2012年1月30日 (月曜日)

田中慎弥さん

 田中慎弥さんこそ、ひきこもりの王者と呼ぶのにふさわしい。20年に及ぶ無職ライフを経て、芥川賞作家になったのです。ひきこもりが空想することはできても、実現できなかった、逆転ホームランをかっとばした、我々のプリンス。まだ会見を見てない人がいたなら、動画でご覧ください。

 ばーん、どうよ。20年間、太陽の日差しをあびなかった者だけが手に入れられる、もやし色の肌。バニラ色。瞳孔ひらきっぱなしで、キョロキョロする姿は、ある意味、鏡にうつった自分の姿。周りの人から見れば自分も、こんな感じなのかなと心配する男子がたくさんいたと聞いております。これを見て笑ったり、態度が悪いと怒る人は、ひきこもり当事者とは言えない。

 我々のような凡夫がこのような態度ではけしからんですが、小説家なのです。泥酔で会見に挑むくらいが、無頼でかっこいい。ワイン二杯しか飲まず、がちがちに緊張し、キョロキョロしている慎弥は、ジェントルマンすぎるのさ。石原チン太郎の悪口をまぜながらの会見は、新芥川賞作家として百点、お行儀のいい、感謝の言葉しか言えないような小説家にみんな飽き飽きしているのです。

 この会見が話題になりテレビでも大きく取り上げられました。本も発売と同時に増刷10万部、過去の作品もばんばん売れている。慎弥くんも想像以上の反応に、喜ぶと同時にちょっとびびって、部屋でワインをちびちび飲みまくっているに違いない。出版社も含めて誰もがうまくいったと思っているところに、「意義あり」と高らかに声をあげるものが現れました、ひきこもり息子を女手ひとつで、苦労して育て続けたお母さんこと、慎弥ママン(田中真理子)です。

週刊文春

 週刊文春2/2号に、真理子さんこと慎弥ママンのインタビューが載っています。タイトルは「息子は上がり性ですから……」。テレビで息子の会見を見て、驚いた慎弥ママンは、息子は本当はやさしい子だと訴えるのです。「緊張していたんですよ」「もともと上がり性」「照れ隠し」「お酒を飲まずにいられなかった」「普通の子でした」「忘れ物が多かったです」「兄弟が欲しかった…でもグレたりはしなかった」「大学に失敗した…」「勉強してないんだから、受からないんですよ」。

 異才の新芥川賞作家として世に出た慎弥くんを、緊張していただけの普通の子と、ばっさりと切って捨てるあたりがママンの恐ろしさです。頭が悪くて、気の弱い息子と信じて揺るがない。慎弥くんが、阿修羅フェイスで、部屋の壁を蹴っとばす音が聞こえてきそうです。

 真理子の息子自慢はエスカレートしていきます。「お金を入れてくれるようになって助かっている」「私も年金ありますから」「今回の『共喰い』は結構面白かった」「一時は忙しいでしょう…」「朝一緒にご飯を食べ」「テレビでお笑い番組なんかを見ながら飲んでます」「もう四十になるので、飲み過ぎは困るんです」。

 慎弥くんが、少ない原稿料からせっせと家にお金を入れているという、垢染みた貧乏美談が、ママンの口から語られます。息子の受賞作は、結構面白い、と評論家気取りです。慎弥くんが築き上げた、傲慢不遜、無頼な新進作家のイメージも、親孝行なひきこもり息子というしみったれたものにまで、縮小したような気がします。こんなママンはいかがなものでしょうか。ひきこもりの親が、息子にやってはいけないこととはどういうことなのか、それを知るための第一級の資料として、2/2号の週刊文春を私は推薦します。

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2012年1月26日 (木曜日)

非暴力直接行動

 1/15日の脱原発世界会議に行ってきて、山本太郎に折伏された。これからはガンジーがインドでやっていたあれを、日本でもやるべきだと、しみじみ思いました。

 政治や企業がだめなんだというのにプラスして、テレビもラジオも本当のことを伝えないんだなとなると、もう非暴力直接行動しかない。ひ弱な人間ほど、非暴力かつ直接行動でなければいけない。

 勝ち負けを問わず、直接悪い人のところに行って、小粒な座り込みをする。そして警察に排除されるというのを繰り返す。おもしろい、流行るよ、これは。

 よし、俺もやるぞと思ってから、もう二週間以上経ちましたが、寒い寒いと言って家にこもりっきりです。非暴力のみですのう。

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2012年1月23日 (月曜日)

『怒れ!憤れ!』に怒る

 フランスの元レジンスタンスのお爺さんの書いた本が欧米で200万部以上の大ベストセラーになっているという話を聞いた。それがウォール街を占拠せよ、We are the 99%の火種になったという話も聞いた。読みたい、フランス語は読めないので、誰か日本語訳してくれないか、と待ち望んでいたものがついに発売された。

 『怒れ!憤れ!』ステファン・エセル、日経BP社から800円+税。さっそく本屋で手にとりました、そして怒り、憤ったのです。なんだ、本文の文字がデカすぎる。もともと14ページほどの冊子だったものを、無理やり本にするために、活字をでかくするという暴挙に出たのです。小さい字が読みにくい、でもそれと同じくらい大きい字も読みにくい。全文、本の表紙につかうくらいの文字の大きさで印刷されている。

怒れ!憤れ!

 岩波ブックレットのような形で売ってくれればいいのに、本のデザインが気に入らない。恥を知れ、誰が買うかこんなものと、大いに憤慨し、こうなったら自分で翻訳してやろうと決心したのです。でも、さっぱりフランス語がわかりませんので。英語に翻訳されたものを参考にしましたが、私の語学力ではぴんとこず、まるで訳せないのです。

 しかたなく、グーグル翻訳に原文をぶち込んだものを、じいっと眺め、たぶんこんなことが書いてあるんだろうなーという空想してみました。勝山実完全空想版をご覧ください。

********************
タイトル:ヤングよ憤慨するのじゃ
著 者:ステファン・ヘッセル

 わしは93歳。つまりはお迎えがくる最後の段階じゃ。もう長くはあるまい。わしがなんでゴリゴリの社会運動家になったをネチネチ語るよい頃合いじゃろう。

 わしはのう、66年前に、あのちょび髭ひきいるナチスの占領に対抗するために「抵抗組合」を作ったんじゃ! この抵抗組合の活動が、我が国の近代的な民主主義のみなもとなのじゃよ。エッヘン。しかし最近はたるどるのう。移民追放の動きがあったり、社会年金は削られようとしておる。そのことを報道機関は、なーんも批判せん。

 最悪の第二次世界大戦を乗り越え、手塩をかけて作り上げた、市民のための社会保障が受け継がれず、まさに消えようとしている。わしらの抵抗運動によって手にしたものが、奪われようとしているのじゃ。それを見ていると、わしは死んでも死にきれんのじゃよ。
********************

 最初の書き出しの部分を訳して見ました。どうでしょう。翻訳としては間違っていますが、ゴリゴリの左翼お爺さんのいい雰囲気は出ている気がする。まあ結局、訳せないことがはっきりしたので、いろいろと文句はあるのですが、おとなしく800円払おうと諦めかけています。抵抗運動というのは難しい。

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2012年1月20日 (金曜日)

ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー in 千葉 2012/02/18(土)

会 場 千葉市民会館特別会議室3階(JR千葉駅7分)
時 間 13:00〜17:00
参 上 勝山実(名人)
参加費 1000円
定 員 100人?
主 催 KHJ千葉県「なの花会」
連絡先 なの花会事務局

 2012年しょっぱな、千葉県から巡礼ツアースタートです。今年こそ47都道府県制覇目指して、ひきこもりお遍路を始めますぞ。参加費が1000円とひきこもりご本人様には厳しいですが、ぜひお近くにお住まいのかたは、お越しください。久しぶりなので張り切っておりますぞ。

より大きな地図で ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー を表示

これからの、ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー
2012/02/18 千葉 なの花会@千葉市民会館
2012/03/
2012/04/21 池袋 楽の会@ECOとしま
2012 愛知
2012 広島
2012/夏 北海道
終了した巡礼ツアー

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2012年1月18日 (水曜日)

なんとかBARに行ってきた

 学校や会社には行かなくてもいい。でも、なんとかBAR(素人の乱16号店)には行かなくてはいけない。生きづらい人が、生き延びるために、社会見学を兼ねて行くべきところとだと聞いております。

 素人の乱については、本やテレビを通じてよく知っている。でも、若くて活動的な姿勢にすっかりびびってしまい、デモでただ遠くから眺めるのが精一杯でした。引っ込み思案な人間がどうしたら、素人の乱を体験できるのかと考えていたのです。

 先週の13日、「なんとBAR」の店長を、だめ連の神長さんとイカさんがやるという情報を知りました。だめ連なら大丈夫なんじゃないか、来ているお客もだめな人に違いない。この日に行かないと永遠に、行く機会がなくるなと思い、勇気を振り絞って行って来ました。敷居をさげ、勇気を与えてくれた、だめ連に感謝です。

 なんとかBARは、外から見ただけでは、本当にこれがそうなのか、営業しているのか、民家じゃないかのか、と腰が引けてしまうくらい勇気のいる外装です。ここに一人で行ける人は、相当の武将だよ。なかは半分はカウンター、半分は座敷となっていて、ビールが350円と安い。

 オルタナティブというものがどういうことか知りたければ、こういうお店に行くしかない。自分たちで作る、新しい場というのは、こういうものなんだと分かる。この手の場所はほかにも、気流舎あかねラバンデリアがあります。新しいことをやっている人たちが、どんなふうなのか見るものいい経験です。こういうお店があるのは、やはり東京だけですね。

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2012年1月15日 (日曜日)

Fonteに書評が載ったぞ

 ちょっと報告が遅れましたが、Fonte(不登校新聞)2011年11月15日号に『安心ひきこもりライフ』の書評が載っています。書いてくれたのは精神科医の関口宏さん、東京フレンドパークなどでおなじみのタレントの関口宏と同姓同名ですが、まったくの別人ですよ、注意、注意。

 アリとキリギリスの話をまぜながらの、絶妙な書評、ぜひ読んで欲しい。ただ、Fonteがどこで手に入るのか……それは各個人の大いなる努力しだい。国会図書館にはある。私も最近になって、3部ほど手に入れました。

 関○


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2012年1月11日 (水曜日)

脱原発世界大行進に行くぞう

 今週の土曜日、1/14日に、脱原発世界大行進 in 横浜が開催されます。久しぶり9月以来になりますが、どーんとデモに参加しようと思います。屋内退避ばかりじゃないのです。

 横浜市民でないと分かりにくいかもしれませんが、デモコース相当の距離が長い。ポートサイド公園という、聞いたことのない場所から、山下公園まで歩くと、およそ駅2つぶん。日頃歩いている人はいいですが、ひ弱なひきこもり中年には長すぎる。

 そういうわけで、私お薦めのショートカットコースは、ちょうど真ん中辺りの桜木町駅からのデモ参加です。駅から近いし、距離的のもいい感じになります。デモが進むほど、人数が増えて盛り上がっていく、そんな演出にも一役買うことになりましょう。デモスタートが15:45ですから、桜木町駅前に16:15くらいに行って、合流しようと考えています。体力弱者の叡智ですよ。

 山下公園と関内駅の中間辺り、横浜地方裁判所前・開港記念会館隣に、東電があるので、デモの帰り道に通って、ゴリッとした圧力をかけるのがお薦めですぞ。


より大きな地図で 東京電力 を表示

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2012年1月10日 (火曜日)

ひきこもりプレゼンテーション

 ひきこもりブッダ巡礼ツアーに、プレゼンテーションソフトを導入しようと思っています。マイクロソフトの製品でいうところのパワーポイントです。

パワーポイント

 ようは電子紙芝居で、図や表をスクリーンに映し出す。これをやると、実に講演会っぽい感じがするでしょ。よもやま話スタイルから、プレゼンソフトを使ったやり方に変更すれば、豪華な感じがして、いろいろなところからお呼びがかかるんじゃないか、全国周れるんじゃないか、そんな邪念に満ちてのプレゼンソフト導入です。

 使っているパソコンのOSがubuntuというやつなので、ソフトはオープンオフィスというのを使っている。ただ、これで作ったものがちゃんとウインドウズで表示されるのかが、まだハッキリとわからない。

 2月の巡礼からさっそく使ってみます。きっと楽しいひきこもりスライドショーになるはずだ、楽しみにしていてくださいね。

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2012年1月 6日 (金曜日)

続・元旦から野球

 次男坊の掛け声とともに、毎年恒例のお年玉交渉がスタートしました。お年玉の額は話し合いで決めるのです。

長男坊 「3500円!!」
おじさん「よし」
次男坊 「俺は1000円!!」
おじさん「よし」

 二人とも即決です。おじさんの懐具合を知り抜いた甥っ子ならではの一発交渉でした。ポチ袋にお金をいれて、すぐに渡してあげましたよ。

 しばらくすると居間で甥っ子長男坊の「一生のお願いだ、Wiiが買いたーい」というシュプレヒコールが始まりました。8歳にして、もう一生のお願いを使ってしまうのか、いやどうせ人生で何回も何回も一生のお願いをするに違いない、そういう男だ、この男は。甥っ子長男坊の性格を冷たく分析しているだけで、おじさんは動きません。

 シュプレヒコールは続きますが、家族の誰も買ってあげるとは言わない。「誕生日プレゼントいらないから、お年玉と合わせてWiiが買いたーい」と条件を変えて、ごねたところで、老爺が立ち上がり、財布から二万円を出しました。甥っ子長男坊の交渉勝ちです。

 そのあと「一生のお願いだ、おじさん一緒に買い物に付き合ってくれ」と言われたので、近所の電器店まで散歩。おじさんは忘れないぞ、お前さんの一生の願いを叶えたからな。Wiiパーティーがセットになったやつが、D端子ケーブル付きで安売りされてました。なんだよ、D端子ケーブルっておまけでついてくるのか……、中古のケーブルをWii本体も持っていないのに、安いからという理由で買い置きした自分のバカさかげんが骨身にしみます。

 すぐに帰宅、Wiiをテレビにつないで、さっそくプレイ。正月から、おじさんフル回転で、甥っ子ゲーム接待が続きます。テレビゲームに関しては、やはり自分で言うのもなんですが、おじさんに敵う人間などそうそういないのです。勝ったり負けたりの、絶妙な「接待プレイ」で、甥っ子兄弟を歓喜させます。しょせんは子供、おじさんの年季の入ったプレイに、踊らされ続けます。気がつけば夜になっていました。

 締めは、お兄ちゃんばっかり遊んでずるいぞという次男坊の抗議に答えて、二人で相撲。相撲。相撲。疲れたので、帰ってもらいました。明日も来るとか、来ないとか。全然のんびりできないのでございます。

wii

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2012年1月 3日 (火曜日)

元旦から野球

 正月は、昼間から酒を飲みながらのアル中プレイを堪能しているのですが、今年はそれができませんでした。元旦早々、甥っ子兄弟が家にやってきたのです。

長男坊「おおっ、いつもより寝てるな」

 朝の10時半のことです。甥っ子二人に布団をはぎ取られ、「寒い、寒い」と泣き言をいっておりましたが、ゆるされるはずもなく、しぶしぶ起床。一家団らんでお正月です。

 正月くらいゆっくりしたい、でも正月でなくても、いつでもどこでもゆっくりしている勝山おじさんにそれを言う資格はありません。元旦から、甥っ子長男坊のリクエストに答え、野球をすることになりました。まずはノックでみっちり甥っ子の守備を鍛え上げます。次にピッチング練習、ブルベンキャッチャーとして数えきれないくらいの球を受ける。仕上げは甥っ子が巨人の坂本になりきって、ダブルプレーの練習で締めくくり。一時間半のミニキャンプを終えて帰宅です。家では、甥っ子次男坊が待ち構えていました。

次男坊「おい! お兄ちゃんにお年玉あげろっ」

〈続く〉

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2011年12月29日 (木曜日)

今年なんにもやらなかった人ほど、元旦にデカイ目標を立てる

 元旦になると、ひきこもり男子であるなら、ブログやツイッターにデカすぎる、今年の目標を立てます。その心の裏には、昨年は何一つためになるようなことはしなかったという、後ろめたさがあるのです。俺はだめだなあ、などという反省はどこかに吹き飛ばし、新年にポジティブきわまりない目標をかかげる。

 ようは、すぐにやるべきことを365日先延ばししているのです。今年中にやるぞ、と言葉は勇ましいですが、ようは12/31日まで、やるべきことを引き延ばししているのです。明日やろう、そんないつものアレの、パワーアップしたやつが、元旦の「今年こそやるぞ」の掛け声なのです。

 今日やれること、せめて今週中にやる目標くらいで、我慢したいですのう。それが毎年、早寝早起きの規則正しい生活を送ろうと固く決心しておきながら、早寝だけを実行してきて40年、の私からのメッセージです。良いお年を。

鏡餅

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2011年12月26日 (月曜日)

カンパおばけ

 震災に原発事故、貧困に格差、ひきこもり。それ関係のデモやイベントに行くと、カンパの呼びかけが結構あります。いままで寄付やカンパはもらうもの、という人生でしたから、自分が払わなきゃいけないという状態になると、どうにもドキドキする。

 みんなが貧乏で、みんながお金がなくて困ってるものだから、カンパを呼びかける人ばかりで、カンパを払う人が足りない。イベントもたけなわというタイミングで、カンパ箱が回ってくるとビクッとする。あらかじめ、入場料に含んでいて欲しい。カンパってみんなが払っているのに、自分だけ払わないと、肩身が狭いでしょ。

 つねに、ポケットに500円玉を忍ばせておくのが、上手なカンパ対策だと最近学びました。払わないのは辛い、払い過ぎるのも辛い、だから500円玉ワンコインが丁度いいのだそうです。少し賢くなりました。500円


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2011年12月22日 (木曜日)

朝日新聞に記事

 今日の朝日新聞の朝刊に、私&安心ひきこもりライフを紹介した記事が載っています。神奈川県版の29面、師走点描というコーナーです。でも、朝日新聞じゃないとか、朝日とってるけど神奈川県民じゃないという人は、こちらをみてください。

【師走点描】生きること土台に (12/22)

 ばーん、どうよ。いい感じで仕上がっているのではないでしょうか、読んでみてください。朝日新聞


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2011年12月19日 (月曜日)

ベーシックインカムの何が悪いのか

 ベーシックインカムなら、毎月給料8万円です。働いているなしに関係なく、学歴も職歴も何も問わずに月に8万円もらえる。もらえばいいじゃない、賛成すればいいじゃない、と思う。

 8万円じゃあ暮らせないとか言う人もいる、でもひきこもりは毎月0円で暮らしているのです。今よりはマシだ。お金だけじゃ幸せになれないと言う人もいる。それはそうだが、毎月8万円もらえるなら不幸でもいい。毎月0円で不幸なひきこもりが世の中にはたくさんいんのです。ベーシックインカムに反対する人は、一度、ひきこもったほうがいい。貧乏というものに対する認識が生ぬるい。

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2011年12月15日 (木曜日)

ぶらぶら病

 放射能のせいなんじゃないかと思うくらい、ここのところぶらぶらしています。寒いし、ストーブはないし、どんよりと部屋にこもっています。こんなのでは、安心ひきこもりライフじゃなくなってしまう。

 そんな、だめおじさんに喝をいれてくれるのが甥っ子兄弟です。12月になってから、週に2〜3日のハイペースで家にやって来ます。疲れちゃうんだよ、育児ノイローゼの甥っ子版になりそう。「アホが見〜る♪ 豚のケ〜ツ♪」という歌とともに、近づいてくる足音を聞くだけで、胃がキューッと引き締まるのです。

 今日は、室内ドッチボールで甥っ子の顔面にボールを当ててしまい、甥っ子号泣。「おじさんが、わざと当てた」と抗議の涙です。なんだよ、自分は散々おじさんの顔面にボールをぶち当てておきながら、自分があたった時だけ泣くなんてと、40歳のおじさんも、甥っ子に対抗してむすっとする、そんな有様でした。ちゃんとした人間になりたい。

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2011年12月12日 (月曜日)

生活保護者増加防止のために就労支援を実地って、そんなことをしても無駄だ

 手元にある「保護のてびき」という私の愛読冊子によれば、平成21年度の場合、生活保護者の44.3%が高齢者世帯です。ちなみに高齢者世帯とは65歳以上の家庭。例えば夫婦で夫が65歳、妻が64歳なら、その家庭は高齢者世帯ではなく、その他の世帯となります。夫も妻も子供がいれば子供も、全員65歳以上で初めて、高齢者世帯です。それが全体の44.3%ということは、生活保護イコール高齢者問題ですよ。

 だから、生活保護者増加防止のために、就労支援なんてしても何にもならない。不況で大学生ですら、仕事がない時代。65歳の高齢者をどのように就労支援して、さらにどこの企業が老人を採用するというのですか。

 ちなみに次に多いのは傷病・障害者世帯。合わせて34.2%。母子家庭、7.8%。その他13.5%。仕事はあるが、労働者が足りない場合のみ、就労支援は役に立つ。ちなみに景気がよければ、生活保護者が減るというわけでもない。オリンピック景気の高度経済成長期でも160万人くらいの生活保護者がいたのです。高齢者の貧困がなくならない限り、絶対に増え続きるのです。

 ひきこもり支援の失敗を、生活保護対策で繰り返している。私を厚生労働大臣に任命していただきたい。

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2011年12月 9日 (金曜日)

おさらい巡礼ツアー

 明日は、12/10は千葉 よっといで!@五香市民センター←これですよ。今年最後の巡礼ツアーです。本の出版する前から、出版がボツになったあとも、巡礼し続けた一年。25ヶ所、7都道府県を周りましたぞ。

終了した巡礼ツアー
11/26 千葉 ワーカーズコレクティブ風車/千葉・休もう会
10/30 静岡 ふらっと Liveral
10/27 番外編 和光大学
10/16 大阪@フォロ
10/07 東京x新宿 哲学カフェ@Cafe★Lavanderia
09/11 読書会@考える会
09/04 神奈川県向ヶ丘遊園 たまの会
08/27 札幌@北海道 漂流教室
08/26 江別@北海道 もぐらの会
08/20 世田谷@東京 経堂地区会館
08/13 池袋 いけふくろうの会
08/13 読書会 ←販売のみ
07/31 新宿@東京 出版記念の夕べ Cafe★Lavanderia
07/30 東京 新ひきこもりについて考える会
07/23~24 高知県高知市 ホテル三翠園
07/22 水道橋@東京 サロン・ド・朔
06/30 番外編 東京女学館
05/29~30 姫路城・大阪城 お城徘徊ツアー
05/29 兵庫県姫路市 イーグレ姫路
01/29~30 千葉県南房総市富浦 民宿「ぜんべい」
01/23 神奈川県横浜市保土ヶ谷区 星川地域ケアプラザ  
01/20 神奈川県川崎市 黒川青少年野外活動センター    
2011/01/16 東京都北区 岸町ふれあい館
2010/12/11 東京都調布市 西部公民館


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2011年12月 7日 (水曜日)

更年期のヒステリーで出家

 瀬戸内寂聴先生の講演会でのこと。昔はマスコミの人に、なぜ出家したのですか? とよく質問されたそうです。これに、分からないと答えると、たちどころに「小説が書けなくなった」とか「男に逃げられた」と週刊誌に悪口を書かれるのです。でもね、「小説も書けるし、男もいるのよ!!」と寂聴先生は声高らかにおっしゃいました。

 寂聴先生が出家したのは51歳。悩み相談にくる女性も49〜51歳くらいがすごく多いそうです。「更年期なのね。私が出家したのも更年期のヒステリーじゃないでしょうか」と寂聴先生は、さらりとおっしゃいました。

 皆さんも、更年期が辛かったら尼さんになるようにとの薦め。ブッダは関係なしでございます。寂聴


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2011年12月 6日 (火曜日)

99歳の詩人

 99歳の詩人こと、柴田トヨさんの詩集を本屋でぱらぱらと見た。一人息子の健一とのいがみ合いがポエムになっている。健一が職を転々としていた事実もポエムになっている。いたたまれなくなって、本を閉じた。柴田ママンの力でなんでもポエムになり、ベストセラーになる。その原動力である健一こそ、日本一の孝行者ですなあ。は百歳


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2011年12月 3日 (土曜日)

お誕生日会

 一日早いですが、勝山おじさん誕生日会が、自宅でおこなわれてしまいました。40歳のバースデーです。甥っ子からはプレゼントに、靴下とレッグウォーマーをもらいました。「俺が選んだ。お兄ちゃんは何もしてない」と甥っ子次男坊(5歳)が言っておりました。

 甥っ子はおじさんが40歳になるということに、甥っ子長男坊(8歳)大変驚いており、「27歳ぐらいだと思っていた」とのこと。確かに、こんな40歳はあんまりいないよなー。甥っ子相手に、ドンキーコンガ、星のカービィ、部屋の中でテニス、相撲、ロデオの馬役、と順調におじさん業をこなして、誕生会は終了です。疲れきったよ。

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2011年11月28日 (月曜日)

お金大好き寂聴先生、最後の善行

遊行

 ばーん。寂聴先生が特別講演会「遊行」と題して、渋谷公会堂を皮切りにツアーをしていることは、もうご存知ですよね。私の地元の、神奈川県民ホールでもやります。ただね、チケットが4200円なんですよ。値段も、ホールの大きさもロックコンサートさ。チャリティーとは無縁のガリガリ亡者です。

 寂聴先生も89歳、しかも一度寝たきりになっていますから、今度の講演会が事実上の、公開遺言になります。原発に反対していながら、デモには一切顔をださない。無料では話さない、という徹底ぶりはさすがです。寂聴先生の説法はテレビでしか見れないのかと残念に思っていた、我々に最後のチャンスが訪れました。

pic

 ひゃほう、チャリティー講演会です。入場料はたった1000円。しかも岩手県一戸町のアンテナショップで使える五百円の商品券付き。入場料から経費を差し引いたお金は全部、岩手県災害義援金募集委員会に寄付するという、純度の高いチャリティーイベント、入場料は実質被災地への義援金になります。寂聴先生、人生最初にして最後の善行でしょう。11/29と、明日なのです。もっと早くブログでお知らせするべきでしたが、私がこの講演会を知ったは、地下鉄の吊り広告でした。このイベントに関しては、ひきこもりは情報弱者です。外に出ないと、この講演会の存在すら知ることができないという仕組みだったのですから。

 私はなんとか前売りチケットわ購入しました。かぶりつきで、生臭い講演を堪能しようと思います。いつもは満員御礼、即完売が売りの寂聴先生の講演会ですが、公式サイトを見ると今回は当日券があるようです。これぞ神の思し召し、みなさんパシフィコ横浜に行きましょう。

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2011年11月25日 (金曜日)

おじさんは将来なにになりたいの

 小学校の授業でやったことを、家に帰ってきておじさんにぶつける。それが甥っ子長男坊の行動パターンです。甥っ子先生による授業なのです。質問、「おじさんは将来なにになりたい?」。んっ、前にも似たようなことを聞かれたことがあるぞ。その時は、おじさんはベイスターズの選手と答えたはずだ。

 でも今回はそういう軽いノリとは違う、夢を語るというのとは少し違うようです。おじさんは思いつかず、うーん、うーーん、と腕組みをして悶えています。ふと甥っ子が誰に聞かせるでもなく、それでいて独り言でもなく、静かに、はっきりと、心のツイッターに囁きました。

 「あっ。おじさんは、もう将来か…」

 そうだった、おじさんはもう将来になっていた。甥っ子からの質問は、二人の間を流れるそよ風に乗ってどこかに飛んでいきました。心の木枯らしに、うろたえたおじさんは、甥っ子の持っていたDSカービィをおもむろに始め、長男坊が手こずる中ボスを速攻で倒しました。えっへん。
 
 秋が冬になるように、勝山おじさんも、一緒に遊んでくれる楽しいおじさんから、自慢できない親戚へと変わっていきます。そう、ひきこもり男子なら誰でも。


追伸・おさらい千葉ツアー 
 今週の土曜日11/26日から巡礼ツアーが再開します。お暇な人は是非お越しください。遅刻・早退・ばっくれあり。心身ともに体調が良ければ、こじれ防止に社会参加して見ませんか? しゃるうぃー。

11/26(土) 千葉 ワーカーズコレクティブ 風車/千葉・休もう会
    
12/10 千葉 よっといで!@五香市民センター
2012/02/18 千葉 なのはな会@千葉市民会館

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2011年11月24日 (木曜日)

ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー in 五香 2011//12/10 (土)

■よっといで! ひきこもり名人 勝山実さんとの座談会
「安心ひきこもりライフ」の著者である自称「ひきこもり名人」勝山実さんの不登校・ひきこもり経験談を聞きながら日頃抱えている悩みや体験を気軽に話し合いましょう。

会 場 五香市民センター(新京成線「五香」駅下車徒歩15分)
時 間 13:30~16:30
参 上 勝山実(名人)
参加費 200円
定 員 20名くらい。和室だよ。
主 催 よっといで!
連絡先 申込み・お問合せ
12月2日(金)までに、TEL 080-1020―9611/服部宛て
またはメールmattari0903あっとまーくdocomo.ne.jp 宛てに件名に「座談会申込み」と明記の上、お申込みください。


より大きな地図で ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー を表示

 11/26日に引き続き、今度は千葉県松戸市五香にてまったりよもやま話の会をおこないます。千葉づくしですのう。詳しいことはまたあとで書き足します。ひきこもり業界ではめずらしい申込み制ですが、まあどうとでもなります。とりあえず申し込んで、あとは来るも来ないも当日の体調しだい。それがひきこもり流というものですぞ。どーんと行け。

これからの、ひきこもりブッダ全国巡礼ツアー
11/26 千葉 ワーカーズコレクティブ 風車/千葉・休もう会
12/10 千葉 よっといで!@五香市民センター
2012/02/18 千葉 なのはな会@千葉市民会館

2012/冬 北海道
2012/夏 広島
2012/夏 北海道

終了した巡礼ツアー

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2011年11月20日 (日曜日)

ひきこもり反省文

 ひきこもり名人とか言って、全然ひきこもっていないじゃないか、ブログだけ読んでいるとそんなふうに思うかもしれません。でも11月に入ってから二週間、歯医者に行く以外は、ほとんど家にひきこもっていました。ひきこもり初心者のように、夜ふかしして、昼過ぎに起きる。何をしているかというと、パソコンでアニメの動画を見ているのです。現役復帰だね、元に戻った。

 世間がイメージするひきこもりそのものの生活。ネトゲ廃人、の動画版といえましょう。ネットで「生存戦略」という言葉を見つけたのです。オタクが喜ぶ言葉といえば「生存戦略」だというような紹介のされかたでした。これはどういうことなんだろうと、気になってグーグルで検索するとアニメの動画がたくさんヒットする。

 いわゆるアニメ好き男子が好きそうな美少女が「生存戦略ーーーー!!」と叫び、ロック風のアニメ音楽に合わせてセーラームーンを派手にしたような映像とともに、変身する。そんなシーンが延々と流されるのです。そして美少女はヤッターマンにおけるドロンジョ様のような衣装になり、ふたり組のイケメン男子に「きっと、何もになれないお前たちに告げる」と下僕に命令するかのような口調で、ひどいことばかり言い始めるのです。

 美少女が変身して、スーパーウーマンになり悪と戦う、そんなものではないようです。変身して罵倒ですから。SMの女王様のようです。しかも罵倒している相手が、ボヤッキー&トンズラーのようなブ男ふたり組ではない、タイムボカンシリーズじゃあない。前後のストーリーが見えない、それに変身する理由も分からない。どういうアニメなんだろう、これのどこが「生存戦略」なんだろう。

 もう少しだけ調べよう、そんなちょっとした気の緩みが、アニメ動画廃人への道でした。生存戦略に、折伏されてしまったのです。一話30分のアニメを、延々と19話まで見る、合計約九時間半。しかも違法な動画共有サイトで鑑賞。こうなってはいけないひきこもりの典型です。

 すっかり生活リズムがくるい、風邪も引いてしまい、今日など咳が出てよく眠れませんでした。もうこんな生活では困ります。深く反省し、今日より生活を改めることを天に誓います。生存戦略の正体は、輪るピングドラムというアニメで、最初の10話くらいまではギャグアニメとして抜群に面白い。そのあとは一転してシリアスな展開になります。謎が謎をよび、それがまた新たな謎を生む、でも謎は一切解明されないという消化不良アニメで個人的には退屈。なによりも、私のごちそうである、生存戦略の変身シーンがほとんどないのです。ドロンジョ様風のヒロインが、主人公を罵倒するシーンに喜びを見出していたのに……、とんだお預けですよ。

 初代ガンダム以外のアニメにはあまり関心がありませんでしたが、久しぶりに人間がダメになるまでアニメを見ました。こうなってはダメだぞ、それがダメになってしまった名人からのメッセージです。がんばって、もう見ないようにします。

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2011年11月16日 (水曜日)

ミッキーマウスが怖い

 甥っ子次男坊がディスニーランドに行きたくない、俺は留守番していると、言い始めました。登園拒否ならぬディスニーランド拒否です。家族そろって楽しくディスニーランドと妹家族は考えていたところに次男坊の反乱です。

 ディズニーランド大好きな甥っ子兄が、おじさんなんとかしてくれ、弟をディスニーランドに行くよう説得してくれ、そして俺にはカービィのソフトを買ってくれ(お金がないならDSのやつでもいいから)と懇願です。甥っ子のお願いには出来るだけ応えていきたい、おじさんの評価を上げるチャンスですから。ただゲームキューブではカービィはなかったはずだ。DSの中古ソフトを買ってこよう。目一杯安いやつを買うぞ。あとは次男坊との対話です。
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 ばーん、ミッキーだよー。甥っ子次男坊(5歳)が恐れるやつです。おじさんは言ってやりました。
「うわわわ怖いねえ、ネズミのバケモノだねえ。浦安のねずみ男だ。水木しげる先生のやつですな。なんだよ、上唇がめくれて、その上にボーリングの玉がのっていて、これじゃ前がよく見えないだろう。生き物として間違ってるね。あと富士額じゃなくて、ハゲだね。おじさんもミッキーが怖いですのう」

 そんな感じで次男坊のミッキーマウスが怖いという感性を全肯定してやりました。それでよし。おじさんも小中高の学校遠足でディスニーランドには何回も行ったけど、友達のいないおじさんときたらバスの席は先生の隣、園内ではトムソーヤ島で寝そべってジャンプを読んでいるという有様。楽しいことは何もなかった。ディスニーランドなんて、いかなくていいんだよ。

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2011年11月12日 (土曜日)

オランダ新聞

 オランダ新聞の取材を受けた。オランダと言えば何か、チューリップ、水車、サッカー、ゴッホ、いえいえそれは大麻です。大麻を持っていても逮捕されない寛容の国が、オランダ。世界は広いですのう。ヨーロッパの中心で、ぷかーっと大麻を吸っているオランダ人の肝っ玉のデカさが好きなのです。売春もカジノも合法です。結構な観光資源で税金も入るという仕組みになっています。

 どうせ禁止しても、やるんだからと、現実的な対応をしている。ワークシェアリングの国であり、自転車の国であり、教育の先進国でもある。日本以外の国に行かなくてはいけないとなったら、私はオランダに行きたい。憧れの国オランダ、だからオランダの新聞のインタビューには大変乗り気でした。

 「なぜ親が嫌いなのに、親と一緒に住んでいるのか」というのがオランダ人記者の一番の質問でした。親と離れて暮らせばいいじゃないか、というのです。いがみ合いながら、暮らすのはヘンなのでしょう。ひきこもるにせよ、一人暮らしでしょ、そうじゃないと理解できないというふうです。それに対する私の答えは、どっちのストレスを取るか、ということです。

 嫌な親と暮らすのもストレスだが、外に家を借り、働いて家賃を払うのはもっとストレスだということ。日本で働くのは、キツイことだ、家賃も都心では世界一高い。悪い労働環境&高すぎる家賃、それと両親といがみ合いながら暮らすこと、どっちが取るか。私の答えは、いがみ合うほうがマシという結論です。働いて家賃を払うくらいなら、喜んで親子でいがみ合い続ける。一生な。

 そんなことを話しました。オランダでは、ワークシェアリングが実現していて、さらにスクォッティングと空き家占拠が、法律で認められている。ホームレスをせっせと排除する日本とは真逆の対応です。

 インタビューでは、ひきこもりには直接支援こそ大切という話をしました。そのせいでしょうか、記者のシビラさんは私に、AMSTERDAMと刺繍された帽子をプレゼントしてくれ、日本語が読めないのに「安心ひきこもりライフ」を買ってくれ、飲食代を払ってくれ、別れ際、食べかけの甘栗を私にくれました。まさに直接支援です。が、甘栗はどうなんでしょうか。

甘栗

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2011年11月 9日 (水曜日)

atプラス10と人民新聞にインタビュー

at10

 ばーん。atプラス10の、我は如何にして活動家となりし乎というコーナーに、活動家として登場しています。後半の就労支援批判は面白いと思いますので、そこだけでも読んでほしい。大きな書店に行けば必ずある。大物に混じって、ひょっこり載っていますので見てみてください。

人民新聞

 ばーん。人民新聞、2011/10/25日号。150円、東京なら新宿の模索舎で手に入ります。昔は新左翼という名前だったのですがイメージが悪いということで、人民新聞になったとか。その思考回路が素晴らしい、私から見るとまったく同じイメージなんだけどな。ゴリゴリの左翼機関紙ですが、フリーターズフリーを手がけている栗田隆子さんが編集に参加していることもあり、社会問題に関心のある方なら、面白いはずです。特に今回のひきこもり特集はお薦めです。カダフィ大佐の記事もよい。人民新聞のサイトで少し読めますよ。

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2011年11月 6日 (日曜日)

珍タイトル大賞

日本タイトルだけ大賞にノミネートされました

 安心ひきこもりライフがノミネートされてしまいました。ノミネート作品、過去の受賞作を見るかぎり、2011珍タイトル大賞と解釈してよいでしょう。タイトルで笑わそうとか狙ってないのに候補です。他には作品はどんなものがあるのでしょうか。

 『世界一周ホモのたび』。アウトでしょ。こういうのでガッハッハと笑っちゃいけない時代だと聞いております。セクシャル・マイノリティとか、性同一性障害とか、そういう言葉もあるわけだから、ホモと言ってしまってはアウトです。

 『ブッダに学ぶゴルフの道〈地の巻〉』。煩悩あふれるナイスショット。個人的にはこれに大賞をあげたいです。アイアンが得意な舎利弗。パワーの目連。バンカーに入れてばかりのアーナンダ。もちろん、ブッダは全部ホールインワンですぞ。

 『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える』。いいえ、買えません。でもマンガなら買える。 

 『図解 牢獄・脱獄』。ブタ箱の解説書。しかも脱獄まで、図入りで解説です。でも、大賞を狙うにはちょっと不謹慎すぎるかもしれません。まだまだ珍タイトルノミネート本はあるが、キリがないのでここでやめておく。

 過去の受賞作は『ヘッテルとフエーテル - 本当に残酷なマネー版グリム童話』と『 スラムダンク孫子』。ダジャレとパロディの合わさった面白味というのがこの賞を獲得する鍵のようです。もうすぐ、一次選考ですが、『安心ひきこもりライフ』程度のぬるいタイトルでは、とても受賞など望めそうもないのが残念です。

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2011年11月 4日 (金曜日)

ひきこもりグレーゾーン

 ひきこもり男子は、「働ける」と「働けない」とにはっきりと、分かれているわけではない。働けるを黒、働けないと白とするなら、ひきこもり男子のほとんどはグレーなのです。働ける人とまったく働けない人との間に、壮大なグレーゾーンの中に存在しているのです。これを考慮せず、一律同様に就労訓練させるから、一部の成功例を除いて、ほとんどが挫折して、ひきこもりノイローゼになってしまう。

 働く力もさまざまです。1日に1時間しか働けない人から8時間フルに働ける人と、それぞれのタイプがあります。当然、社会復帰や社会参加のやり方も、人それぞれで、変わってくるはずです。更に言えば、1週間に5日間勤務できる人と、週1日勤務で精一杯の人とがいる、当然社会参加のやりかたは全然違ってくるでしょ。

 労働タイムが1時間〜8時間、労働日数が1日〜5日、これらの多様な組み合わせ、これだけでも実に多くのパターンがある。本人の能力にばらつきに合わせて、多様な働きかた、多様な勤務体制を作らない限り、就労支援なんていくらやっても、継続的に働けるようにはならんでしょう。

 さらに不況・災害・原発事故で、働きたい人に比べて求人が少ない。だから訓練よりも先に、就職先を確保しなければいけない。そして、その職場で働けるよう、仕事先にあったオーダーメイドの訓練をするべきだ。極端な例えを言えば、就職先が自衛隊の人とと、コンビニで働く人とが、おなじ就労訓練をしていていいわけがない。自分が採用される仕事にあわせてものでなければ、訓練にならない。

 就労訓練と称して、たこ焼きやお好み焼きを作っていても、それは就労訓練ではない、料理作りですよ。何年やっても料理作りの訓練のまま。就労未経験者でままで、履歴書は真っ白のままです。

 景気がよく、労働者が足りない時にだけ、就労訓練は有効だった。でもそんな十以上前の成功例を繰り返しているから、成果が出ない。就労支援で脱ひきこもりできた、そんな思い出にいつまでも支援者がしがみついている、そのことが若者支援塾などに代表される、現在のひきこもり支援失敗の原因であろう。過去の成功というのが、現在の失敗を生むのですな。

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2011年11月 2日 (水曜日)

続・静岡13人

 定員60人の会議室に13人。授業が終わった後の、放課後の教室をイメージして欲しい。そこで、マイクを持って講演会をしたのです。つまりは、そういうことなのです。

 ただ、ひとつ強調しておきたい。いい内容のイベントでした。会議室が広すぎたという、一点を除けば完全に成功しているイベントですよ。20人くらいで一杯になるくらいの会場を使い、交流会は近くのマクドナルドかなんかでやれば、心温まるいい催しになったと思います。主催する側だけでなく、来てくれた人もとても熱心で、ヒューマンな人ばかりだった。なんとも、もったいない。

 不登校シンポジウムに出演していた、荻野さんなんか私より面白いトークをしていし、くるみちゃんや、伊藤さんのトークもいい味わいを出していた。ふらっとの代表である高橋くんの生命力のない話しぶりは、よくできたシュールコントのようで愉快きわまりない。

 機会があれば、静岡でリベンジしたいのですのう。追伸、高橋くんへ。おみやげにもらったうまい棒、全部しけっていました。賞味期限内なのに、しけっていましたぞ。ハズレってことなのかな。

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