« 21世紀への階段 ひきこもり編(3) | トップページ | 定番の鍋 »

2007年12月15日 (土曜日)

21世紀への階段 ひきこもり編(4)

 47年前に発売された科学技術省監修の未来予想本「21世紀の階段」、第三章の見出しは長命の退屈。21世紀は長生きの世紀と予想している。この第三章まるごと予想大当たりなんだ。長寿、高齢化社会、成人病は増える、精神病も増える、臓器移植も出来るようになる、アレルギー病が目立つ、漢方が再評価されるともう医学は正しく進歩したとしかいいようがない。予想した専門家も、それを実現した21世紀人も立派だ。

 人工心臓などの人工臓器が出来るとも書いてある。当たっているんじゃないの。ただその人工の臓器のイメージがちょっと違うかな。右下は21世紀の人々が人工心臓や人工胃をポケットに入れている、という絵。うーん、ミキサー(音響機器)を胸のポケットにねじ込んでいるようにしか見えんですよ。Img027_2

 続けて第四章、タイトルは台風と地震の制御。ようは科学の力で台風や地震の災害を防ぐことが出来るかというテーマなのだが、ここには大胆な未来予想は無く、50年たっても完全な制御は難しいだろうという嘆きがあるだけ。

 21世紀の現在、温暖化のせいで台風は制御どころか巨大化し災害の規模は大きくなっている。地震の予測も出来そうで出来ていない。自然災害を防ぐという分野に関しては、20世紀の予想よりも悪くなっている、科学は退化しのか。そもそも科学力で自然をなんとかしようという発想が無理だったのかもしれない。

|

« 21世紀への階段 ひきこもり編(3) | トップページ | 定番の鍋 »