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2008年1月 8日 (火曜日)

何のための職業訓練なのか

 ここ5年間、一週間のほとんどをひきこもり作業所で過ごしている。正確には精神障害者のための作業所なのですが、言葉の響きがとても悲惨なのでひきこもり作業所と呼ぶことにします。作業所に通うのにお金はかかりませんが、作業所を運営するのにはお金がかかります。そのお金を払っているのが、国や市町村です。でも国とかいわれても形がないでしょ、皆様の税金って見たことないでしょ。でもボクは感じるんだ、国とか皆様の税金ってのは役所で働いている役人のことなんじゃないかって。

 作業所の運営費も役所が払うんです。個人の場合も福祉の支援を受けようとすれば役所に行って頭を下げる必要がある。国も憲法も税金も関係ない、役人とのマンツーマン土下座外交だ。これに失敗した人はおにぎり食べたいという遺書と共に餓死してしまえばいい。自らの存亡をかけた交渉は心しておこなうべきだ。

 でね、きちんと訓練がおこなわれているか調べるために、一年に一回くらい役人が作業所に見回りに来て面談とかしたりする。昨年の訓練状況及び今年の目標とかを話して終りなのだが、もう作業所に5年もいるのだ。面談のたびに架空の成長を続けたせいで、もう就労して働かなければ辻褄が合わなくなってきた。訓練の成果を見せて欲しい、何のための職業訓練なのかという話になってくる。 

 まあ形の上では5年間就労のための訓練を受け続けたことになっているからそろそろなんですよ。こういった作業所も人気があり順番待ちの状態です。いい意味で古い人は卒業して欲しいのです。面談中の会話の節々に「次のステップ」という言葉が交じる。ただね、根っこにある現実としてボクはひきこもり作業所で訓練なんてしてないんだよね。庭いじりとプレイステーション2しかしてないんだ。勝山叔父さん、5年間作業なんてしていないんだよね。

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