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2007年8月15日 (水曜日)

二つの標準

 物事にはたいがい二つの標準がある。売春禁止の法律とたくさんの風俗店。民間のギャンブルは禁止する法律と駅前のパチンコ店。憲法9条と自衛隊。禁酒法とアル・カポネ以来の伝統芸能。混ざり合わない二つの標準、二つの本音が共存する。

 本音と建前とかそういうのではなく、守るべき基準がいくつもあるんだ。サラ金のグレー金利だけじゃない。世の中に混ざり合わないいくつもの標準がある。安全な原発って何だ。 高利貸しサラ金のテレビCMで流れる、「借りすぎに注意」って、なにそれ、誰が誰に言っているんだ。

 不登校をなくせ+いじめをなくせ=いじめられるために学校に行く殉教者。政治でも会社員の労働条件を良くしようという政策と、雇用を増やそうという政策が同時に行なわれた結果、なぜか労働条件が悪すぎるアルバイトの求人募集ばかりになっている。

 基準がいくつもあったら、もうそれは基準ではない。普通に学校行け、働けと言われても、今の世の中では「普通」も自分に都合のいい標準に見合った偏見でしかない。標準はたくさんある。つまるところ自分の頭で考えた標準、基準を軸に動くしかない、一番後悔しないやり方だ。

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