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2007年11月21日 (水曜日)

21世紀への階段 ひきこもり編(1)

 ひきこもりはいつだって未来のことばかり考えさせられている。将来どうするんだ、親が死んだらどうするんだ、ホームレスになるぞと心無い人間に脅され未来のことばかり考えている。でも未来というものは科学者や政治家という人たちこそが考えることなのではないだろうか。責任逃れし、負の遺産を子供たちに押し付けてばかりではいかんのですよ。

 21世紀への階段という本がある。1960年、だから今から47年前に科学技術庁が監修発売した本格的未来予想本だ。SFではない、科学者、技術者、政治家が40年後の日本はこうなってしかるべきということを書いたものだ。そこには21世紀の理想の姿、正しい科学の進歩、豊かな社会、人間の幸福への思いがつまっていて楽しい。21世紀未来人のボクは彼らが期待しているような世界に住んでいるのだろうか。

 原子力時代は花ざかり。これが第一章のタイトルだ。悪い意味で当たっているよね。地震で原発のやばいドラム缶とか倒れまくったし。放射能とかちょくちょく漏れているしね。科学技術庁が発売している本なので原子力は大プッシュされている。電気の変わりに放射能で光るランプが21世紀には開発されているとある。油にガス、電気ときてランプは放射能で光るというわけだ。世界中がヒロシマ、ナガサキじゃよ。

 被爆国とは思えないくらいの原子力(放射能)に対する期待であふれている。オイルショックのせいもあるかもしれない。あなたも原子力を動力としたロケットで宇宙を旅しているかも、みたいな文章でこの本の第一章は締められている。面白い本なのでまた続きを紹介します。Photo

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