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2009年2月27日 (金曜日)

ひきこもり息子活用法 1

 セコムしてますか? そんなCMの問い掛けにひきこもり息子を持つ親御さんであれば「そんなものするか、常駐しておるわい」と答えたくなるもの無理はありません。防犯対策はもちろん救急通報サービスもひきこもり息子なら万全です。セコムにあってひきこもりにないもの、それは安心くらいなもの、どういうわけか不安ばかりがつのります。

 仮に一軒家に老夫婦が住んでいるとして、この家をセコムするとなると最初に工事費が約45万円、それに毎月料金が4500円かかります。こんなにお金を使って大丈夫なのでしょうか、ひきこもり息子のいないお金持ちの考えることは私たちには理解できないものがありますね。セコムしてますか

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2009年2月24日 (火曜日)

ひきこもりの初歩の初歩

 ひきこもりがひたひたと歩み寄ってくる足音を聞いたことがありますか。平穏無事、とにかく今まで通りにしていれば問題はないはずなのに、ひきこもらせようとする何かが自分に近づいてくる音。勉強だけがすべてじゃないぞ、そんな囁き声。幻聴ではないです、心の声ですぞ。

 勉強して、テストでいい点取ってさえいれば、いい学校に進学できて、いい会社にいけて、すべて上手くいく。あとは適当に遊ぶなり、自分の好きなことをすればいい。それに間違いないはずで、その通り生きているのに、時々心の声がする、こんな勉強役に立たない、なんてつまらないんだ、暗記ごっこじゃないか。もちろんそんな魔の声は速攻で振り払って、いつも通り過ごすのです。

 自分も親も学校も友達も近所の人も、このやり方で生きているのだから正しいはずだ、直接役に立たない勉強も将来の自分の選択肢を広げてくれるはず、やりたいことは後で見つければいい、世間で立派な人が普通とする生き方に異存はない。

 それなのに、つまらない会社で、役に立たない物をつくり、役に立たない物を売る、時間の切り売りで一生を終えるなんてくだらない、などという心の声が中学生になったくらいから、絶えず聞えるようになる。念を押しておきますが幻聴じゃないですよ、自問自答です。

 追い払っても追い払っても、こういう魔の声、尾崎豊をだめにしたようなメッセージが、不良少年のいいわけが、まるで自分の本心であるかのように、自分にまとわりつく。

 これを認めると、自分の人生が全部間違っていたということになる。この心の声に従えばそういうことになる。つまらない勉強とつまらない仕事のために、全身全霊をこめてがんばってきた自分は、何をしているのかわからなくなる。当然そんな考えを認めたら人生が全部なくなってしまうので、何度でも振り払うのですが、最後はどうしようもなくなって、自分の本当の考えと自分の行動が一致する、つまりひきこもりが始まる。

 こんな思い出はひきこもりの初歩の初歩ですが、本も絶版になったことだし、この辺で確認のためにも書いておきますよ。藤子不二夫A

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2009年2月22日 (日曜日)

たき火療法

 人生で楽しいことはたき火だけだ。寒い、薄暗い、そんな季節も人生もたき火すれば何とかやり過ごせる。熱い、そして暑い。ひきこもり作業所でたき火をしています。こんなイメージさ。

たき火

 たき火中毒。たき火くれ、たき火らせてくれ! という気持ちになるくらい、都会人の私には楽しい。たき火なんて全然出来ないでしょ。

 作業所の隣りの雑木林を伐採したおかげで、その空き地で、たき火することが出来るのです。炎を眺めるだけでも癒される、原始の力ですよ。これは精神療法になります、たき火療法。ユーモア療法を越える最高のプログラム、冬季限定24hたき火営業場とかいける気がするな。

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2009年2月19日 (木曜日)

ひきこもり読書週間

 読書というのが一番お金のかからない娯楽。ひきこもりにとっては毎日が読書週間です。本を手に入れるのは簡単、読むのもちょっと簡単、その先の消化すること、読んだ内容を咀嚼して、自分のものにするのにはなかなか時間がかかる。

 時間かけても何もひらめかない時もある、本を読んでいい考えが頭に中に思いつかないようでは、読んでないのと一緒なのだから、本当にどうしようもない。最近そういうのが多いんだよな。読書週間

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2009年2月17日 (火曜日)

ママンの誕生日

 ママンが朝からきいきいと騒いでいる。今日はママンの誕生日、妹夫婦が祝ってくれるというので、極度の興奮状態に陥ってしまったようです。老夫婦、親子のいがみ合いも今日は封印、だって甥っ子二人を含めたみんなでママンの誕生会をするのですから。

 勝山叔父さんも今日一日は死んだふりで大人しくと覚悟していたのですが、いざ甥っ子が花束をもって「誕生日おめでとう!」と元気よく挨拶するのを目の当たりにして、反吐が出るような思いと、むかむかする吐き気に襲われまして、注文した特上寿司に手もつけず寝込んでしまいました。

 そのうち、何だか家で寝ているのも辛くなったので冬の寒い中、外をうろつくという、そんな一日でした。まだまだ俺も現役だなと再確認しましたなあ。誕生日

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2009年2月15日 (日曜日)

ひきこもり伝来

 もし甥っ子が不登校になったらどうしようか。ひきこもり&登校拒否のソムリエとして、快適な不登校ライフを送れるよう案内してあげなくてはいけない。そろそろフリースクールの場所とか、不登校の集まりについて調べたほうがいいかなと考えていましたが、もうすでに甥っ子がちょくちょく保育園を休んでいることを知りました。

 まさにサラブレッド、登園拒否です。家族の誰一人話題にしないから気づきませんでした。我が家にとって子供が保育園に行かないなんて小さすぎること、だって働き盛りの叔父さんが家にいるのですから。サラブレッド

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2009年2月13日 (金曜日)

ひきこもり第一印象

 第一印象が大事だとは言うけれど、第二印象、第三印象と、最初会っただけでは気づかないような部分にこそ、その人の面白味があると思う。始めから見せてしまっては引かれてしまう強い個性やこだわり、そっちの方が全然大事じゃないか。上っ面だけで、第二印象も第三印象もない空っぽの人間なんて面白くもなんともない。スマイル

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2009年2月12日 (木曜日)

拾うようになったら

 ブックオフには古本が売っていると思っていましたが、実際はゴミが置いてあるだけだと気づきました。まれに金目のものも置いてあるが、基本的にゴミ屋敷、105円払ってゴミを拾う。ブックオフをうろついて過ごすというのは、スラム街に住人がゴミ集積場で鉄屑などの廃品回収で生活しているのに近い。心も生活も貧しくなると、何でも拾うようになる。ゴミ処理場

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2009年2月 8日 (日曜日)

ひきこもり釈迦 大乗の教え編

 印度の雨季は長く激しい、川は氾濫してすべてを流し去る。この時期ひきこもりブッダは竹林から、高台にある信者によって寄進された寺院へと移る。そんな梅雨の時期のお話です。

 弟子唯一のイケメン善男子の阿難(あなん)がひきこもりブッダのところにやってきました。尊いかたブッダよ、今日はどうしてもお尋ねしたいことがあります。我々は信者から布施を集めます。が、もし嘘をついて布施を集めている者がいるとしたら、いかがなものでしょうか。それは良い事でしょうか、悪いことでしょうか。ブッダは答えた、それは悪いことであると。ならばと阿難は一人の弟子の名前をブッダに伝えるのでした。

***

 ひきこもりブッダは不動明王の顔になり弟子の名前を呼んだ、富楼那(ふるな)はおるかと。「へーい」と富楼那は走ってきた。今日も布施をしこたま集めて、すこぶる上機嫌。しかしブッダ様子がおかしい、険悪な空気である、富楼那がもじもじしていると、阿難がもう一度ブッダに問うた。もし嘘をついて布施を集めている者がいるとししたら、それは良い事でしょうか、悪いことでしょうかと。

 それを聞き、富楼那は大変に愕きました。なんだなんだ嘘なんかついていないぞ、お布施をすれば死んだあと天国に行けてガッハッハだと そう教えているだけです。阿難はぐいと詰め寄り、それが嘘でなくてなんなのですかとブッダのほうを振り向いて言った。師よ富楼那に説いてください、高邁なひきこもり説法を。

***

 ブッダは極太のジョイントをふかしなが ら阿難に言った。お前さ、そんなんだからいつまでも悟れねえんだよ。小せえんだよ、大きく考えろよ。おい阿難、女子にもててるからっていい気になんじゃねえぞ。ひきこもりブッダの大乗の教えが始まりました。

 例えばさ、たった一つしか出口のない大きな屋敷があるとするじゃん。その屋敷の奥の部屋でひきこもりチルドレンが遊んでいる。屋敷はオンボロで腐りかけている上、あらゆるところに悪魔が住み、毒蜘蛛が住み、大蛇がいて、長田百合子がいて、 戸塚ヨットスクール校長がいて、レンタルお姉さん連中までいる、そんな危険な化け物屋敷が火事になったとしよう、このままでは全員焼け死んでしまう。ひきこもりチルドレンをこの火事から助け出すにはどうしたらいいか。

 富楼那ならこういうだろう、一番最初に出口にたどりついた子にはWiiかプレステ3かニンテンドーDSのうち好きなものをあげると。ひきこもりチルドレンはダッシュで出口に向かい、魔物につかまることもなく、長田・戸塚・レンタル姉さんの横をすり抜けて、火事の中を外に出ることが出来た。そして出てきた子供全員にニンテンドーDSをあげた。阿難よ、これが嘘であろうか。

 尊いかたそれは嘘ではありません、と阿難は言った。ひきこもりブッダは続けた。だろ、エロ尼にいくらもてたって、こういことは教えてもらえねえだろう、お前の考えは小せえんだ、小乗だ。いい気になんなよ、もっと布施集めて豪邸でも建ててみろ。

 嘘も方便という教えです。阿難は頭を垂れ涙を流しながら、ひきこもりブッダの大乗の教えをかみ締めるのでした。寺院

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2009年2月 6日 (金曜日)

ひきこもりドリームランド

 自分が手に入れられるものだけを欲している分には、ひきこもりもこじれることはない。手に入れらなれないものを望むから苦しくなるし、むなしくなる。ひきこもりの就労活動の辛さの原因は、そこにあるのですよ。ドリームランド

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2009年2月 3日 (火曜日)

友達をいつも蹴落とすことばかり教え込まれてきた

 会社だけでなく、学校も競争の場です。友達の成績が落ちれば、自動的に自分が上にあがるのです。まあこんな偏差値競争の話をしても、ひきこもりの諸君はまったく無反応。ひきこもりや不登校こそ、学歴競争の一番の被害者かというイメージを持っている人がいたら、それは違う。

 ガリ勉と落ちこぼれには競争がない。ガリ勉を蹴落とそうとする人がいるわけもない、勉強しか取り得のない、いい意味でみそっかす。落ちこぼれは言わずもがな、蹴落とす必要がない。ありがたい、ずっとその惨めな成績をキープしていれば愛される。悪い意味でみそっかすだ。

 ひきこもりの人生の半分はガリ勉で、残りの半分が落ちこぼれ。だから、偏差値をめぐる競争にはちっとも参加していない、中間を吹っ飛ばしてしまったんだ。教育

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2009年2月 1日 (日曜日)

腐れチャレンジ

 腐れチャレンジの話ほどつまらないものはない。就労活動で不採用の連続に心が折れてしまった人に対して、これをやるなら人間としてクズです。

 50回失敗しても51回目に成功するかもしれない。100社落とされても101社目に採用されるかもしれない。このような体験談及び励まし、通称・腐れチャレンジに関する一切を法律で禁止して欲しい。最近話題の派遣村などでこのような智慧のない戯言がないことを祈る。

 昔、武田鉄矢が主演したドラマに、101回目のプロポーズというのがあった。若い人は知らないだろうから説明すると、100回プロポーズして断られた男が、101回目に浅野温子演じる美女にプロポーズして結婚するという話だ。いかがなものでしょうか。

 もてないにもほどがある。鉄矢がブサイクなのは分かっていたが、これほどまで酷かったとは。30回断られたあたりから、精神が病んできてカウンセリングを受け始め、50回目以降は精神薬を飲みながらのお見合いのはずです。101回目はトラックの前に飛び出して「僕は死にましぇーん」という有り様ですから、早く精神科へ入院したほうがいい。

 こういうドラマには映らない部分を想像して欲しい。51回目で成功した人は、50回の失敗を話すことが出来るのです。101社目で採用された人が、100回の不採用を話すことが出来るのです。永遠に世に出ない無限の失敗、億千万の不採用。それに涙する者だけが本当に優しくなれる。武田鉄矢

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