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2008年7月31日 (木曜日)

ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子2 舎利弗・目連編II

 舎利弗(しゃりほつ)は、ブッダの弟子になってわずか十五日で悟りをひらきます。ブッダにとって舎利弗がどんなにかわいかったか。お互いの考え、言葉が心に響き合い、共感するです。舎利弗は亡くなるまで、ブッダの右腕として活躍します。

 目連(もくれん)には神通力があり、世の中のありとあらゆるものを見通せる力があります。目連は亡くなったママンのことを思い出しました。孝行したい時に親はなし。目連はふと「ママンは今何をしているだろう」と考え、神通力で天国を覗いてみました。しかしそこに目連ママンはいません。おかしいな、まさかな、そう思いながら地獄を覗いて見るとそこには餓鬼道に落ちた目連ママンが、腹をすかせて苦しんでいました。

 目連は修行中の身である事を忘れ、全てをほっぽりだし、柿の木から実をもぎ取ると、地獄にいるママンの元へと行きました。地獄の鬼となって餓えているママンに、目連は地上から持ってきた柿の実を手渡します。でも次の瞬間、地獄の火に焼かれ、柿は灰になってしまいました。目連は何度も何度もママンに柿を渡しましたが、餓鬼となったママンが手に出来るのは灰の塊だけです。

 目連はブッダに事情を説明してママンを救ってくれるよう頼みましたが、「全部親が悪い」とブッダは取り合ってくれません。それを見かね、舎利弗もブッダに目連ママンに慈悲を、と頭をさげます。ブッダは「地獄の人間救うのには僧が百人必要だよ、百人分の人件費が必要なんだよ、それを持って来なさい」と目連に言いました。

 目連は托鉢に出かけ、百人分の人件費を集めるのです。そんな余計なことをしていたため、目連が悟りを開くのは舎利弗より一ヶ月ほど遅くなってしまいました。

 知力の舎利弗、武力の目連というキャラ分けで、ブッダ教団の中心人物となっていきます。ひきこもり仏教は犯罪予備軍という偏見があり、しばしば異教徒が難癖をつけにやって来ました。これを追い払うのが、目連です。全てを見通す神通力があり、体が大きく丈夫だった目連はこの役割りを忠実にこなしました。

 そんな目連もある日、街で異教徒に襲われ、ボコボコにされ殺されてしまいます。その知らせを聞き、最初に駆けつけたのが舎利弗でした。「ああ、君ほどの人物が。ああ、なぜこんなことに」。その後しばらくして、舎利弗も病気で亡くなってしまいます。ブッダは、後継者と思っていた人物を、同時に二人なくしてしまうのです。Obon_1

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2008年7月30日 (水曜日)

ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子1 舎利弗・目連編

 舎利弗(しゃりほつ)、インド名はサーリプッタ。天才中の天才でブッダの言った事を全て理解してしまう程、打てば響くとは舎利弗のことです。一を聞いて千を知ると言われます。ブッダの代わりに説法をするくらい出来のいい弟子です。

 目連(もくれん)、インド名はモッガラーナ。舎利弗の幼馴染の親友です。この世の天地人を見通せる神通力の持ち主です。天才、舎利弗も目連には一目も二目もおいていました。

 二人は人生を極めるべく、一緒に出家します。でも最初は、変な宗教に入信してしまいます。しまったと思いつつも、他に行くあてもなく変な宗教団体で修行を続けます。天才と超能力者ですから、みるみる力を発揮し、出世していきます。このままでいいのだろうか、舎利弗が途方に暮れているときに、目の前をぼんやり安心ヅラで歩いている僧を見つけ、舎利弗は引き止めます。

 「どこの教団のかたですか」と。僧は、ブッダの弟子ですと答え、ブッダの教えをちょこっとだけ教えてあげました。舎利弗にちょこっとは、ちょこっとではありません。一を聞いて千を知ると言われた舎利弗はブッダの素晴らしい教え、安心ひきこもりライフを即座に理解し、変な教団をやめて、ブッダの弟子になることを決めます。

 舎利弗は目連の元に行きました。「やめようよ、こんな職業訓練」「ああ舎利弗よ、良くぞ言ってくれた。履歴書の書き方教わっても学歴ないから虚しくなるだけだよ」と二人はその日のうちに変な宗教団体を止めて、ブッダの元に向かいました。

 この時、変な教団にいた五百人の信者も、舎利弗と目連を慕って一緒にブッタの元に行きました。これがひきこもり仏教の始まりです。ブッダ一人でなく五百人もの集団になったのです。一人で林の中にこもっているヤバい人と言われていたブッダも、舎利弗と目連のおかげで社長のようなポジションになれたのです。釈迦十大弟子

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2008年7月29日 (火曜日)

プール監視員

 毎週のように甥っ子が家にやって来ますなあ。来るなり、笛を吹き、メガホンで大きな声で話をする。「どういうことですか?」「プールの監視員です」と保護者から説明を受けました。やはり夏だ、甥っ子も新キャラを入れてきたな。

 勝山叔父さんはもう甥っ子にマンツーマンでつく体力がないので、途中で散歩に行くことにしています。敵前逃亡ですなあ。毎回そんな感じなので、今日は甥っ子から「叔父さん、今日もお仕事なの?」と聞かれてしまいました。

 誰だろう、甥っ子に叔父さんは仕事に行っているなんて吹き込んだのは。でもせっかくだから「これから仕事です」と甥っ子に大嘘をついて出かけました。ブックオフに行きました、マンガを立ち読みしていました。ああ、涙が止まらないのはどうしてだろう。Megahon

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2008年7月28日 (月曜日)

世界のTシャツ

 ママンが日本の夏は暑いからと、スイスに旅行に行きました。日本の老人の娯楽と言えば海外パックツアーですよね。というわけで、ママンも年に2回くらいは旅行に出かけるのです。そしてボクのお土産にTシャツを買ってきます。

 両親がハワイに旅行する時、お土産は何がいいと聞かれ、アロハシャツと答えてしまったのがそもそもの始まりです。旅行すればボクの服を買ってもいいというお墨付きをもらったとママンは勘違いしているようです。親孝行にはいろいろありますが、一番は親が選んだ服を着ることだと思います。ファッションをママン色に染められてこそ、真の親孝行ではないでしょうか。

 今ボクの手元にSwitzerlandという文字とスイスの国旗の刺繍のはいったTシャツがあります。あなたはこれを着て外を歩けますか。

 ハワイ、オーストラリア、スリランカ、インド、ちょっと見ただけでもこれだけ世界のTシャツがある。一度も着ずに捨てたものもだってある。こんな変なTシャツは着れないと怒ることは、もう何度もしてきた。怒るとどうなるのでしょうか。変なTシャツじゃなければ着る、ママンはそう解釈するのです。若者風のデザインのTシャツなら着てもらえると、厳選吟味して買ってくるようになります。ママン生きがい発見です。

 ママンの目から見た、オシャレな若者風のTシャツは、どことなくイトーヨーカ堂です。親が買ってきた服を着るのは小学生までと思っていましたが、36歳いまだこれを継続中です。いかがなものでしょうか。Hawaii

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2008年7月25日 (金曜日)

しゃるうぃー読書会

 読書会に参加します。読書会とは「グループで一定の本を読んで、読後の感想や意見を話し合う会」のこと。典型的なよもやま話、無駄話の会合でしょう。このブログ「鳴かず飛ばず働かず」がテキストです。このブログを読んだ感想や意見を話し合うのですが、いかがでしょうか。

 毎回10名近くの参加者があるそうです。ひきこもりお約束の遅刻早退も自由です、暇な人はぜひ来てください。1_2

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2008年7月23日 (水曜日)

ヒキコモリゼミ

 土の中で7年間暮らし、外に出る。そんなひきこもり、ではなくセミ。人間に例えるなら70歳近くまでひきこもった後、脱ひきこもりを果たし、木にしがみついて「もてたいぞ」と大声を張り上げる。鳴けども鳴けどもセミがもてている気配はなく、虫取り網をもった子供に追い回され、おしっこをちびっては命からがら飛び回る生活。

 セミは偉大だ。偉大なひきこもりだなと思うのです。勇気あるヒキコモリゼミの短い青春に敬意を表します。6201019

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2008年7月22日 (火曜日)

丹沢大山

 富士山に登る決心をしました。もう悟りをひらくには、ご来光を見るしかない。もっと、もててもいいはずだ、そんな煩悩を振り払うには富士の霊山で心神を清めるしかない。でもいきなり富士山に登るのは無理があるので、リハーサルをかねて丹沢の大山に登ってきました。マイ登山ブーム継続中です。

 岩が多く、足場が悪い。雨降りの山ゆえ、時々雨もぱらつきます。霧が濃かったので、景色なしの状態での登山です。約2時間半かけて頂上に到着しました。見えたものはマイナスイオンあふれる一面の霧だけです。頂で握り飯を食べ、休憩した後に下山。元のケーブルカーの駅まで戻って、ハイキングは終了であります。

 全身汗だくでしたが、いい修行が出来たと満足しています。後は富士山に登るだけ。ひきこもりと富士山は相性がいいんじゃないかと思うんですよ。ひきこもりが日本一に挑戦できるのって富士山くらいでしょ。ひきこもり限定富士山登頂ツアーを組みたいくらいです。でもそれには、まずボク自身が登ってみて、悟りをひらいてからでないといかんでしょ。かわいい子羊たちを、富士の路頭に迷わすわけにはいきません。8月の上旬に登頂し、ご来光と共に悟りをひらく予定です。Keiburu

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2008年7月21日 (月曜日)

夏休み

 肉体は毎日休んでいるが、精神はちっとも休んでいない登校拒否の魂の解放を謳う真夏の40日間、それが夏休みだ。負けるなよ。Sun

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2008年7月19日 (土曜日)

脱ひきこもり劇団

 元・ひきこもりと称する人が、人前に出て体験談を話す。例えばひきこもりの子供を抱える親の会の集まりなどの壇上で、ひきこもりを脱出するきっかけや、働けるようになったやり方を話す。もうお馴染みですよね、脱ひきこもり劇団です。ヒキコモリキング、ヒキコモリ座の怪人など、劇団四季を彷彿させるロングラン公演です。

 でもお芝居の世界での話でしょ。現実には脱ひきこもりだとか元ひきこもりだとかは存在しません。ひきこもりにつく言葉は、永遠だとか生涯という単語に限られます。まあ、娯楽作品として楽しむぶんには、悪くはないかもしれませんがね。Lk

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2008年7月17日 (木曜日)

ひきこもり筏

 例えるなら安心ひきこもりライフとは、人生という川を渡るための筏(いかだ)のようなもの。脱ひきこもりだとか職業訓練という名の泥の舟に乗せられ、今まさに沈み、溺れようとするひきこもり中年男子を助け、岸まで運ぶ小さな筏のようなものです。

 ひきこもりの涙の雨で氾濫するアフィリエイト川。そこで溺れている人を助けるのも、安心ひきこもりライフこと、ひきこもり筏の役目です。女々しいやつほどポジティブなことを言うものだ、泥の舟には気をつけましょう。S0062

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2008年7月14日 (月曜日)

半人前公務員

 ひきこもりの新しいもう一つの就職先としてのオルタナティブな公務員、それがボクが提唱する半人前公務員なのです。

 勤務状態を言えば分かりやすいのではないでしょうか。週3回、1日4時間勤務です。月水金の午前中だけ働く人、月水金の午後だけ働く人、火木土の午前中だけ働く人、火木土の午後だけ働く人、この4人が力をあわせ似非一人前公務員となり働くのです。半人前ですらないじゃないか、そんなつっこみはここでは遠慮してください、武士の情けをお願いします。

 初任給は5万円くらいでどうでしょうか。4人いるので一人分の仕事しかしないのに20万円ほど払うことになります。でも、公共の福祉という言葉の意味をよくかみ締めていただけば、けして高くないと思います。

 国際競争でボロボロの民間企業での、半人前理想主義の実現は難しいと考えます。国の機関がどう見てもゆるい。競争がないぶん可能性がある。なぜ公務員に半人前枠を設けようとしないのか、それはいかんの「い」を表明するものであります。Illust37_thumb

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2008年7月11日 (金曜日)

半人前理想主義

 半人前を受け入れてもらうしかない。最近強くこのことを思います。社会復帰のための職業訓練というのは、つまるところ半人前のひきこもりを一人前に鍛え上げて会社で働かすことです。その成果はというと、全部失敗じゃないか。仕事は長続きせず1年以内に90%の人が辞め、5年後には100%が辞める。

 不毛な働く練習。訓練という名の働く練習をしなければ、働けない人はやはり生涯半人前なのです。やるべきことは、半人前として生きていく技術を身につけること、その為の修行をしなければならないのです。安心ひきこもりライフの学習とかね。

 一人前に鍛え上げるという妄執を捨てることから始めるべきです。半人前が働ける会社、半人前でも出来る仕事、半人前公務員、こういうものを作り出していかないことには、ひきこもりに出口がありません。訓練するところは余っているんだ、もういらない。訓練を受ける→働く→辞める→ひきこもる→別の訓練を受ける、という悪循環をやめる。

 国がやるべきことは、半人前公務員の採用だ。それ以外は何もしなくていい。半人前理想主義の人よ、立ち上がれい。Jchar198

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2008年7月 9日 (水曜日)

間違っていた

 首のところがべろーんとしたTシャツを着て、扇風機に向かってあーって言ってみる。ああ、これこそがひきこもりだなと、我に返りました。一生懸命ブログを書く必要なんてないよ。空想締め切りは、空想だった。何もしない、ブログも書かない、もちろん働かない、学校は卒業していない、もてていない、そんな当たり前のひきこもり生活をおろそかにしてはいけない。

 朝寝坊して、昼寝をして、夜もちゃんと眠る。そんなひきこもりにボクはなりたい。

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2008年7月 7日 (月曜日)

七夕

 今日は七夕ですね。もてないひきこもり中年男子の想いが、毎年雨を降らします。かわいそうな織姫とヒコボシ。Tanabata_01

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現実的な

 ハリセンボンの右と左、結婚するならどっちにするか。ファミレスで、そんな現実的な話もしますよ。死神を選ぶ男子が多いようです。Hari

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2008年7月 5日 (土曜日)

ひきこもり燃やし尽くして

 ひきこもり完全燃焼とばかりにブログを書く、ひきこもり中年男子。これは正しいのでしょうか。誰が読むのだろうか。無人島でのろしを上げ「オレはここにいるぞ」と叫んでいるようなものじゃないのか。孤島の鬼。やっていることは大掛かりでも、誰にも届いていない。こんなことしている暇があれば働いたらほうがいいんじゃないのか。

 否それでも、働く暇があったとしても、ブログは書くべきなんだ。ひきこもり中年男子がやるべきことはただ一つ、ひきこもりを燃やし尽くすことだけなんだ。一欠けらの悔いも残してはいけない。今日一日を完全燃焼させろ。

 昨日の自分が今日の自分を作る、そして今日の自分が明日の自分を作る。例えるなら、昨日のバイト無断欠勤が今日のひきこもりを作ったのだ。

 明日の自分の為に履歴書書いて、アルバイトに応募するですと。なるほど、そんな今日の自分が、不採用で悔し涙を流す明日の自分を作るんだぞ。不採用になった昨日の自分が、今日のひきこもりの自分を作る。輪廻転生、いつものパターンじゃないか。客も飽きているぞ。本心でないことをやるからこんなことになるんだ。

 ひきこもりとしてやるべきことは空想締め切りを守ってブログを書き続けること。ひきこもり燃やし尽くす覚悟を決めることなんだ。Fire

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2008年7月 4日 (金曜日)

捨てること、受け入れること

 学校の勉強で言えば、暗記偏重や偏差値主義、役に立たないものばかり覚えさせられ、競わされる。学歴なんて虚栄でしかないじゃないか、と思いつつもじゃあこれらの嘘をすぱっと捨てられるかというと難しい。ボクみたいに精神的に参ってしまい、高校中退したぽんこつ人間ですら、大検を受けて大学に行きたがるのだから、まともな人なら、役に立つとかは置いておいて、勉強してきちんと進学・卒業するでしょう。

 これは不健全だ、悪だ、間違っているとわかっていても、簡単には捨てることが出来ない。間違っているものを捨てるのは怖いくらいだ。

 役に立たない勉強やってるよりも、田んぼや畑を耕すほうが人間としてずっと正しい。そう思うだけで、何もやらないのです。非人間的労働をして、役に立たないものを大量に生産して、賃金をもらう生活を目指すのが、自分の周りを取り囲む社会復帰のイメージだったりする。時間を売って、現金を得て、食料と交換する。直接、食料を作るほうが賢い、と思っていても現実に受け入れて行動するところまで行かない。

 自分が間違っていると思うものを捨て、正しいと思っていることを受け入れる。さぞかしすっきりとした気分に違いない。でもね、捨てると受け入れるの間には長くて深い「ひきこもり」という河があるのですよ。 

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2008年7月 2日 (水曜日)

継続

 ぐだぐだ続けるのは、いつか良い調子になるのを待っているから。面白いか面白くないかは自分でも分かるが、ぱっとしないから何もしないという潔癖な態度は、スランプ回復を遅らせる。調子が悪い、冴えない、鳴かず飛ばずな状況の時ほど、ぐだぐだと継続してやり続けることが、鳴きまくり飛びまくりの状況を呼ぶ。

 調子が良くない、冴えない、ぱっとしない、鳴かず飛ばずな状況でも継続すること。これがぱっとした考えを思いつく原料に、なりますように。

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