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2008年6月30日 (月曜日)

鎌倉・苦行

 昨日の続き、鎌倉・建長寺のよもやま話。せっかくだからと本堂にある、いくつかの仏像を見てきた。一番心を惹かれたのはガリガリのブッダ像。見慣れない仏像だが、そのガリガリっぷりやよし。ぐいぐいと惹きつけるものがある。ボクもこうなりたいと、ひきこもりブッダ願望が湧き起こりました。

 帰宅後インターネットで調べたところ、あのガリガリブッダは愛知万博のパキスタン館に飾られていた物ということがわかりました。釈迦苦行像。本物はパキスタンにある超国宝文化財。建長寺にあるのは、万博用に作った複製品です。レプリカとはいえ、手間隙かけて作った実にいいものです。本当の苦行というものがどういうものか、断食でミイラ同然になりながらも悟りを開くべく精進するブッダの精神が伝わってきます。

 悟りを開きたい一心でのガリガリです。やせたらもてるとか、やせたらアイドルになれるという勘違いとは無縁のもの。このままじゃ病気で死ぬからという、情けない理由でのメタボリックダイエットとは正反対の崇高な姿なのです。

 ブッダは苦行を6年続けて、こんなことをしていても悟りを開くことは出来ないと気づき苦行をやめる(瀬戸内寂聴は断食を七日間でギブアップ)。ちなみに、ブッダは苦行をやめたあとに、菩提樹の下で悟りを開くのであります。Photo

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2008年6月29日 (日曜日)

鎌倉・カッパ天狗

 今年になって急にボクの中で登山がブームになりました。いきなりのことなので、一緒に行ってくれる登山友達がいません。目標の富士山はおろか、まだ一つの山すら登っていない。これではいけない。取り合えずと、鎌倉へ安心楽々一人ハイキングに行って来ました。梅雨の季節ということで山道はすいており、なかなかいいものでしたよ。

 横浜の円海山をスタート地点として、北鎌倉にある建長寺まで歩いてみました。ほとんど休憩も取らず歩き続けて3時間半。全身汗ダルマ、実に爽快で、園芸以上にぐっと来るものがあります。

 建長寺のよもやま話をしましょう。建長寺の頂上付近にはカッパ天狗がいっぱいいます。ボクはこれが大好きで、鎌倉はすごい、かなりきてるぞといつ見ても感心します。普通の天狗いますが、ほとんどはカッパ天狗。鎌倉に行く機会があれば是非見てもらいたい仏像?です。Src_11620364_2

 カッパ天狗は願いをかなえてくれるらいく、祈願の絵馬がずらっとあります。定番とも言える、やせたい、アイドルになりたいと書く女子の絵馬に、ふざけるなと心の中でつっこみを入れる楽しさは仏教ならではのもの。でも絵馬を読んでいるのがボク一人だけで、他人が書いた絵馬を読むのはもしかしたらマナー違反なのかなと、不安になりました。

 絵馬って見せるものですよね、自己表現でしょ。自分の願いを公表する。絵馬には、寺にお金を寄付したぞという自慢も含まれている(だから絵馬は高い)。ボクも「もっと、もててもいいはずだ」とか書いてやろうと思いましたが、絵馬に書く文章としてはぱっとしないなと思い…今回はやめておきました。知らない他人に読むまれる事を考慮に入れつつ、願い事を書く。俳句や川柳をつくるのと同じくらいの想像力を要求されるよな。

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2008年6月28日 (土曜日)

ほぼひきこもり

 ほぼひきこもりという概念を導入すると、多くの人が一つになれる。五十歩百歩の無益な言い争いもなくなる。ひきこもり前編と、完結編である後編をつなぐ懸け橋にもなる。働いているんだか、働いていないんだか自分でもよく分からない、しょっちゅうブックオフ店内をゾンビのように徘徊している。そんな人にも、ほぼひきこもりというキャッチフレーズを使って欲しい。zombi

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2008年6月26日 (木曜日)

ひきこもりとパソコン

 パソコン導入前と導入後ではひきこもりの深さが違う。パソコンがない時は、完全ひきこもりでした。自分から自分へ空想メールを送り、部屋で寝転び天井を眺めながらの妄想インターネット。その成果を小説として原稿用紙に書き上げ、空想作家としてデビュー。妄想読者(自分)の絶賛をあびる。文学新人賞に応募し、初めて現実世界に触れ、一次審査で落選という当たり前の「つっこみ」を受ける。全然納得できないひきこもり文豪。そんなことを一年に数回繰り返して、文学を理解できる編集者がこの世にはいないことを嘆く悲劇のひきこもり作家生活、ああ懐かしい。

 誰ともつながっていない、バーチャルと言われるインターネットすらつながっていない、ウインドウズと無縁なパソコン導入前の完璧なひきこもり。真剣に誠実にボケっぱなし。パソコンというのはつっこみアイテムなんだなと思う。部屋で築き上げた自分ワールドにつっこみいれてくれる、そんな誰かとつながるアイテムなんだ。

 ボクが始めて手に入れたパソコンはウインドウズ98のノートパソコン。今から10年前のこと。その一年後からホームページを作り全世界の、一流文学が理解できる読者に向けてエッセイを書き始めた。最初のつっこみは、無視でした。誰からも相手にされない、誰にも読んでもらえないという落ちです。ボクは思いました。検索エンジンが悪いと、ヤフーがけしからんと。それから自分のページを検索サイトに登録申請するという作業に没頭します。そういう“ボケ”を続け、申請無視、却下というつっこみ、小さなリンクサイトに乗ってもアクセス数が増えないというつっこみを受けます。

 ここでようやくボケが一歩前進します。エッセイが高級すぎた、もっと軽い一般受けのものを書いたほうがいい、低級な読者に媚びてみようか、などとひきこもり作家は考えるのです。これが新たなるボケであるとは知るよしもありません。何が良くて何が悪いのかというのは他人のつっこみがないと自分ではわかりにくいものです。ボクもホームページ&ブログを9年続けてきました。いつでも真剣でした。勝山商事Tシャツも本気でした。

 ブログのコメント欄もそうですし、メール、直接会話など、いろいろな形でつっこみをもらえる。ありがたいことです。何が受けるのかということが分かってきます。痛々しくほろ苦いひきこもり話が良いようです。ちょっと、いっちゃってるくらい、自分のことを名人だとかブッダとか言い切ってしまったほうがいいんですな。パソコンって、ちょっとづつ現実を教えてくれる、ためになる機械だよな。Win98

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2008年6月25日 (水曜日)

ひきこもりのオールナイトニッポン

 今日、部屋を整理していたら、マクセルのハイポジションのカセットテープを見つけました。ひきこもりのオールナイトニッポン。DJ勝山実、リスナーも勝山実。オレDJによるカセットテープ放送です。そんなカセットが何本かあったはずですが、現存するのは一本だけです。もう20年くらい聴いてません。聴けばその場で舌をかんで自殺したくなるに違いありません、即カセットを叩き壊すに違いありません。

 最近はパソコンでネットラジオとかやっていますよね。非常に健康的だと思います。陽が当たっている感じがします。ボクがやっていたのは深夜放送のまねごとの、カセットテープラジオです。部屋の中で一人ラジカセの前で話しを録音、ヘッドホンをしてそのテープを再生して聴く。狂言放送、幻聴ラジオ。誰にも聞かせていませんでした。面白いとか、つまらないというつっこみもなく、無視されることもない、たった一人の自分というリスナー向けてDJ勝山兄貴が語りかけるそんなカセット放送でした。ボクは入院したほうがいいのでしょうか。Ud2

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2008年6月24日 (火曜日)

ひきこもり後編

 ひきこもりには前編と後編がある。二部仕立てなんだ。前編ばかり注目していてはだめ、むしろ後編にこそひきこもりの本質がある。

 外に出られず、働かなければ、学校に行かなければと家でそわそわしながらも、TVゲームを次々攻略したり、古今東西の小説を読破して日々を過ごす。これが前編の主なストーリーです。ここから抜け出して、ひきこもりの集まりに顔をだせるようになり、同じような境遇の仲間に出会い、アルバイトを始めたり、通信制高校やフリースクールのようなところに通いながら大学進学を目指す、ようになればひきこもり“前編”は終りです。

 ひきこもりには後編がある。なんとなくだけど居場所を見つけた、アルバイトしたぞ、働けた、進学できた、そこから満を持して後編が始まる。例としては、職場にちっともなじめず、時間の切り売り労働が骨身にしみる、居場所も仲間もいるが周りの人は自分よりしっかりした生活をしていて取り残された気分だ、進学したけど勉強が好きになれない、と同時に卒業したら結局は働かなければならないと考えると暗澹たる気持ちになる。

 外に出られたらひきこもりは卒業と思っていた人に、この第二章はこたえるかもしれません。ゴールのロープを切り、月桂樹の王冠と金色のメダルが授与されると思っていたのに、現実には新しい悩みが増えるばかりなのだ。

 「仕事を無断欠勤する」こんな出来事はひきこもり前編では絶対出てきません。働いていないから、欠勤できないんだ。外に出ることによって、初めて無断欠勤だとか、仕事が長続きしない、働くと疲れちゃうといった上等な悩みとぶつかる。外に出れば、とりあえず働いてみれば、ひきこもりが抱えている問題が解決すると思っていた、もしくは他人にそう吹き込まれた人はここで挫折感を味わうことだろう。

 ひきこもり完結編。ほろ苦い、新たなるストーリー。ひきこもりの総仕上げであり、生涯をかけて立ち向かう価値のあるものだ。是非、味わって欲しい。ヤマト完結編

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2008年6月20日 (金曜日)

ひきこもりフィルター

 迷惑メールを即ゴミ箱に移動させ削除する。これを自動でやってくれる迷惑メールフィルター(スパムメールフィルター)を活用すれば広告・詐欺メールや嫌がらせメールも見ずに済み、心も軽やかだ。

 心の迷惑メールフィルターを持っていれば、日常生活も心地よいものになる。カップルは見なかったことにする、ひきこもりフィルター。バレンタインデーもクリスマスもひきこもりフィルターでシャットアウト。バイトを無断欠勤したり、学校を休み続けたりして、家の電話がさっきから鳴りっぱなし、でもひきこもりフィルターがあれば何も見えない聞えない。自分に都合のいいフィルターを心に持てば、世の中なんてどうってことない。迷惑メールフィルタ

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2008年6月18日 (水曜日)

ひきこもりワイン

 渋みのあるブドウも樽に入れて熟成させれば芳醇なワインになる。ほろ苦い暗黒高校の思い出、うるせーババアに対する怒り、ちっとももてない哀しみ、ひきこもり心の中にあるあれやこれも、時間をかけて寝かせれば人間味あふれる笑い話へと昇華する。泣き寝入ってしまった果実は、いつかきっと上等なひきこもりワインになる。ドン ペリニヨン

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2008年6月17日 (火曜日)

アフィリエイトからひきこもり

 アフィリエイトで儲かるとの宣伝文句をネットでよく見る。それらを要約するとこうなる。低学歴、高年齢、職業経験なしの冴えない経歴の持ち主でも儲けられますよ、と。ひきこもり中年男子、単独指名での勧誘であります。こんなのに当てはまるのは、ひきこもりしかいないじゃないか。

 広告をべたべた貼ったの中身のないページやら検索上位にあらわれる嫌がらせ的な、話題のキーワードを羅列しただけのブログ。全部ひきこもりが精魂こめて作ったサイトだ。気の毒だ。

 マルチ商法や新興宗教の黄金の勧誘パターンが、舞台をインターネットに変えてやって来た。低学歴諸君。中卒、高卒、ぽんち大学卒業もしくは中退は与し易いと思われ狙われておるのです。

 高齢中年男子よ、普通の手段ではもう勝ち目がなくなった高齢中年男子よ。結婚相談所とアフィリエイトは同じ理由で君たちを狙っている。お金と時間を奪い取るつもりだ。

 経験なしの人達よ。本を読んで勉強すればアフィリエイトで儲かるだって。別の勉強をして働いたほうがいい、もっといいのは君も知っての通り、「働きながら勉強する」だ。経験と知識を手に入れられる一番立派なやり方だ。アフィリエイトに関する知識なんてITとは無縁のもの。他の仕事に応用など出来ない。堅気であれ。

 アフィリエイト、ネットオークション、デイトレード、SOHO、結局こういう嘘ビジネスの儲け話にひきこもりが心惹かれてしまうのは、劣等感によるものだと思う。その代表が低学歴、高年齢、経験なしという三大要素で、アフィリエイトの儲け話は見事にここをついてくる。誰でも、未経験でもすぐに始められ儲けられると攻めてくる。アフィリエイトからひきこもりを救え、これこそ支援だ。Afi_

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2008年6月15日 (日曜日)

幸せ

 幸せな時期があってこそ悲惨な不幸が引き立つ。幸せな時期がないものですから、こんなひきこもり生活を送っていても、自分が不幸であるという実感が湧きません。これはいかがなものか。自称名人を名乗ったり、オリジナルTシャツを作るという茶番を嬉々として行なうのも無理はない。不幸だという、自覚がないのですから。

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2008年6月12日 (木曜日)

ひきこもり園芸

 ガーデニングブームも一息ついた感がありますが、ボクの園芸ブームは続行中です。本日ジャガイモの収穫をしました。苗を4本ほど引っこ抜き、傷つけないように手で土を掘りジャガイモを獲りました。食べきれないくらいの量です。

 「野菜も人間と同じ、できそこないがある」。このことをジャガイモから学びました。スーパーに並んでいるジャガイモだけがジャガイモじゃない。けっこうあるぞ、できそこない。たくさんのできそこないの力添えなくして、自然の豊かさはありえない。Jagaimo

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2008年6月11日 (水曜日)

ひきこもり人間関係

 よい人間関係を作り出すのに必要なものは何か。それは、時間だ。ゆっくり時間をかければよい。コミュニケーションスキルだって、そんなのいらないよ。そんな腰の引けた付け焼刃の技術が、君に何をしてくれるというのだ。とっておきのひきこもりスキルがあるじゃないか。

 そう、むだ話だ。ためにならない、役に立たない、そんなことをしている場合じゃない、そんなむだ話が、まろやかな人間関係を築き上げる。というか、それ以外の方法で友を作ることなんて出来るのだろうか。たくさん時間をかけた関係は、きっと素晴らしいものになるはずさ。空也上人

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2008年6月 9日 (月曜日)

ドラえもん

 ドラえもんがのび太に向かって、自己責任だ自分で解決しろだとか言いだしたのなら、いかがなものか。優しいのび太も、お前未来から来んなよ、道具置いてここから出てけとキレるに違いない。それを言っちゃあお終い、そんな状況があるのさ。Dora

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2008年6月 8日 (日曜日)

仕事 その一

 値札はがし。ひきこもりならば、ブックオフで買ってきた古本の値札をはがすという仕事しているよね。オレ達のビジネスさ。丸善の値札はがしがお薦め。固いキャップをはずし、ペン先をぐっと押しながら値札の上でなぞってシンナー液を染み込ませます。しばらくまってからペン先をヘラがわりにして剥がす。簡単に綺麗にはがれるので、いい仕事したな、ひきこもって良かったと思える一品です。社会復帰がまた一歩遠のいたぞ丸善の値札はがし

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2008年6月 6日 (金曜日)

レンタル甥っ子

 レンタルすべきはお姉さんではなく、甥っ子です。もう常識ですよね。甥っ子が勝手に部屋の中に入ってきても腹は立ちませんが、アゴがしゃくれたレンタルお姉さんが部屋に入ってきたら優しいひきこもりでもキレるでしょう。勝手に部屋に入るなんてことがゆるされるのは子供だけです。

 一人っ子で兄弟がいない人などに、レンタル甥っ子は有効ではないでしょうか。勝手に部屋に入ってくる。勝手に机の引き出しをあける。「おーじさんは♪変な人~♪」と歌う。電車ごっこは3時間休みなし。すぐ泣く。転んで耳から血を出す。お父さんはお仕事、では叔父さんはという質問に「お散歩!」と答える。こういう本当の意味での奉仕ができるのはレンタルお姉さんではなく、甥っ子なのです。Jchar037

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2008年6月 5日 (木曜日)

ひきこもり当事者

 ひきこもり当事者の定義というのは、どんなものなのだろう。単純にひきこもりの定義が当てはまる人だということになるんだろうが、ひきこもりを自己申告しようとする行為がひきこもりらしくなかったりもする。でも、そんなことはどうでもいいんだ。ひきこもり当事者なんて簡単さ。

 見れば分かる。ああ、この人はひきこもりだな、働いてないなと分かる人が当事者なんだ。ばればれですよ。ボクも長いことひきこもりとして生きてきました。自己紹介でひきこもりであると言えば、あった人全員に納得してもらえます。お前なんかひきこもりじゃない、偽者だと反論されたことはただの一度もありません。ちょっと悲しいのです。

 ひきこもっていると言えば、やっぱりと思われます。いかにもひきこもっていそうだなと、言われます。パーフェクトなんだ。でも多かれ少なかれ、世のひきこもり当事者も同じことだと思います。見れば分かる、と。ひきこもりに関心のある方々が見て、よしっ完璧だと思えるような雰囲気がかもし出せる力を持った人、それを当事者と呼ぼう。それを当事者と呼ぼう

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2008年6月 1日 (日曜日)

梅雨休み

 梅雨休み。夏休み、秋休み、冬休み、春休み。登校拒否に幸あれい。Eyes0166

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