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2011年3月30日 (水曜日)

夢はなに?

 おじさんの夢はなに? と甥っ子に聞かれました。茫然自失です。言葉を失いました。学校の授業で習ってきたことを、甥っ子はすぐにおじさんにぶつけます。

 「おじさんの夢はなんだろうねえ?」とオウム返しするのが精一杯です。甥っ子はしばらく考えたあと、「野球かな、いやサッカーかな。どっちがいい」と聞いてきたので、それならばとおじさんは胸をはって、野球が夢ですと答えました。野球選手になりたい。

 それならばと甥っ子先生、「これらかは、ちゃんと投げないといけないよ」と投球フォームを変えるよう指導してきました。腕を上から振り下ろし、こういうふうに投げなさいと言うのです。オーバースローです。

 おじさんいつもこういう投げかたしているじゃんと、腕を横から繰り出して、おじさん投げのマネをします。サイドスロー。その通りおじさんは横投げなのです。そんな変則投げじゃ夢はかなわねえぞという甥っ子のお説教です。

 基本に忠実なフォームにして、夢を叶える努力をしなさい。甥っ子はそうおっしゃりたかったようです。努力次第では、勝山おじさんはベイスターズの選手になれるはず、甥っ子はそう信じているのです。

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2011年3月27日 (日曜日)

反原発おじさん

 放射能物質が危ないということを甥っ子に伝えるのは難しいことです。「どうなるの」と聞かれて、白血病になる、癌になるリスクが高くなると言っても、小学一年生にはわからないじゃないですか。だから、おじさんなりに翻訳して、「外にいると体が弱々しくなる」と説明してあげました。きっと学校も休みになるだろうと説明してあげた。

 でも、実際は原発事故などおかまいなしで通常通りに授業があったうえ、先生からは原発は遠くだから大丈夫と教わってきた結果、「うそジジイ」呼ばわりです。体が弱々しくなるなんて、バカなことを言うな! と怒られてしまいました。おじさんの評価だだ下がりです。無念です、日教組は原発推進派にちがいない。

 甥っ子は小学校に、次男坊は保育園に、甥っ子の母さん父さんは会社に行きます。放射能に備えて、自宅待機しているのはおじさんだけという有り様。私だけが地動説を信じているガリレオです。いや実は私が信じていることが天動説なんじゃないか。おっかしいな、広島・長崎経由チェルノブイリ、反核&反原発は日本の常識のはずだったのに……。どういうわけか不安を煽り、国家転覆をたくらむ異教徒扱いです。

 でも、事態は確実に悪くなり、原発事故の王道をまっすぐと歩んでいます。キビしい状況です。でも「おっくうだ」からさ、じっとし続けるよ。

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2011年3月24日 (木曜日)

元に戻る

 原発事故が起きたので、しばらくは反核の風潮になるでしょう。でも、長くは持たない。必ず元に戻る。チェルノブイリの時も反原発の気運が高まり、社会運動も活発化したが、全部元に戻った。チェルノブイリ原発事故が起こる前の、大丈夫、安心だという事故前のお花畑状態に戻った。

 人間というのは根が保守的なのだろう。変化がおこると、同時に反発がおこる。新しい未知の世界よりも、確実にわかっている今までのやり方に引っ張られる。だから、革新的な運動に火がついたなら、すみやかに実行し、悪いものを全滅させ、新しいものを創造しなければいけない。そこまでやりきらないと、全部元に戻る。

 日本が戦争に負けた時、偉い軍人は全員処刑され、全滅した。マッカーサーの力で、軍国主義は焼き尽くされたのですが、軍人がいた席に官僚がすわってしまった。軍人が官僚や政治家に変わっただけの、だいたい同じ仕組みに戻ってしまった。新しい民主主義は定着せず元に戻った。

 全共闘といわれる学生運動も見事に元に戻った。菅直人くらいでしょ、残っているのは。社会的風潮や保守的な気風も変えることなく、学生運動が起こる前の状態に戻った。日本の歴史はよく元に戻る。

 地震や津波、原発事故で世の中は変わる。よくなる。しかし、一年たてば、地震が起こる前の3/10の日本に戻る。日本は大丈夫、落ち着け、あの状態戻る。だから、戻る前に災いの種を取り除かなくてはいけない。全滅させないといけない。反原発ムードが続く、一年の間に原発をすべて止めることができなければ、もう永遠に放射能と共に生きていくしかない。チェルノブイリ事故の時も盛り上がったが、結局はだめだった。永遠によい風潮が続くと思ったのが、失敗の原因だったと思う。人は保守的だから、不利な変化は受け入れない。自分に有利なものだけを欲しがる。本当のことより、東大の学者の嘘を信じるようになる。そうなる前に、すべてを終わらせておく必要がある。

 貧乏くさい、しみったられた社会運動に火がつくのは一生に一度だけ。そのチャンスを逃したら一生世の中を変えることなんてできない。反原発運動は悪い意味で奇跡の2回目のチャンスが来た。しかし、再デビューで成功したのはエレファントカシマシと爆笑問題くらい、とても困難な道です。

 と、長々と書いてきましたが、原発事故は引き続き継続中で、収拾がつくのはまだ先になりそうです。原発事故はもうじき収まるだろうという推測のもと書き始めたのですが、おやおや、まだまだじゃないか。元に戻れないかもしれない。

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2011年3月21日 (月曜日)

空想11日目

 地震がおきて、ひきこもりを強化してから11日目です。地震や原発事故が起きても、自分のことで精一杯だという現状にかわりはありません、被災地支援も空想ですましています。

 復興支援スペシャルTVドラマ「実写版エウ゛ァンゲリオン」のキャストについて考えてみました。原発事故が運よくおさまれば、きっとこの手のドラマが放送されると思うんですよ。実写版ガンダムか迷ったんですが、原作の富野由悠季が実写版のオッケイを出さないだろうという、政治的な要素も加味して、今回はエヴァです。

 国民的アニメの実写ドラマを民放のゴールデンタイムに放送する、と仮定して出演者を決めます。テレビですから、視聴率やスポンサー、役者の知名度・話題度、製作予算のことも考えてください。アニメファンだけでなく、広い層の人に見てもらえるドラマでなくてはいけません。その点を押さえて空想した結果、こうなりました。みなさんはどうですか?

碇シンジ    (出演/えなりかずき)
綾波レイ      (安達祐実)
惣流.アスカ.ラングレー (栗山千明)
葛城ミサト      (小池栄子)
碇ゲンドウ     (田代まさし)
赤木リツコ    (小向美奈子)
渚カヲル     (時任三郎)
脚本       橋田壽賀子

 ハリウッドでの実写版製作も予定されているエヴァンゲリオンですが、日本のお茶の間に届けるということを考えると、主役はえなり、脚本は橋田先生にお願いしたい。年配の人にアピールして、視聴率とスポンサーを確保する。アスカとミサトのキャスティングには皆さんも異存なしでしょう。マーシーと小向美奈子は、刑法上の理由で出演が難しそうだ。その場合はそれぞれ、玉置浩二・青田典子に交代。渚カヲルには時任三郎を抜擢しました、ドラマに厚みを持たせてくれると思います。

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2011年3月18日 (金曜日)

ひきこもり如来降臨

 皆さん、すでにご存知のこととは思いますが、まずはこの記事をご覧ください。

 【東日本大震災】15年間の引きこもり男性、自宅流出も避難せず奇跡の生還
 - MSN産経ニュース http://t.co/3LW3GNU

 ばーん、まさにレジェンド。あの尊いお方が、人間界に降臨なされました。誰がみてもこれは神通力のなせる技、ひきこもり如来降臨であります。「避難はおっくうだった」の一言でうざいママンを退け、ひきこもりをキープ・オン。いざ災害に襲われると奇跡を連発して、危機をくぐり抜けていきます。

 天井が落ちてくるという災難までも、自分の力にするところがすごいです。天井が落ちてなければ梁につかまることも出来ないし、屋根の隙間の空間で呼吸することも出来なかったでしょう。屋根が壊れ、流されると、今度はビニールの取れた、ビニールハウスの骨組みにつかまります。流れていく先々に「つかまるもの」があるのです。ファミコンで鍛えた握力が命の瀬戸際で大活躍します。

 水が引くと、自力で歩いて隣の避難所まで移動。一切の救助を受けずに、あの大津波の中を生還したのです。そんな自分を「幸運だった」の一言ですますあたり、謙虚さがにじみ出ていて素晴らしい。

 死んだはずのひきこもり息子が帰ってきたときの「ママン」の顔が見たかったですね。息子は津波に流されて死んだと思っていたはずです。普段はいがみ合い、罵り合いの親子ですが死んでしまうと、心の中で美化が始まります。心のやさしい息子だったのに……と涙ぐんでいたことでしょう。そこにずぶ濡れで、ひきこり息子があらわれたのですから、うれしい気持ちと、えっ帰ってきちゃったのという気持ちが混ざりあった、いいお顔をしていたことと思います。「ひきこもり16年目もよろしくね」、そんなヒューマンドラマですよね。

 この奇跡の生還劇にバスター・キートンの映画を連想したのは私だけでしょうか。

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2011年3月15日 (火曜日)

秩序あるひきこもり

 福島原発事故に関するニュースを見たり、ネットでいろいろ情報を集めた結果、疎開する場所と移動手段があるなら避難、なければ「秩序あるひきこもり」という結論に達しました。

 働かない、学校に行かない、家でごろごろしているのが一番だと思います。人が動けばエネルギーも食料も多く消費しますし、原発事故による放射能も心配、家の中で寝ているのがいい。動くべき人が動けるようにするために、何もせずなるべく消費しないように過ごすのです。

 「不要不急のことではあまり外に出ないで、社会活動が数日間低下しても」by菅首相。ここまで、力一杯ひきこもり肯定されると何か自分にもやれることはないかと、はりきってしまいがちですが、いやいや、今は惰眠に勝るものはなし。一日中寝ていればいい。そうすると、お腹もあんまり減らないから、買い占めに走る必要もない。我らのひきこもりっぷりの良さをみせつけてやりましょうよ。

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2011年3月13日 (日曜日)

原発ぽーん

 わたくしは、チェルノブイリで原発事故がおこり、日本でも反原発運動が盛んだった時期に、高校生だったこともあって原発に対する知識が少しあります。だから、ニュースを見て福島がやばいというのは、すぐに分かりました。

 でも、ヤングの人は落ち着いて行動すれば大丈夫だくらいに思ったかもしれません。でも福島で大事故が起きれば、関東も射程距離。もういかんと中年以上の人は思ったのでは。ヤングよ、昔のチェルノブイリの事故の時は、旧ソ連、今のウクライナから日本まで、ジェット気流にのって放射能がとんで来たのですよ、その距離八千キロ。だから、福島でぽーんと爆発した映像をみた時は、私はちびってしまいましたよ。報道によればまだ、せーふのようですが不安です。ちなみに横浜は明日は計画停電だとか。

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2011年3月10日 (木曜日)

甥っ子、泣かしました 4th

 「おい、おっさん、何やってんだ!」、ばーん甥っ子次男坊の登場です。しかし、なんという憎たらしい口の利き方でしょうか、四歳のお坊っちゃんとは思えない、横柄な態度です。小さくてかわいいという保育園児のイメージが、本人には気に入らないのか、自分のことを「俺」と呼び小さいくせに、でかい態度をします。それが愛嬌があって面白い。

 甥っ子次男坊は今、かまってブームとまねっ子ブームが両方いっぺんに訪れています。誰かのマネをして、すりよってくる。大の被害者が「お兄ちゃん」こと甥っ子長男坊です。「お兄ちゃん」と「俺」で話を進めていきましょう。

 お兄ちゃんがやることなすこと何でもまねする。まねする方は楽しいだろうが、まねされる小学一年生のお兄ちゃんにとって、これほどうざいものはない。あっちにいけ、来るな! と言ってもすりよってくるし、まわりの大人からは兄弟なんだから仲良くしなさいと説教されるのです。兄とは損な役割ですのう。勝山おじさんも長男ですから、同情してしまいます。学校の授業はつまんない、家に帰れば「俺」がまとわりついてきてウザいとなれば心休まる時もない。

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 甥っ子兄弟が遊びに来ました。でも両方といっぺんに遊ぶことはできないので、代わりばんこ。まずはお兄ちゃんと将棋をすることになりました。しかし、かまってブームの「俺」は納得いきません。おじさんとお兄ちゃんの将棋のじゃまをするのです。勝手におじさんの駒を動かして、「王手!」といってお兄ちゃんを憤慨させます。お兄ちゃんをなだめながらの将棋です。「俺に駒を動かせろ」とおじさんのヒザにのり、王の駒を取りあげ、「王手!」言って駒をぶん投げる。さすがにこれはいかんと、「俺」を除外して、お兄ちゃんと二人だけでやっていると、ダッシュでしてきて、そのまま将棋盤の上を走り抜けた。お兄ちゃんがキレた。キレる若者の誕生です。

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 「警察ーーーー!!! 警察を呼んでくれーーーーー!!」、叫ぶお兄ちゃんをおじさんがなだめます、まあまあ落ち着いてくださいと。そんなお兄ちゃんに向かって「俺」が「どうせ、呼ばないくせに」と言うもんだから、お兄ちゃんの頭のサイレンがピポピポ鳴り響く、「警察だー、警察に逮捕してもらう」というもんですから、困ります。でも、さすがにかまってほしいからといって他人の遊びの邪魔をするのはマナー違反ですよ。お兄ちゃんもおじさんも、爺もみんな、「俺」がよくないぞと警告すると、すねてしまいました。そして、

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 押入れの中に入ってましいました。おやおや天岩戸、押入れひきこもりです。お兄ちゃんから「いつも押入れに入る」と説明をうけました。すねると押入れに入るようです。戸を締めて押入れの中で、ハンガーストライキでしょうか、とても面白い、いいリアクションだなとおじさんも感心しました。静かになったのでそのまま将棋を続けていると、

 ん? おやおや、子供のすすり泣きが聞こえるぞ。なんだ、なんだ、あっ大変だ。ガラッと押入れの戸を開けると、顔を涙で濡らして「俺」がしくしくと泣いているじゃないですか。これは、いかん。お兄ちゃん、おじさん、爺の三人でよしよし、もうお前さんを一人ぼっちにさせはしないよとなぐさめますが、なかなか泣きやみません。「俺」が実はナイーブな性格だということを忘れていました。押入れに入っても誰も引き出しにこない、出るタイミングを失って押入れのなかですすり泣いていたのです。おじさん大失態です。いつも入っているから大丈夫だと油断してしまいました。

 遊びは「俺」優先。まず、「俺」と遊んだあと、お兄ちゃんと遊ぶというシステムに変えました。朝三暮四。平等に遊んでいるのですが、まず「俺」から、そしてお兄ちゃん、これでどうでしょう、これでおじさんをゆるしてくれるでしょうか。そして、いつになったら、「おっさん」ではなく、「おじさん」と呼んでくれるのでしょうか。
<終り>

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2011年3月 5日 (土曜日)

日本社会復帰大学

 日本社会復帰大学というのがある、と言っても誰も信じないと思うけれど、実在します。ひきこもりは流行ってないが、ひきこもりビジネスは流行っていると断言していいでしょう。

 半年間で、一科目二単位を取得して、卒業というかげろうのような大学。通信制で7万5千円、どうですか。授業はインターネットで受ける。

入学後には、八洲学園大学専任教員による週1回90分、全15回の通信授業を、共に学ぶ「バーチャルお姉さん」がメール等で毎時間フォローするサポートを行います。

 バーチャルお姉さんの存在が、社会復帰から一番遠いもののように感じるのは私だけでしょうか。学生同士の交流はSNS、つまりミクシィのようなものでおこなう、日本現実逃避大学と呼ぶほうが近い。八洲(やしま)学園大学というところが、母体ですが聞いたことがない。調べてみると横浜にある通信制大学。ずいぶんと学費が高い、同じ通信制の大学なら放送大学のほうがはるかに安くすむ。

 スポンサーがいれば、私が入学して、潜入ルポをお届けしたい。なにより、日本社会復帰大学卒の学歴に一番ふさわしい人間って、ひきこもり名人の私以外にいるでしょうか。

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2011年3月 2日 (水曜日)

ミニ・ビースト

 テオ・ヤンセン展で先行発売されていたミニビーストをようやく組み立てました。結構時間をかけて作ったわりには、30秒ほど動かして、飽きてしまいました。細い棒を本体の横に取り付けて、手でぐるぐる回して歩かせるのが、空しいのです、……と思っていたら、現在本屋で売られている、正式発売バージョンのミニビーストには風車がついているじゃないですか。

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 大人の科学という雑誌のふろくです。表紙の写真に写っているように、風車がついていて、風力でゆっくり歩くようになっています。先行試作版は風車を取り付けることは出来ず、手回しのみのでしか動かせない、つかまされたな、ヤンセンめ。

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