家として背負っていた黒い十字架をようやく下ろすことができます。さんきゅう。

勝山商事Tシャツ

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2011年10月13日 (木曜日)

うちのバカ息子が働かない

 バカじゃない息子がどこにいるんだ。そもそもバカなのは、お前さんの息子だからじゃないのか。そんないがみ合いは封印して、慈悲の名人として大阪巡礼に行ってこようと思います。10/16(日)、フォロでお逢いしましょう。→http://bit.ly/mQQc02

大阪城

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2011年10月11日 (火曜日)

東電に請求書を

 なぜ原発事故では、加害者が被害者の賠償金を決めるのか。しかも賠償金を受け取るには、難しい書類を何枚も読んで理解する必要があるという。

 逆でなければおかしい。福島県民が東電にどーんと請求書を送るのです。被害者が、加害者に賠償金を請求すのでなければ、受け取る側は納得できないはず。今回の事故でどれだけ損害を受けたか、一番良くわかっているのは、被害を受けた側であって、東電ではない。アイツらに賠償額を決める資格はない。

 どーんと請求書を送りつけてやればいい。ダイソーで請求書を買って、これだけ損害を受けたから、これだけ払えと要求するべきです。実際どれだけ払うか、払えるか、それを決めるのは裁判所だったり、国だったりすると思うが、加害者である東電ではないことは確かでしょう。いかがなものでしょうか。Photo


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2011年10月 8日 (土曜日)

ガラスの選手

 スポーツの秋ですね。私の通っている作業所でも秋のソフトボール大会に向けて練習をしています。去年はぎっくり腰をしてしまい、皆から「ガラスの腰」と名付けられてしまいました。今年こそはと、心に期するものがあったにもかかわらず、大会に向けて練習開始という時に、四十肩で手が上がらないというありえない「ガラスの肩」ぶりを早々と露呈してしまいました。ひきこもり期間が長すぎる分、体の老化も早いようです。

 しかし、私だけではないのです。作業所のメンバーもまた同じ。ガラスの腰2号、メタボリックな腹、伸びすぎる筋、純粋なお爺さん、の異名をもつメンバーが何人もいるのです。こんな虚弱なメンバーで大会にでるのですがら、野球ができる、人数を集めるだけでも大変です。

 私自身、他人をどうこう言える立場ではない。作業所では、打てない、守れる、走れるのニ拍子揃った選手としてそれなりに信望を得ていたのですが、ぎっくり腰&四十肩を経て、打てない、守れない、走れるだけの一拍子の選手になってしまいました。集中力と握力の低下がひどく、自分でも情けないくらいぽろぽろと玉を落とします。グローブに当てて、遊んでいるだけなんじゃないかと疑われるほどの、エラー王です。慌てて握力を鍛えていたら、小指がジンジン痛くなってきました、私はどうしたらいいのでしょうか。ハンドグリップ


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2011年10月 5日 (水曜日)

wiiのケーブル

 ずっと家の中にいると、気が滅入ってきますから、たいがい近所を、スクーターで徘徊しています。家からでないのは初心者で、中級者以上なら外に出ます、対人関係がないだけです。

 どういう状態か。私の場合はというと、まず近所の本屋に行きます。安心ひきこもりライフが置いてあるか、チェックして、置いてあればエッヘンとなり、置いてなければしょんぼりします。本屋徘徊のあと、中古ゲーム屋さんに行きます。特に何も買いもせず、店内をぐるぐる回ります。ウインドウショッピングとはこういうものだと聞いています。

 何も買わずに、もしPS3を持っていたならこのソフトが買おうかなと「空想」するのです。もうこれだけで、お腹いっぱい。最新のゲーム機を買うのは、お金持ちがやることで、我々ひきこもりはトランペットを欲しがる黒人少年のようにただ眺めているだけです。

 

 そんな私の前に、Wii用のD端子ケーブルが300円で売っていました。安い、これがゲームキューブ用だったらなあ、とまずは素通りしました。

 しかし300円は安いな、そう思うと店内を一周して、手にとってじっと眺めていました。任天堂製ではありません。純正じゃないから中古価格が安いんだな、そう思ってまた元に戻しました。

 気がつくとまた店内をぐるりと一周してWiiのケーブルを手に持っていました。将来、Wiiを買うかもしれない、そんな空想にとらわれてしまったのです。任天堂のゲーム機は標準ではへっぽこケーブルしかついていないはず、ならばこの安いケーブルを買っておけば、将来役に立つ、でも今持ってないし、将来買わないかもしれない、将来ケーブルの値段そのものが下がるかもしれない、などと空想して長い時間をすごしました。

 結局、安さに負けてWiiのD端子ケーブルを買ったのです。その後本体も買おうかと思いましたが、それはもう少しお金持ちになってからにしようと思い、やめておきました。だから、私の部屋にはWiiのケーブルだけがあるのです。

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2011年10月 2日 (日曜日)

シェンムーⅢ

 ひきこもりは家の中に閉じこもってゲームばかりしている、怠けている、けしからん、などと言ってばかりで、逆に利用しようという考えが出ないのが情けない。何十億円とかけて就労支援をするよりも、ひきこもりを啓蒙するようなゲームを国の助成金をつかって開発するほうが理にかなっている。

 ゲームに精通している私からの提案ですが、尻切れトンボで終わっているシェンムーシリーズの完結編を、ひきこもりに対する助成金を使って作ればいい。

 『就労シエンムーⅢ』。セガが社運をかけ、70億もの大金を注ぎ込んだ伝説のゲーム、「シェンムー」の正式な続編。内閣府がやっているひきこもりの調査やら、研究データも、外部に人、特に当事者に伝わらなければ意味がない。

 ひきこもり支援の実態を伝えるべく、『就労シエンムーⅢ』が必要なのです。情報公開の時代ですよ。ゲームで就労支援を体験してもらう。まずは、オサダという名古屋のチンパンジーが、ひきこもりの部屋に飛び込んで来るところからゲームは始まります。「タワケー」と叫んで、隣にいるNHKスタッフに、ひきこもり息子を殴らせます。方向キー←→を使って、うまくよけましょう。すぐに役立つ、実践的ゲームソフトだ。〈続くかも〉

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